攻め 五十嵐蒼 Dom アイドル
受け 佐藤翔太 Sub 大学生
Dom/Subでアイドル×ファン
どちらも積極的に読むジャンルではないけど、試し読みに惹かれて購入しました。
結果、大当たりでした〜!
受けの翔太くんが純真で一生懸命ないい子でめちゃくちゃ可愛かったです。少年っぽさ残る顔立ちでかわいい〜!
ほわほわして癒やし系だけど元野球部(お話には出てこない設定)ってギャップも良かった…!野球部に翔太くんのことかわいいと思っていた人絶対いると思うんですけど、いないんですか…?
あと笑顔も最高にかわいいけど、照れ顔と泣き顔のかわいさに萌えました。
攻めの蒼くんもニコニコ爽やかアイドルな好青年だけど、翔太くんだけに見せるドSな表情や執着心、プレイ後の優しさのギャップに度肝を抜かれました…!
翔太くんがかわいいのに無自覚でDomの男にちょっかいかけられますが、圧倒的なグレアで蹴散らす蒼くんがいるので安心してくださいね。
ピュア受けが好きな私の嬉しかったポイントは、翔太くんがDTSJでファーストキスが蒼くんってところです。こんなにかわいいのに…圧倒的感謝です。
絵がすごくきれいで、ずっと見ていたくなります。ぜひ続きが読みたいです!(2巻のあとがきを読むと期待できそうかな…?)
サブカップルも出来そうな予感ですが、まだまだ蒼くんと翔太くんのお話が読みたいなと思いました。
好みの作品に出会えて嬉しかったので、電子と紙どちらも購入しました♪
何度読み返しても幸せな気分になれる甘々なDom/Subです。
とらのとら先生、楽しみな作家さんが増えました。
この本すごく大好きです!!
◎攻め
千宙(ちひろ) 優しくてモテモテなのに気取ったところがないスパダリ
◎受け
菫(すみれ) 自分に自信がないけど一生懸命な頑張り屋さん
大学入学からの十年間、二人が出会って恋をして結婚するお話です。
出会ってすぐ菫くんに一目惚れをした千宙くん。見た目がかわいいから? かわいいからすぐ好きになるなんて不誠実じゃないか? と思い悩みながらも、菫くんの内面を知るたびにどんどんと惹かれていきます。
菫くんがめちゃくちゃ素直でおっとりとした良い子で、菫くんから発信される全てのエピソードがかわいすぎて身悶えちゃう千宙くんの気持ちすっごくわかる〜!
そんな菫くんも入学式で声をかけられた時から、千宙くんに好感をもちますが、千宙くんを大好きな友達は自分以外にもたくさんいる。「あんまり大好きにならないようにしないと」と自制します。それってもう大好きじゃん…! と思いますよね。でも恋を知らない菫くんは気づかないのですよ。
最初は友達としての「大好き」だったけど千宙くんに優しくされるたびに好きの種類がわからなくなる菫くん。
二人は付き合う前からお互い「大好き」って想い合ってて、これで付き合ってないの!? ってなるんですけど、そのスローペースが全くストレスならないし、むしろキュンキュンとして見守っていたくなりました。
菫くんに嫌われたくなくて、優しくしたくて、好きだ付き合ってなんて言って怖がらせたくない、となかなか自分の本心を言えない千宙くん。付き合うきっかけが菫くんからの言葉だったのがすごく良かったです。そのときの菫くんがかわいくてかわいくて…!
