まとめて読んだので感想はこちらに!
ムラムラな鬱憤を抱えたヤンキー赤松が公園で出会ったドカンに住む男セブン。喧嘩をしかけるけれど勝てない日々、住む場所がなくなったセブンと一緒に暮らす事に⋯。
奥嶋先生の絵でガッツリBLが読める喜び!!
原作がSHOOWA先生なので内容はなかなかにハード。ゲイである事から家族と離れ一人暮らしの赤松だけど、完全に拒絶されている訳ではなくてちゃんと愛がある。対してセブンとエイト兄弟が生きてきた環境は余りにひどくて、クズでクソな大人ばかり。地獄から抜け出しセブンと赤松は幸せになれるのか?
もうひたすらに祈った!泣いた!住む世界が違うなんて事は障害にならなくて、2人で過ごす何でもない日常が本当に大切で愛おしい。 そして温泉旅行のスーパーネイチャーコースには爆笑したwwwww泣いて笑って、大好きな2人♡♡♡
会社員林の隣の部屋に越してきた大学生の吉鷹は礼儀正しい好青年。挨拶を交わす度密かにときめいていたけれど、林には男に抱かれたい⋯という願望が。ある晩酔って部屋を間違えた林に、吉鷹はそれまでと違う顔を見せて⋯。
本心が見えない謎めいたところのある吉鷹に、流されやすくて揶揄われていると思いながらどんどん惹かれてしまう林がいじらしい。
屈折してる吉鷹だけど本気で欲しい相手にはどうしていいのかわからないだけで。2人とも不器用すぎてもう。
余裕ぶって見えるけど実は嫉妬深くて独占欲強かったりする吉鷹の年下らしい年齢相応の顔が見えたりすると可愛いなぁ。ちょっと拗らせてたけど彼の闇はそれ程深くない。これからは林さんが明るく照らしてくれるはず。
絵が綺麗でエロキュンで良かった〜♡
1〜10巻までまとめて読んだので、感想はこちらに!
歌舞伎の名門玉乃屋の御曹司で若手女形の惣五郎と、大谷屋の御曹司で立役の源介。同い年でライバル関係の2人だけど夫婦役で初共演する事になり、源介から「ずっとお前と一緒に舞台に立ちたかった。」と言われて⋯。
源介の舞台を観て役者になる決意を固めた源介。梨園の御曹司同士の恋は役者としての尊敬や葛藤もありつつ、まだ若手の2人がお互いに切磋琢磨しながら成長していくところが実に良い。
素のお互いにも惚れ込んでるけど、舞台の上での2人ならではの充実感が最高なんだよね。名門を背負っていく重圧とその血筋を絶やしてはいけない責務の中、一緒にいる事で素晴らしい舞台を作れるんだって証明していく2人。
祖父同士の過去の悲恋も切なくて、沢山の想いと共に時代も変わって新しい世界がまた開けるんだなぁと。
歌舞伎の名作の勉強にもなったし、何より美しい惣五郎と凛々しい源介の惹かれ合う様がたまらなかった。思わず一気読みした程素敵な作品。
お金がないという理由から一緒に暮らしていた、理系院生の那須川と元同級生で会社員の蕪木。大家から男同士のルームシェアを断られカモフラ婚する事に。形だけの結婚のはずが蕪木へのときめきを感じてしまう那須川。実は蕪木も那須川に恋していて⋯。
理系な2人の何でも合理性を一番に考えるところが良い!天然な那須川はおっとり鈍くてとても素直。無茶な申し出も合理的と思えば納得しちゃう。そんな那須川が可愛くて仕方ない蕪木の闇、誰もに好かれる好青年な外面の奥にある独占欲と執着心がたまらない〜。
2人がお互いを想う気持ちに上限はなくて、どこまでもどんどん愛が深まっていくのがすごく素敵。ずっと一緒にいて結婚までしても、こんなにも相手への想いが溢れて止まらないって幸せすぎる。
形だけの結婚から本物の家族になった2人。いつまでを新婚って言うのかわからないけど、この2人は永遠に新婚さんだと思う〜♡