穢れのない人に後日譚が存在することを知って即購入しました。
罪を償った後、幸せな二人の生活が見られるのかもと期待しました。
、、、が、衝撃的すぎるお話でした。
たった14ページの短編ですが、内容は凝縮しています。そして本編同様、読む人を選ぶ作品です。
闇の腐女子はぶっ刺さること間違いなしです。
小さなアパートで細々と暮らしている2人。
日曜日の朝、優しく攻めを起こす受け。仲良さげにイチャつきながら台所で朝ごはんの用意をしているとピンポーンと来客を知らせる音が。
攻めがドアを開けるとそこには女性が立っていて、、、
この後、とんでもない結末が待っています。
法的に罪を償っても、子供を殺された家族にとっては何も終わっていないのだと言うことをまざまざと見せられたこの作品。
子供の頃に性的虐待を受けたが故に攻めが起こしてしまった蛮行、復讐に走った母親、負の連鎖を“穢れのない人=受け”が断ち切るまでがこの物語なのでしょう。
震えました。
最高オブ最高でした。