二人が付き合った日のクリスマスイブ、多幸感に溢れていました。ピュアだけど、ちゃんとそういう意味で千宙くんが好きだったんだと分かるシーンがあるのですが萌えすぎて大変でした。菫くんどこまでも素直。全部言っちゃうんだね、かわいい。
就職して遠距離になりますが、ちゃんと想い合っていてお互いを最優先にする二人なので、切なくてもそれを超える幸せな結末が待っているので安心してください。
「菫くん」「千宙」と呼び合っているのも可愛い。思わず呼び捨てしちゃった菫くんに対する千宙くんの受け止め方が最高でした。
千宙くんは甘く優しくて、話し方とかも柔らかいけどめちゃくちゃ頼りになる人ですよね。さすが「令和の攻め」です。菫くんのことすぐ抱き上げるし膝に乗せたり攻めっぽいことするけど、かっこ悪いところも自己申告したりして全然いやみがない。
優しさにあふれている先生の台詞の言葉選びがすごく好きです。文章も柔らかくて温かい。
場面描写もお上手で、挿絵のないシーンでも頭の中で自然と「こんな感じの建物なんだろうな」とか「こんな景色なんだろうな」と思い浮かべることができました。
感想を書いていたらまた読み返したくなりました。お話の中で引っかかるところがないので、どんな気分の日でも安心して読めるのが嬉しいです。
このお話に出てくる人たちがずっと幸せでいてほしいなと切に願います。
みずかねりょう先生の挿絵もすごく美しくて、特に遠距離中の二人がビデオ通話するシーンが好きです。
菫くんのみの挿絵のところは、すごくすごく良いシーンなので、実際に読んで確かめていただきたいです。
ピュアな二人の甘酸っぱくて幸せなお話が好きな方におすすめです!
初読み作家さんです。
あらすじを読んで試し読みをして、レビューも高評価だったので購入しました。
結果、買って大正解!です。
攻め お尻でイけるように開発する仕込み屋
受け 好きな人のセフレとして頑張りたいDK
お話の中に風俗だったり、セフレだったりとのワードが出てくるのでピュアとかけ離れていると思っていましたが、いい意味裏切られました!
めちゃくちゃピュアで可愛かったです!
片想いの相手のためにセックスが上手くなりたいとの思いで、大学生と嘘をついて忍さんに仕込んでもらった戌峰くん。速攻嘘がばれて、距離を置かれてしまいます。アウトローな見た目とは裏腹に、高校生には手を出さない主義の倫理観がある攻めです。
突き放したつもりなのに、戌峰くんの純粋で世間知らずなところを放っておけなくなる忍さん。
戌峰くんは忍さんに仕込んでもらえなくなる分かると、おじさんとホテルに行こうとしたり、クスリをやってるような男と寝ようとしたり(全部未然に防がれています)……それも全部片想いの相手に満足してもらいたいから。
その片想いの相手はDKの戌峰くんに「セフレならいいよ」とか宣うクズなんですけどね。
こんなことしているのに戌峰くんの中身は穢れないピュアそのもので、片想いの相手との初めてのデートに誘われると「普通の話ができるかもしれない」のが楽しみとか言うんですよ〜!可愛すぎませんか?
見た目はクールで、空手をやっていて、勉強もできる文武両道の子なのに中身めちゃくちゃ可愛い。
そんなピュアな気持ちで楽しみにしていたのに、片想いの相手とはただのデートじゃなく、複数人で戌峰くんをレ○プしようという最低な計画だったのです。
それも忍さんに助けられて未然に終わります。この時の忍さんめちゃくちゃかっこいいので実際に見てほしいです。
デートできずに気落ちする戌峰くんに、だったら俺ととデートに誘う忍さん。
行き先はまさかのフラワーパークでチョイスがかわいい。電車の路線で行き先決める戌峰くんもかわいい。
戌峰くん、クールでちゃんと男の子の見た目なのに3話ぐらいからめちゃくちゃかわいいです。
デート回からはとても甘くて、次第に近づく二人の距離にキュンキュンさせられました〜。
初エッチは戌峰くんの大学の入学式の日。めちゃくちゃかわいかった…戌峰くんのボタンのフォロー優しいね、震えちゃってかわいいね、とにまにましちゃいました。
普段クールな受けちゃんにはそこまで萌えないのですが、クールの真相がわかるとかわいくてたまらなくなりました。
本当の恋を知って最上級に可愛くなった戌峰くんの今後のお話も読みたいなぁ……先生、編集部の皆様ご検討お願いします。
我慢強く大人な攻めと、ピュアな年下受けが好きな方にはぜひ読んでほしいです!
