BOB(ビーストオブブラッド)という新たな世界観。4つの種族に本能カーストに3つの性と、設定複雑⋯と思ったけど説明読み込まないで飛び込んじゃった方が早いかも!
ニール(人間)の春雷は父がBOBの名家と再婚する事になり、三兄弟と家でも学園でも波乱な日々が⋯!
ライカン、ヴァンプ、セイレーンとそれぞれの種族の違いが魅力的。春雷とヴァンプ芙蓉の恋が中心だけど、他CPもハラハラドキドキの連続。
あんじ先生の絵がとにかく美しくて、全員並んだ姿には悲鳴とバラの花びらが飛ぶわ!
種族を超えて愛し合う皆の姿に惹き込まれる。
春雷の父縁の屈託ないキャラも最強!後に誕生する末っ子椿もめっちゃ可愛い〜。
ヴァンプの吸血設定は王道のエロスだ。春雷の明るくて逞しいところは正に愛されキャラ。新しい世界観でめちゃめちゃ面白かった!
街の小さな洋食店で働くイッキ。若い頃は「明日地球が滅んでも別に構わない」なんて思い喧嘩に明け暮れていたけれど、今は刹那的には生きていない。
そんなある日一緒につるんでた相方トシミツの従兄弟の龍が現れ、奴は死んだと聞かされて。
トシミツはクスリに依存してたジャンキーで、ロン(龍)を手籠めにしてて、だけどすごく魅力的な奴で。自由そのものだったトシミツは、イッキとロンの中で揺るぎない特別な存在。
同じ痛みを持つイッキとロンが惹かれ合っていくけど、二人の中でトシミツは消えた訳じゃなく昇華して一緒に生きてる。それがすごく自然で泣けるし愛おしい。
洋食店のコワモテ店長峰山さんの存在も沁みる。トシミツは自分が自分でいられるうちに飛んだのだろうか⋯。カラスや猫になってイッキとロンを見守っているのかな。
不思議な優しさに包まれる読後感。これはたまらない。
待望の8巻!単話で読んでいるけど単行本で読むと感激もひとしお。
特に#42好きにならずにはいられないの回がめちゃめちゃ好き。苦しい展開が続いていただけに杉木先生の涙がもう(泣)私も泣いた〜(号泣)
お互いのために離れたのにどちらもボロボロになっちゃって、踊るためには一緒にいるのが最善で。
その答えに辿り着くまでに必要な距離と時間だったんだよね。ノーマンの畳の上の涙も切なかった〜!
後追いファンなので、新刊発売をリアタイできたのが初めてでもう大感激。
特装版の小冊子はBL心を満たしてくれて最高の一言!!既に9巻が欲しい発作が⋯。おあずけの後を心待ちにしてます♡
優等生でいつも完璧だと思われてる希理は、実は不安になるとおしゃぶりを吸わずにはいられない。ずっと隠してきたのに寮の同室になった幸村に見られてしまい…。
もう終わったと思ったけど、幸村はそんな希理をそのまま受け止めてくれて。
誰にでも心の拠り所にしてるものってあって、希理にとってのライナスの毛布がおしゃぶり。それを幸村に肯定して包んで貰って、やっと本音を曝け出して安心できるようになって良かった!
赤ちゃんプレイの話は読んだ事があったけどおしゃぶりに特化したフェチは初めてで、新感覚でめちゃめちゃ可愛くて面白かった〜。
優等生な顔で頑張ってる時の希理と、おしゃぶりをくわえて癒やされてる時とのギャップが最高です。
そして幸村くんの頼もしい攻め様ぶりよ。これはヤラれた〜!めっちゃ好き♡♡♡
個人的にまだ数作しか読んだ事がなく馴染みの薄いセンチネルバース。でも細かい設定を読み込んでからでなくても、めちゃめちゃに面白くて惹き込まれた!
五感が常人より優れているセンチネル、能力を使いすぎ疲れたセンチネルを癒やす事ができる唯一の存在のガイド。そこには性的な関係が含まれる事も。
センチネルの探偵吉桐とその事務所で一緒に働くガイドの渡里。渡里がガイドの施設で兄と慕っていたユキの死と、そこから始まるセンチネルの連続殺人事件⋯。
一部グロテスクな描写もあるけど、ふじ子先生の絵がとても美しくてゾクゾクする程残酷で、謎めいた魅力に満ちた極上のサスペンス!
優しくて温厚な吉桐の、執着激重な裏の顔もたまらない〜。まさかのラプンツェル!
もっと早く読めば良かったと後悔した程、最高に面白かった!!