舞台は1979年、45年前の設定なんですね。
それよりさらに10年前の物語も描かれているので、昭和の物語!といった空気が全編に渡って流れています。学生運動といった言葉も何度も出てきて、今とは違った時代背景が伺えます。
10年前の夏に出会った学生と少年が10年の時を経て再会する、といった物語なのですが、タイトルがとても素敵。全体を通して時代を感じる、時代ものBL?という感じでしょうか。
先生の作品は全て読んでいますが、画力とエッチなシーンのエロさ、肉々しさが今作もすっごいです。
身体、汗、ほとばしるエロス!
ストーリーとしては少年の憧れからの尊敬、愛、鵜飼先生の方は過去の失った恋愛と色々詰め込まれているのですが、レビューで他の方も書いている通り、淫乱の目?の設定はなくてもよかったかなぁ。
そういうことでなく、先生はとても魅力的で良くも悪くも人を惹きつけてますね。
土岐くんは終始素晴らしくいい子。心の広さ、真っ直ぐさ、先生の過去に対しても敬意を払う、簡単なことではないことをサラッとこなしてしまいます。パーフェクト!
時代背景を考えたら簡単な恋ではないと思いますが、2人が幸せそうでよかったです。
ひとりじめマイヒーローも16巻に突入です。
改めて16巻ってすごい数字ですよね〜
ストーカー騒動がこの16巻で幕を閉じます。
ほぼストーカー騒動のお話って感じかな。
新キャラ?がここにきて登場したり、康介の過去の話が描かれたりもします。
ストーカー騒動の真犯人は予想通りな感じで、理由はそうなのかぁ…という感じだったかなぁ。
そこまでの大騒ぎにしないのが彼ららしいなぁ、と思いました。
そしてもう1つ、ストーカー騒動の他に悩みの種は康介とまーくん、そういうことが最近全くないこと。ご無沙汰過ぎる問題。
こちらも後半で一応解決、次の巻に持越し?になっております。
このお話、そもそもそういうシーンがあまりないんですよね。16巻も続いているのに本当に少しだけ。
なので二人のイチャイチャシーンは貴重、可能ならもっと、もっと見たいです!
そこまで露骨なシーンはもちろん無く、でもそれでもエッチです(あまりに貴重ですからね)
ここまで続いているこの作品、これはもう壮大な家族の物語だなーと思っています。
まーくんは嫁、前から言っていますが本当にお嫁さんポジション。
終着点なんて分からないけど、これからもずーっとそれぞれのキャラを見ていたいです。
原作未読、コミックスのみ読んでいます。
1の時にも思ったのですが、小説はかなりたくさん出ているので、2巻もまだ序盤?のはずです。
全寮制の学園ものではあるのですが、なかなか壮大なストーリーとなっています。
サブタイトルは学園の禁じられた密事って、それだけで惹きつけられる〜!
ものすごいキレイな男の子達がそれぞれの運命に翻弄されていくストーリーなのですが、登場人物がかなり多く(更に増えて…)物語が複雑かつ重めなのでサラッと読む感じではありません。
1巻から読み直して、登場人物紹介もあったのでそれも読んで…という感じ。
ものすごく私は好きな世界観なので面白いのですが、まだまだ分からないことだらけ、これはもう原作読んだ方がいいのだろうか…とちょっと思ってしまいました(コミックスだけで話は分かるのですが今後の展開が気になる)
コミカライズならでは、本当に美しい世界が堪能できるのも原作未読ではありますがとっても良いです。
余談ですが私1巻をちゃんと読めてなかったのか今回の登場人物紹介で主人公(の片方)の年齢をちゃんと知ってびっくりしちゃいました。
学園ものではありますが、攻め30歳でした。
歳上なのは分かっていたけれど受けくん18歳高校3年生なので、なかなかの年の差だったんですねー
コミカライズこの先も続いてもらって、色んな謎を私に解き明かしてほしいです。
両は、美しい同級生幸太郎に惹かれていました。
次第に仲を深めていく2人でしたが、ある日、両はクラスメイトから幸太郎の家庭にまつわる噂を聞いてしまいます。
両が幸太郎の家を訪れ目にしたのは、宗教の儀式と称して身体を売る幸太郎の姿で…
いや〜かなりダークな展開から目が離せませんでした。いっきに1巻読み終え、完結してないのか!となり続きも読んできてしまいました。
幸太郎は育ての母親(実母ではない)に宗教の儀式として男性に身体を売らされています。
そういうの本当に無理…という人は厳しいかと思いますが(そういうシーンもあります)闇深い展開も好き、という人には刺さりそうです。
私はがっつり刺さりました。
闇深い展開はそれだけではないんですよね。
もともとは明るくて幸太郎思いの両なのですが、途中からあれ?あれれ?と言う感じになっていき、最終的にはおいおい両もやばくないか?となったところで1巻は終わっています。
ものすごい先が気になる展開です!
両闇落ちの予感です(してますね…)
幸せでハッピーな展開では全くなく、幸太郎可哀想過ぎるんだが、という話ではありますがものすごい惹きつけられます。
この先どうなっていくのか?救いはあるのか?楽しみでならないし、早く知りたい!
