少し厳しめごめんなさい。
前半はすごく好きで後半を読んだ身としては、モヤモヤが続きました。
まだ読んでない方に、あまり言いたくないし感じ方は人それぞれなので、ぜひ読んで欲しいですが、個人的に1巻の方が好きだった。単話になっているものなら10くらいからが私のモヤモヤ。
あそこまでハードプレイを持ちだしたなら、ちがう側面のハードに振ればよかった良かったのに。
るいもそこで諦めんの? いやいやそりゃそんな場面みたら普通ならそうだろうけど、ダイナミクス持ちなんだよねー、と「うーん」となりました。
なので中立で。
でもメンヘラくそ婆《律の母親》と対峙する、ラスボスシーンは共感持てました。るいのあのブレブレなところ嫌いなんだけど、このシーンのるいは好きだった。特に「気持ちわかりますよ。同じサブとして。」
「吐き気がするほど」
このシーンのルイの顔はくるものある。
前から存じていた作家様。ちるちる様のカレンダーで見付けて本屋さんへ行きました。
デカい男同士のお仕事BLです。体格差のないカプが個人的にすごく好きなので、今回の設定萌えでした。
萌え萌えと神ッてると悩み、神に寄った分岐点は、ワインが飲みたくなったからです。
料理の出てくる漫画や小説、良く漁りますが飲みたくなったのは神の雫以来!
転生物がはやっているご時世に、ノスタルジックな香りと匂いとシリアス感満載のBLを書く方です。
ページ数に反して会話率も高く、映像が浮かびやすいので時間があるときに一気にガッと読みました。
もともと会話に感情移入しやすいたちなので、クライマックスは電車で読まないようにしていたのですが、良いところだったので持って行ってしまいました。個人的には、ラファエルが涼に吠える、料理の祭典の会場のシーンが大好きで、彼のセリフに、私は電車で泣きました。
不意の涙にご注意を。