初読み作家さんです
再婚してできた7つ上の兄の友達にずっと片思いしているオメガの受けのお話。両視点ものです。
オメガということを家族以外には伏せて過ごしている瑞稀。それなりにモテているけど、高校二年生の時点ではまっさらピュアな高校二年生。
そして年上攻めの年の差って好みの要素しかないのですが、個人的な苦手要素がありまして評価は中立とさせていだきます。
受けが攻めをずっと一途に想っているのかと思いきや、受けが大学生になると「女性と付き合ったことがある」との事実がサラッと本文に書いてあるのですよ。これめちゃくちゃショックでした。攻めのことが好きなのに、適当な相手(女性)と付き合うというのが私の地雷なので…
あと受けの大学の女友達に対する言葉遣いもちょっと荒くて、かわいい系の受けを想定していたので勝手に落ち込みました。女友達もなかなか癖があるので好き嫌いがわかれそうです。
表紙とタイトルから切ないけど甘いお話なんだろうな〜とワクワクして読みましたが、途中から読むのが辛くなってしまいました。
もちろん勝手に決めつけた私が悪いんですけど…
評価をさげて申し訳ないです。
彩東あやね先生の本を読むのは、「悪党のロマンス」「恋の幸せ、降らせます」についで三作目です。
私は試し読みがあれば購入前にすることが多いのですが、こちらは試し読みからものすごく惹かれて発売を楽しみにしていました。
年上攻め&歳の差がお好きな方にめちゃくちゃオススメです!「年の差ハートフル・ロマンス」の帯に偽りなしで、とっても癒やされました(^^)
妻に不倫されて離婚し、男一人で古民家に移り住んだ医師・那須川さんがこのお話の主人公です。
那須川さんのお家は古くは花魁があった辺り、引っ越し初日から花魁の姿をした幽霊がバンバン出てきます。
幽霊をよく見てみると、みんな綺麗な姿をしているけど男性ばかり。幽霊たちは男花魁だったのですね。
那須川さん、幽霊が出てもそれほど気にすることもなく幽霊たちの集会を肴に晩酌したりとおおらかです(笑)
那須川さんと幽霊たちは意思疎通ができません。それに少し寂しく思っていたところに花魁の姿とは違う、素朴な浴衣を着たキレイな青年が現れます。花魁たちの仲間かなと話しかけたところ、普通に会話が成立して那須川さんは驚きます。
青年は「漣」くん。浴衣をプレゼントしてくれた彼氏に振られて自殺した幽霊。
自殺したというのに、無邪気で親しみやすい漣くんに那須川さんは次第に惹かれていくというお話です。
自殺って内容的に重いかな…と感じる人もいるかもしれません。私もそう思いましたが、そんな事はないです。
優しく温かいお話で、ずっと手元に置いておきたい本だなと思いました。
前半は那須川さん視点。
那須川さんから見た漣くん、素直でとてもかわいい〜!
