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女性ヤビさん

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今年度348位

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今年のベストに入るレベル

ちょーーーよかった〜〜〜!!!
一巻完結だけど情景描写もストーリーも緻密で中盤は思わずホロリしてしまったよ
受けのハイスペお医者様が割と最初からえっちに敏感で可愛い♡でもツンデレなの良きよね〜
攻めのヤクザお兄さんも受けがカタギだからこそ踏み込みすぎないのらりくらりな優しさが回を追うごとにエモくなっていく
あと九州訛り萌えました!!!
受けのトラウマをやさしい抱擁で包む攻めカッコ良すぎ
お医者さん事情やヤクザ事情の背景もしっかりしていて物語に惹きこまれた
素晴らしかったです!

この沼、マリアナ海溝くらい深いです

中華ジャンルでもかなり定評が高く、日本語版を待つ声も多かった二哈。誇張なしで海を越えて世界中に愛されている作品です。(海外版で完結まで読了済みですがネタバレは避けて感想を)
▽個人的二哈の見どころ2つ

『愛憎劇』
私は攻めが受けを『大嫌い→大好き』になる展開が大好きですが、肉まん先生の作品はまさにそれです。前世、墨燃は恩師の楚晚寧を尊敬していましたが、冷たい態度やある事件をきっかけに憎むように…。人界を牛耳った墨燃は楚晚寧を軟禁や凌辱し、最終的に楚晚寧を殺して自分も自害するところから物語は始まります。十数年前の自分にタイムリープした墨燃。徐々に明かされていく墨燃の楚晚寧に対する狂気的執着と独占欲が闇深く刺さる人にはたまりません。

今世の墨燃は軟禁時代楚晚寧と長く時を過ごしたので、楚晚寧好みから寒がりな一面まで受けのことを一番理解しています。随所で見せる墨燃の楚晚寧の詳しさや行動から憎悪だけではない感情が垣間見えるのが萌ポイント。さらに、前世では気づかなかった楚晚寧の優しさに今世の墨燃が気づき、少しずつ心情が変化していく過程が魅力的です。

『肉まん先生の表現力』
骨太ストーリーでありながらしっかり盛り込まれたえちえち展開、情景描写、比喩表現、文末の締めくくり、伏線回収、どれをとっても天才的でとにかく筆の力が強い作家様です。
楚晚寧の名前を使わずとも、楚晚寧を指す何かを仰ぎ見る墨燃をみれば今彼がどう言う気持ちなのか理解できたり、情景描写が鮮明に浮かび上がります。読者の心を揺さぶるのが本当にお上手です……。全てを書き切らないことで読者に想像の余地がありそれがまたエモエモで良いです。

すぐに甘くなるわけではなく、重厚なストーリーである為長いお話ですが、だからこそ人生に残る読書体験が出来る作品です。
たくさんの人に届いて愛されて欲しいです。

寝食忘れるレベルでハマりました!

※本国版で完結まで読んだ人の感想。ネタバレ避けてます。

この作品の良さはとにかく攻めの執着心にあると思います。
攻めの賀予は生まれながらに難病を患っていて人並みの幸せが手に入りません。賀家の長男として完璧を求められるものの両親から愛情を受けられず、その中言葉少ないながら唯一情をかけてくれたのが当時賀予の専属医である謝清呈でした。しかし賀予が中学生の頃、謝清呈が急に専属医を辞め、賀予の元を去ってしまいます。
舞台はその四年後、二人は再開します。

賀予は当初謝清呈に恋愛感情を抱いていませんが唯一自分の病気を理解し励ましてくれた人として並々ならぬ想いがあり、しかし謝清呈はただ仕事でやっていただけ、という素振りで冷たく賀予をあしらいます。
自分にとって謝清呈は唯一の存在だけど、謝清呈にとって自分はただの雇用関係でしかない、という賀予のままならなさ。

さらに連続殺人事件に二人が巻き込まれていく中で四年前賀予が知り得なかった謝清呈の過去が明かされていきます。それが良くも悪くも二人の関係を目まぐるしく変えていき、事件と共にどんどんBL濃度が上がっていくので寝食忘れるレベルで没入してしまいました。

攻めも受けも品行方正で周りからは完璧に見えますが実際は欠落してる部分があり弱さがあり、スパダリではありません。でもその弱さがよりキャラの魅力を引き立てていることは間違いなくて、肉まん先生の筆の力には感服するばかりでした。

ただ無理やりシーンがあるので人によっては注意が必要です。が、攻めの背景を考えれば同情の余地は充分にあり、どうしてこうなったのかの説得力もあります。(二巻に作者コメントが収録されてるので先生の補完情報を読むとより納得ができます)

すぐに甘くなる訳ではなく、重厚な作品のためとても長いお話ですが、だからこそ本当に良い作品なのでたくさんの人に届いて欲しいです。

大万歳のラストだった

めっっっっちゃ良かったですね。圭騎の無理やりと自信喪失で沈んでいた理玖を掬い上げてくれた李里耶さん……心を整えつつわだかまりが少しずつ解けてきつつもお互い『今は会えない』から自分のやるべきことをしっかりやって迎えた一年後。再会のシーンは会いたくて会いたくて仕方なかったのが全コマから感じてもう最高でした!そしてエロ〜〜〜。修正が神のように甘く多方面から称賛の声でしたが最終巻ッ!合意のもと行われる愛の育み最高最高最高以外に言いようがない!はあ…理玖が頑張ってて、それに興奮してる圭騎の表情が最高だったな。いや本当、こんな修正甘くていいんですか?ああ〜〜大洋図書さんありがとうございます。ホロリする場面もあり、多幸感に浸れる最高のラストでした。そして李里耶編あるんですね?!いやめっちゃキャラ立ってるのであるんだろうなー、ってかあってくれ?!って思ってたんですけどもう決まってるって本当何重にも嬉しい…。絶対買います!先生方αの花嫁完結お疲れ様でした。Ωの花燭の方も楽しみにしています。