まさに今までに無かったBLゲームです!
(あらすじ等は書かれてる方がいらっしゃるので、省かせていただきます)
女性向けゲームにも関わらず、飛び交う下ネタにスラング、洒落たジョーク。
Hシーンを除けば、一般の方にも普通に楽しんでもらえるような雰囲気です(笑
まずOPが爽快感溢れますね!
買おうかどうか迷ってる人は一度公式サイトでOPムービーを見てみたらいいと思います(私はOPを見てこのゲームに一目惚れしました)
本編は脱獄編・逃走編・デイバン編と三つに分かれていますが、
キャラ同士の掛け合いが軽快でダラダラとした感じがまったくありません。
攻略対象は全員一癖も二癖もあるマフィアの幹部4人です。
ただ強くカッコイイだけでなく攻略キャラ全員がトラウマや弱さを抱えていますが、
主人公のジャンと関わるにつれて徐々に変わっていくところがたまりません!
そしてジャンは「受けらしくない受け」で、本当に男前でカッコイイです。
そういう普通のBLに無いような設定にものすごく燃えました。
私はいつもBLゲームをやると決まって苦手な攻略対象が一人はいるのですが、
このゲームはそんなこと全くありませんでした!
又、脱獄編やデイバン編で登場するサヴキャラも魅力的なキャラクターばかりです。
「801」という言葉が似合わないくらい、ヤマもオチもイミもある最高のBLゲームです。
追加ディスクも絶対買おうと思います!
あらすじは上に書いてあるとおりなので省きます。
男子高校生同士の、とても甘酸っぱい話でした。
一冊に2つの話(二章)入っているのですが、
1章ではどちらかというとツンが多かった柚木が、
2章からデレッデレになってるのが激しく萌えました
(自分から一成にアプローチしてみたり…)
ラブラブかと思えば喧嘩をしたり、お互いすれ違いをし合ったり、
そういう部分が青春っぽくて、とても好みでした!
あえて難点を挙げるとすれば、
後半(二章から)に挿絵が入っていなかったところでしょうか。
書き下ろしなので仕方ないですがね。
でもやっぱり話やカズアキ様の挿絵が素晴らしかったので、この評価といたしました。
キャラの外見、性格などが統一されていて(一人称など細かいことは除きますが)かなりいい擬人化本でした!
キャラクターの性格も、店の特徴などを上手につかんで描いてあり、とても満足です。
BLといってもそんなにそれっぽくなく、ほのぼのとしていたので
「ファーストフードでBLはちょっと・・・」と思っている方でも大丈夫だと思います。
あれ?と思ったところを挙げるとすると、地方にはあまりないお店も擬人化していたところでしょうか…
わたしも元ネタのお店が分からず、四苦八苦してやっと見つけました(笑
でもそこはキャラクターが魅力的で元ネタを知らなくても楽しめるので、大抵の方は大丈夫だと思います!
一部を除けばかなり好みな作風の学園ものファンタジーでした。
受けの清家一秋が、かなり白衣、メガネ、童顔、ツンデレといった、
萌え要素が揃ったキャラです。
攻めは清家が召還した魔人でこちらもなかなかいいキャラでした。
香林セージさんの絵もとても綺麗で大方よかったですが・・・
最初に書いた「一部」のせいで結構台無しになりました
作中で「ちん●」と4回ほど表記されていて、かなり残念な気持ちになりました。(これは個人の好みの問題ですが・・・)
セリフに黒丸はないだろう黒丸は…と思い結構がっかりしましたね。
(水戸泉さんの作品を読むのはこの本が初めてなのですが、これはいつもなのでしょうか?)
これがなければ「神!」でしたね
他はサヴキャラクターも充実したりしていて、よかったと思います。