ノンケの那須川さんが好きになるのも納得できるとても良い子です。
あるとき二人で夏祭りに出かけます。
そこで彼氏のことで色々思い出して、漣くんがフラッシュバックしたシーン。彼氏にDVされていたのに、健気に彼氏をかばうことを言う漣くん。
そんな漣くんに那須川さんが感情的になりつつも、優しく諭すように話す一言一言がすごく胸にしみて泣いてしまいました。
とても良いシーンなので、ぜひ実際に読んでほしいです。
前半は幽霊の漣くんが、入院している病院で目覚めるまでのお話です。
後半は漣くん視点。
目が覚めた漣くんは那須川さんとの出来事を夢だと思っていて、幽霊のときより畏まった態度で那須川さんに接します。
幽霊のときはタメ口だった漣くんが、敬語で話すのもかわいい…。
退院後しばらく実家で暮らすようになった漣くん。再婚している両親にも、義理の兄にも気を遣いながら、必死に自立しようと頑張る漣くんが健気でほんとにいい子すぎて…
甘えてほしい那須川さんと、迷惑かけたくない漣くん、すれ違うところが切なかった〜
リアルでキスするシーンめちゃくちゃ良かったです。
那須川さんの温かい優しさに包まれて、漣くんがいつまでも幸せだといいなと思える素敵な一冊でした。
初読みの作家さん。
カバー惹かれて購入しました。中の絵もとても綺麗ですね〜。
万人受けするストーリー展開かな?と思いますが、個人的な好みで今回は中立という評価です。
幼なじみで親友だった攻めと受けがあることをきっかけに疎遠になったけど、攻めが受けの秘密(女装でア○ニー)を知ったことで身体の関係を持つようになり……といった話です。
この二人、両片想いなんですよね〜両片想い大好きです。
攻めはモテモテで一見軽そうに見えるけどそんなことはなく、女の子の遊びの誘いや告白を断ったり一途ですよね。好感が持てました。
一途同士ってかなり好きなのですが、すっごく萌えた!とならなかったのは個人的に受けの口調が上司みたく思えてしまって…^^;
受けの見た目が綺麗系なので、「〜だろ」「悪いな」とかではなく柔らかい口調を求めてしまったところがあります。
絵柄やお話の展開は好きなので、次回作も読んでみたいなと思いました。
某所でおすすめされた本ですが、私からもおすすめしたいです! 全3巻。
もう、もう、可愛くて可愛くて可愛すぎていい意味でしんどい…ひとコマひとコマ大事に読みました。
かわいいお話が好きな人は絶対読んでほしいです!
攻め 数学教師の須藤先生・受けのクラスの副担任
受け 高2の森下くん
がメインのお話です。
両視点なので、一話からお互いがお互いに好意を持っていることがわかります。私は安心して読みたいタイプなので両視点もの好きです!
一話から森下くんが先生好き好きオーラ出しまくっててそれがめちゃくちゃ可愛いのです…
先生大好きが溢れちゃって、目が合うとニコーッって笑うの可愛すぎません?
先生が心の中で「かっわいいなぁっ!」ってメロメロになっているの同意しかないです。
素直で礼儀正しくてめちゃくちゃ良い子で笑顔が可愛いなんて好きになるしかないじゃないですか。
攻めの須藤先生も真面目で生徒思いのいい先生なんですよね。
森下くんのことをかわいいな好きだなと意識しているけど、あくまで「教師」というスタンスを崩さない。
最高にいい先生じゃないですか。
二人が両片想いなことは、友達やクラスメート、先生の同僚で腐女子の新島先生にバレバレで、そっと応援されているのもイイナ…と思いました。
BLですけど、ピュアピュアでほっこり優しいお話なので、別冊マー○レットとかに載ってても違和感ない気がします。
お互い実るはずない…と思っていた恋が、スローだけど確実に進展していくのが最高に良かったです。
やっぱり進展してくれないと寂しいので…
付き合ってくれて最高に嬉しかった〜!
全然想像できませんが、この二人のデートやキスの先も見たいな…! ハグでもいい…! 強欲ですみません!
あわこ先生の無理のない範囲で…続きを描く予定がありましたら全力で待機したいと思います。
蒼依 バーテンダー
櫂成 探偵 蒼依の働くバーのお客さん
ロキ 櫂成の相棒で恋人?
川琴ゆい華先生の新刊楽しみにしていました!