ちなみに単話で1巻後を少し読んだのですが、ダークな展開は続いておりました。
日々の仕事に悩む田万川くんの唯一の癒しは、仕事後に行く猫カフェでのボランティア。
そんなある日、田万川くんはカフェに偶然やってきた來生に、突然「猫」として飼いたいと言われます。
こちらの作品、単話で途中から読んでいたのですが、改めて1巻から読んでみました。
1巻は田万川くんと來生くんとの出会い、猫として飼われる?ことになるストーリーで、BL?と言われるとそこまでBLらしいシーンはありません。
エッチなシーンもなし(偶然キス止まり)
この先BL展開になっていくので、BLなんですけどね。
猫として飼いたいだなんてどんな展開!?と思う人もいるかもしれませんが、猫みたいに甘やかして家にいて欲しい、激甘な展開で、飼うなんて聞くと物騒な展開を思い浮かべる人もいるかもしれませんがそういうお話では全くありません。
とにかく甘い、癒されBLですね。
來生くんがひたすらに田万川さんを甘やかす、最初は戸惑う田万川さんも気づけば自然に行動できるようになってそれがまた可愛いです。
どんどん面白くなっていくのは知っているので、また全巻読もうと思いました。
ネズミ族のΩ胡桃沢さちおと、キツネ族のα宇迦野 忍。
漫画家と担当編集者、捕食・被食関係という立場や危機を乗り越えて結ばれたふたりはいよいよ結婚に向けて動き出します。
3巻では結婚に向けてさちお実家を2人で訪問することになります。
ここで胡桃沢家が全員登場するのですが、すごくよかったです。
皆さちおが大好きでキツネの宇迦野さんを簡単には受け入れられないのですが、さちおの思いと宇迦野さんの誠実な面を見たこともあり結婚に賛成することになります。
胡桃沢家、家族が多いのですがキャラがとっても良かったです。さちお思いの弟くんがかっこいいし、可愛かったなー!
そして胡桃沢家を攻略した後はいよいよ宇迦野さんの実家に認めてもらわないといけないのですが、一筋縄ではいかない展開で今回は4巻に続きます。
続く…なんですよー!
続きがあるのは嬉しいのですが、続きが読みたすぎる3巻のラストでした。
3巻を迎え4巻に続くわけですが、安定してるのにますます面白いです。新登場のキャラもいいし、2人の関係もどんどん良くなっています。
物語としても、続刊になっても新展開で全く飽きさせません。更に続きが気になるー!
2人のラブラブエッチシーンも盛り沢山。言う事無しの神作品だなーと思います。
まず物語は同性婚が普通に認められた世界のお話。
結婚相談所の跡取り息子の真白くんは恋愛経験がほぼ無いアラサーです。
親への建前や仕事の立場上結婚が必須!社内の楓を巻き込んで嘘の結婚生活を始めることになります。
彼氏のフリして!みたいなところから、嘘で結婚したことにしよう、になっていく物語です。
嘘から始まる…なのですが、楓は実は最初から真白を好きだったり、完全な嘘って訳でもありません。
そうは見えないけど実は恋愛初心者の真白がとにかく可愛いです。
会社ではさえないふりをしているけど、プラベは素敵な楓のギャップも良いです。
先生の絵はとってもキレイなので、美しい2人は目にも良い!
お互い惹かれ合っていく過程にキュンとしました。
初めての手ほどきをしてあげる…は何万回読んでも楽しいですね〜
同性婚が当たり前に認められてる世界のお話って言うのもありそうでない?新鮮でした(オメガバ以外ではなかなか無いですよね)
そんな時代がきっと来るんだろうな〜なんて風にも思いました。
ゲイ風俗で働いているシュウはある日、上品なおじ様、静音に指名されます。
ゲイ風俗は初めてだという静音をかわいいと思うシュウ。そこからお客さんを超えた関係が始まって…
りーるー先生と言えばおじさん、おじさんと言えばりーるー先生、と思ってしまうくらいに先生のイメージはおじさんなんですよね。
先生の描くおじさんはちゃんとおじさんなんだけど可愛いー!
おじさんが出てくる作品はたくさんありますが、おじさんに見えないよな〜という作品もある中、ちゃんとおじさんなんですよね。
せっかくおじさん作品を読むならそれを求めている訳で、きちんと年齢相応に見えて、かつそれかエッチと言うのが大切だと思います(この場合)
先生の作品は見事にそれを叶えてくれてます!
おじさんなんたけど、めちゃめちゃ可愛くてとんでもなくエッチ!
抱えてるものとか過去や家族にぐっときつつも、エロシーンも満載。
これからたくさん幸せになってほしいなーという1冊です。
仕事はできるが微妙にデリカシーがないバツイチノンケリーマンの元川さんは、部下の奥村くんが気になっています。
そんな奥村くんには元川さんだけ知らない事情があって…
ゲイばれ、元の職場でも色々あった奥村くんと新しい職場の上司元川さんのリーマンラブです。
元川さんはバツイチ、もともとノンケなのですが、ゲイとかノンケとか心から気にしていないフラットな方です。
奥村くんは前の恋愛やら周りの目やら色々気にしているのですが、自分に対して自然にしてくれる元川さんに惹かれていきます。
この奥村くんの赤面、笑顔がめちゃくちゃ可愛い!
元川さんじゃなくても好きになるー!
元川さんが惹かれていく過程もキュンとしました。
奥村くんは色々悩み多き若者ですか、元川さんは全部ひっくるめて愛してくれるスパダリおじさん(笑)
おじさんっぽくなくて素敵なんですけどね!
安心して読むことができました。
愛し愛され、いいなーと思いました。