沢山の苦難を乗り越え、花が芽吹くのを待つ2人の恋
沢山の苦難を乗り越え、花が芽吹くのを待つ2人の恋。
ナミンというかけがえのない存在に出会い、少しずつ人間らしく変わっていくスンホの姿が印象的で、一筋の光が注ぐのをずっと夜の暗闇の中で待ち侘びていたように感じました。表情や仕草の全てから不器用な愛情が伝わってきて胸が締め付けられました。
愛する相手に巡り会えた時、人は感情的に人間らしくなれるものなのだとこの作品を通して思わされました。
ラストの再会する場面は、2人のやりとりに何度読んでも涙が溢れて止まりません。