ファンタジーをあまり読まないので入れ替わりものってどうかな? と思いましたが、私は好きでした。
恋に憧れて上京した蒼依。狙ってないけど可愛くなっちゃうみたいな感じ。バーのお客さんにちやほやされている、小動物系で純真な受けが好きな人におすすめです。
蒼依は仕事中に困っているところを助けてくれた櫂成に初めて恋をします。
だけど櫂成にはお似合いの恋人ロキがいる。二人の関係性がうらやましくてロキになりたい…!と強く願ってしまった時に、事故をきっかけにして蒼依の身体とロキの身体が入れ替わってしまいます。
普段の態度と180度違うロキ(中身は蒼依)に気づいた櫂成に不審に思われて、すぐに入れ替わっていることを告白する蒼依。
個人的にすぐバレて良かったかなと思いました。やっぱり中身が蒼依だと知ったうえで展開して欲しいので。
櫂成の役に立ちたくて、探偵業や同居する家の家事を頑張る蒼依。
ある日、依頼人の気持ちに寄り添った結果、櫂成がとある場所に潜入調査することになり、蒼依がその事で嫉妬します。これね、仕事だとしても嫌な気持ちわかります。
蒼依の八つ当たり的な嫉妬で、イライラして櫂成を責めて、嫉妬したことを見破られて、宥められて。理不尽なことで責められても可愛いって思える櫂成、懐が深いです。
櫂成の「口がへの字になってるやん?」というセリフにぐはぁっとなりました(笑)ゆい華先生の掛け合いっていいな、といつも思います。
あ、蒼依の理不尽な拗ね方も可愛いですよ。
そんな櫂成もロキに嫉妬したり、手を繋ぐだけで照れまくったり蒼依のこと「けっこう」じゃなくて「かなり」好きじゃない? と思いました。慣れない探偵業を頑張ったり、朝ごはんを作ってくれたり、何より優しい気持ちで人と接する蒼依に徐々に心惹かれたんだと感じました。
櫂成視点がないから分かりにくいですけど。
探偵業のお仕事描写も面白かったです。ゆい華先生は色々な職業を題材にしますが、違和感なく取り入れられるところがすごいなあと思います。
今回はわりとお仕事多めですね。だけど小難しくないので退屈しないで読めました。
櫂成×蒼依のいちゃラブがもっと見たいなぁ〜!
体格差も好きなので、挿絵も二人で見たかったシーンもあり(カメラ操作教えるところとか)お互い入れ替わりなしのラブラブは最後の一回でかなり焦らされました(笑)
蒼依と櫂成も入れ替わるけど、キスと触りっこのみでリバみたいな感じはないので安心してください。
ロキのお相手(蒼依みたいな可愛い子)も気になるし、続編やスピンオフに期待して☆5にさせていただきます。
今度は入れ替わりなしのお話が読みたいな。
極道×医者のカップル
U-min先生の作画、本当に好きです〜特に攻めの伊武さん。もちろんカワウソ惣太先生もかわいい。
3巻目はラブラブ度が増しています(^^)
ラブラブ度は増していく一方なのに、伊武に愛されすぎて不安になってしまう惣太。
自分も同じだけ返したい、と悩み突拍子もない方法を思いつきます。
ディルドとゲイAVを購入して闇練…!
努力の方向性が……勉強熱心なのはすごく良いと思いますけど……笑
惣太に逆恨みして、病院で爆破事件を起こそうとする元同級生を伊武が格好良く制圧したり、極道たちのほっこり(?)したシーンもあり満足の一冊でした。
えっちシーンで伊武が言うセリフが甘すぎて……天使みたいだとか、精液が草原の香りがする(2巻)とかキザな感じなんですけど、作画が良いのでときめきます。個人的に、元々キザな攻めが好きなので余計に。
軽々と抱き上げてキス出来る体格差最高です…!
