読者には誉語の読解力が求められます!
今作の誉語録も名言揃い。
わかりにくい言葉の裏側のどデカい愛。
「飢えてる」って短いセリフから、
読者は自分で感じ取らなければならない。
“足りないから、お前の心と体全部寄越せ”的な
斉藤さんの矢島くんに対する大いなる欲望を!
当の矢島くんは“腹減ってんだろ”ぐらいにしか
受け取ってなさそうですが^^;
本能では受け止めてますね。
何度読んでも新しい発見がある。
新キャラもみんな魅力的。
特にちびっ子が矢島くんを元気付けるように
背中に手を添えるシーンは、
二人の絆が生まれた瞬間みたいでグッときました。
そして何と言っても書き下ろし!
里先生からのファンサでしょう!
私も矢島くんから「わかってんじゃん」って
言われたい!