気になっていた作品!
今、少し疲れていてちょっと気分が落ちてたのですが、普通に面白くて、めちゃくちゃ癒されました。(今ここで使う「普通」はめちゃくちゃ平和で日常を生きてる感じがすること。)
とても分かりやすい物語の流れというか背景が自然に頭に入ってくるから、一気に読めてしまった。
良いサブキャラもいて、こういうのがほんと好きなのです。
最後に、周りに見られたり知られるのが恥ずかしいのではなくて、自分が恋する乙女のような今まで陥ったことのない感情が恥ずかしいと。そこまでの見せ方もすごくうまくて、ちょっと涙ぐんでしまった。随所に笑えるところもあって、とにかく面白い作品でした。ほんとありがとうございます!
続編あるのかしら?カバー裏も楽しめて嬉しいです。
とても面白かったです。
文章がとにかくすっと頭に入ってきます。色々なセンテンス、言葉が短めでわかりやすい表現で、回りくどさがない簡潔さがあるのに、様々な情景が美しく脳裏に浮かんできます。
すごい、大好きな文章でいくらでも読んでいたい。
内容も良かった。今となっては流星の身の上話もよくあるかもしれませんが、それでもこれだけ美しく表現されて、太陽との対比も眩しい。そして太陽が生き生きと学生らしい若さに溢れてるところも魅力です。特に太陽の弟が妙に現実味のある存在で、それもまた良いです。
前半のお話、後半のお話、それぞれ印象が変わります。前半は両思いがわかるまでの多幸感と切ない別れ、後半はやっと再会できて幸せいっぱいなのに、お互いの不在を感じてしまう切なさ。登場人物それぞれが素敵で、共感する部分が多くて、良いお話を読めて幸せです。後半はめちゃくちゃ泣きました。これから大人になっていく二人に思いを馳せて。
ものすごく面白いです。
初めて読んだとき、どう情緒を持っていけばいいの?!と思いながら、ぐいぐい話に引き込まれて、すっかりハマってしまいました。
最初は電子で読み、紙でも欲しくなりスマホで読んでも面白いですが、紙の方がするする頭に入ってきます。作画も大変好みで、少し劇画風なのですが、ウミくんが美しいしヤマもかっこいいです。ヤマの彼女も可愛かったし、個性豊かな脇役たちがまた物語に彩りを添えていて、何回読んでも面白いです。
ウミの思いが重すぎて測り知れないのですが、思わず泣いてしまいました。ジェットコースターみたいに感情が乱されるのですがそこがまた自分のツボにはまり、本当に大好きな作品です。
そして新装版がでます!そちらも楽しみです。紙本は在庫限りまだ売られているので、興味ある方はぜひ。
すごくすごく良かったです。
待ちに待った「美しい彼」の続編。まだまだこれからも二人が大きく羽ばたき物語が紡がれて行くことを想像させられて胸がいっぱいになります。
冒頭から惑星ヒラと激しすぎる瞑想とに随所笑いがおこり、そして辛い気持ちの部分や後半の描写には涙が流れました。野口さんも入江さんも素敵だし、そういう大人がいる(自分もそんな大人側だから、しゃんとしようと思い)なんて、なんて頼もしく力強いことかと、清々しい気持ちでいっぱいになりました。
惜しむらくは、いちゃいちゃが少なかったこと。もうBLは書いてくださらないかもと思っていたら、先生がまだ書きます。と仰って下さってるので、まだ美しい彼は続くと願っているけれど、でも以前のような濃厚さは難しいのかなーと邪推したり。もうちょいいちゃいちゃして欲しい!表現の絵的には今作の触れ合い、美しく煌めいてそれも良いのですが。それと挿絵が、章の表紙しかないのも少し残念です。
葛西先生の美彼イラストももっと見たかったな。
兎にも角にも、続編が読めて大変幸せです。凪良先生ありがとうございます。
ずっと読もうと思って積読してまして、やっと読むことができました!
すごく面白かったです。東の性格が分かりやすいし、つい口に出るところもタイミング良くて好き。お話がテンポよく進んでいくところも良かったです。ミヤコが実は美人なところもお約束といえばそうなのですが、切り替えが上手くて、どんな容貌か期待しちゃうし、読み進めていくと期待通り、それ以上の美人さんでした!ミヤコ良いー!ほかにも女の子達もかわいいし性格もきちんとしていてとにかく楽しく読めました!
エロさは控えめですが、この二人が(特に東が)急に濃厚エロ始めるのはまだないよなーと思っていたので、丁度良い塩梅です!ちゃんとエッチなことしてますしね。
裏表紙やおまけとかもすごく楽しめました。
発売前から気になっていた作品、やっと読めました。すごく面白かったです。
哲学的なものは好きなのですが、昔ながらの暗澹としたところや鬱々しい登場人物がいなくて(鬱々しいのも大好きですが)そこがまた良いです。
大麦先生の描く人物がかっこいい。特に目元とか好きです。主人公の二人もタイプの違うイケメンで眼福だし、サブキャラの女子もかわいい。
能美先輩の自己肯定感の低さとか母親の無神経な圧に対する心の澱とか、まだ掘り下げられそうなので是非続編読みたいです。
丹くんが能美先輩を好きになっていく過程がとても自然で読み手にもすーっと入ってくるところも良いです。とても幸せな読後感。
おまけで挟まっていた光文社の宣伝が、学生のころ勉強した学者の名前や作品で懐かしくなりチェックしてしまいました。
素敵な作品です、買って良かったです。
待ち望んでました3巻!
かなりやばい玉森と陽介の攻防、(攻防になってるのかはさておき)双方のやりとりとどんどん明るみになる玉森のヤバめな性格、陽介の腹の中、全然爽やかさがないドロドロなのに全くそれを感じさせない、グイグイ読み進んでしまう魅力!どちらかというと顔とか絵柄はかわいいに寄ってると思うのだけれど、カッコ良さをひしひし感じるし、結構暴力的なところ(鼻血とか流血沙汰)があってそこもかなりアクセントになっていて印象深いです。陽介が恋人にしたらめちゃくちゃ最高なんだけどすごい悪人。でも爽やかなんです。
東間がまた良いキャラでして。2巻で当て馬にしては勿体無いくらい可愛らしいキャラー!と思ったらそうきますか!?という結末に落ち着いて、最高でした。とにかく面白くて好きな作品です。
おげれつたなか先生大好きです。
電子書籍で読んでいてキャンペーンで紙も購入したのですが、細かい部分が(絵的にも)紙の方がさらに良かったです。人物の描きわけも上手ですごい。
改めて、読み返して奥付けで10年ちょい前の作品と再確認してびっくりしました。全然時代を感じさせなくて。(一瞬思ったのが、使い捨てカメラが値段も高くもうコンビニじゃ買えないことくらい。少し前に子供の体験旅行で使い捨てカメラのみ携帯可で買うの苦労した記憶があったので。それくらい些細なことです。)
そして、ここでちゃんと完結してるんだけれど、林としゅうなの話が「はだける怪物」へ続くのが、もう感動でした。
すごく胸が痛くなる、辛い部分があるのですが、ちゃんと納得させられて読後感も良いのでお気に入りです。