惣太が生理的な涙を流しながら、頑張って伊武のナニを口にするシーンも見ものです。
カワイソ可愛いです。
伊武が惣太にする時と全然口の開き方が違って、ここにも体格差が…と思ってしまいました笑
年下攻めではありますが、受けが敬語で「伊武さん」呼び、攻めは敬語なしなので、あまり年下感がなくて好きです。
極道苦手な人にもおすすめです。
まだまだ物語は続くみたいですが、ラブラブ同棲編を期待して首を長くして待ちたいと思います!
二人の姉の駆け落ちで、繰り上げ次期国王候補になってしまった王子フラン。
優秀な姉たち比べて、のんびり毎日のお昼寝を楽しみに生きてきたフランは、なんとか自分が国王になるのを阻止できないかあの手この手で説得しようとしますが失敗。
花嫁探しの舞踏会が開催されることになり─。
舞踏会の最中、対応に疲れてバルコニーで魔女のラフェルテ(ばあや)とともに休憩することになったフラン。
思い出すのは姉の婚約者のフェリウス殿下のこと。
姉の誕生日に年一回しか会ったことはないけれど、物腰柔らかく、文武両道で誰に対しても紳士的なフェリウスはフランの憧れでした。
自分が姉の立場だったら、絶対フェリウス殿下を選ぶのに、と納得がいってなかったフランはばあやとともに「実は殿下にとんでもない悪癖があるのでは?」と考えます。
完璧すぎるフェリウス殿下を袖にするなんて、どう考えてもおかしいから。
そんな話をしていたところ、バルコニーの下に謎の男が現れて、フランとばあやは罵詈雑言を浴びせられます。
やれボンクラだとか、やれババアだとか。
フランが穏便に済ませようとしても、謎の男の暴言が止まらず、男はばあやの魔法で子狼にされてしまいます。
フランの手の届かない場所に逃げたりすると、死にそうになるぐらいの頭痛がするというおまけ付。
そして魔法を使いすぎて倒れてしまったばあや。ばあやを助けるには特別な薬が必要になります。
その薬を取りに行くために、フランは初めて一人と一匹と、護衛の妖精付きで旅に出るというお話。
おとぎ話のような設定のファンタジーでしたが、小林典雅先生らしく優しく可愛くえっちなお話でした〜!
途中までずっと狼の謎の男。ウルヴァーと名付けられます。
フランに心からの謝罪をしなければ人間に戻れない魔法がかかっています。
ちょっと反省するとケモミミ付きの二歳児ぐらいの人間になったり、十四才ぐらいの少年になったり…上手いな〜と思いながら読んでいました。
このウルヴァーが攻めなんですけどね、罵詈雑言浴びせたり、始めの方は敵意むき出しだったりするんですけど、なぜか憎めない。
子狼の姿だからなのか、フランがそこまで落ち込んだりしないからなのか、態度が悪いとフランが距離を置いて頭痛というお仕置きをされるからなのか、なんだかちょっと「攻めかわいそう…」になってくるから不思議です笑
攻めの正体、読者はすぐ気付くと思いますがフランは途中まで気付かず、いつになったらラブになるんだろう!?と今か今かと待ち構えてました。
人を疑うということをしないフランは、旅の途中で騙されたり襲われたりします。
その都度、寛大な心で許そうとするフラン。
優しすぎる。
舞踏会に来てた母娘の母親(サキュバス)に無理やりキス(とは言いたくない)されて、その唾液の効能で身体が熱くなってしまいます。
その熱を治めるために、狼姿のウルヴァーに攻めフェされたりア○ルを舐められたりして慰められます。
「消毒のキス」の流れ最高でした…!
正体を明かしたウルヴァーもとい、フェリウス殿下。
あんなつれない態度はどこへやら、実はお互い好きだったと分かるとめちゃくちゃ甘くて優しくなります。
典雅先生らしい溺愛攻めで大好きです!
フランもぽやぽやしてるけど天真爛漫でめちゃくちゃ可愛い。
サキュバスにフランのファーストキスを奪われてなければ文句なしに☆5なのですが、個人的にもやもやしたので☆4.9でお願いします。