あまり多くのオメガバース作品を読む方ではないのですがおすすめしてもらって読みました
α、Ωの格差みたいなのが激しいのが苦手なのですが、この作品だとΩが一方的に虐げられる感じがなくて良かったです
更にαの晃太の存在が興味深かったのも読みたくなります
完全に対等という事ではないけれどお互いがお互いにとって「価値のある存在」となっているのが良いなと思います
この巻で素直じゃないながらもCPとして楽しませてくれた上で続きがあると聞いています!
この巻だけだと少し気になる描写もあったので続刊があると聞いてすごく嬉しくなりました
気になるのは気になるけれど、この巻だけでも2人に夢中になるには十分でした!
評価は続刊決定済みとの事なので期待を込めての神評価です
1巻から続けて読みました!
きっと2人で高校時代を一緒に振り返った時に、すごく真っ直ぐに「アオハルだったね」って笑い合っているんだろうな、って思える2人のお話し
BLの良さが詰まった日山君と長谷川君のお話し、最高でした
1巻では終始癒され続けましたが2巻は色々と考える事も多くなった高3という時期だからこその、ほわほわしてばかりじゃない展開もあります
この2人もこうやって成長していくんだなーというのをさながら身内や友人の2人を見守るような気分で読んでいます
1巻でもどうやってお互いが好きになっていくか?をちゃんと描いて下さったように、2巻では2人の成長を見せて、見守らせてくれている感じがしました
段階を踏んでいき、そこに感情が伴っていくストーリーが好きな人にとてもピッタリな作品だと思います
どこに惹かれて、どんな恋をして、どう成長していくのか
そんな2人の出会いからをじっくり楽しめた1,2巻でした
日山君があっさり友人に告白した事には実は驚きましたし、長谷川君にもそこは言って欲しいな、とは思いましたが、ちゃんとそこら辺も2人で話してたりするのでやっぱりそんな所もこの2人らしいんだな、と思いました
以前から気になっていた作品です
新刊のタイミングで1巻がセールになっていたので買ってみました
2巻、セールとか関係なく必ずこの後買います!!
と、即思える位に1巻読んで良かったです
1冊ずっとすごく楽しかった!!
攻めとか受けとか関係なくって、とにかくDK BLに癒される時間の連続です
同級生も兄弟もみんな温かく優しく適度に陽気
少しツンツンしてる後輩も結局根はいい子
何よりも主役の2人がいい子過ぎるいい子
だけど嫌味が全くない
これが正真正銘の「ウブ」ですね
癒されるBL時間の最高峰かも知れない
何も迷う事などなかったです
読んで良かった1冊
早速2巻も読みたいと思います
元々2話読み切り予定だった2人が4話+あとがきまで膨らんだお話しのようですね
そんな裏話が分かると納得できる感じのする2人
クラブ勤務のイケメン千明と千明に悪質なナンパから助けられて一目ぼれした大学生の李央
少し恋に恋する感じの強い気がする李央ですが、そんな姿も可愛らしく大人の余裕を保てなくなる千明
千明は李央を可愛く思い、読者は千明を可愛く思う、というよう素敵なサイクルが発生してるような気がしましたw
作中で千明の同僚スタッフから言われていた「千明の二重人格」という所は正直弱いかな?とは思いました
同僚の言う千明の横暴な所はあまり感じられず、単なる溺愛なだけに見えたなぁと少し違和感が残りました
もうひとつ違和感があって、なんで千明は李央に気付いたのに無視したのか?が自分には分からずそこも違和感を残したままになってしまいました(嫉妬の余り…っていう事だったのでしょうか?とは一応解釈してはいますが急過ぎるなというチグハグさを感じてしまいました)
そんな違和感を感じつつではありましたが、急に顔を真っ赤にしてしまう可愛さを見た上にすごい癒しな雀のバックアップを見てしまったので。。。!細かい所を気にせずにかわいい攻めなんだな、と楽しむようにしました
李央もまだまだ恋の初心者みたいなので2人でこれから2人らしい恋愛をする時間を楽しんで欲しいです
最後にもう1度あのかわいい雀を見たかったですw
そしていつか李央も自然と千明の事を「千明」と言える日が来るといいですね(李央より先にさん付け無しで呼びまくってごめんでした笑)
主役の2人のキャラの良さはレビューでも絶賛されてる通りです
こんな属性でこんな性格だからが目一杯楽しめる2人のお話しでした
更に2人を囲む友人やゼミ生、そして教授の描かれ方もものすごく好みでした
流石哲学科の教授だな!って全く哲学科を知らなくても何だか納得できる人柄でした、白川教授
正直本当に哲学科というのは馴染みがなかったのですが、この作品を通してすごく興味を持ちました
極論、自分が大学に入る前にこの作品に出会っていたら哲学科に行ってみたい!とさえ思ったかも知れません(言い過ぎではなく…!)
それ位に面白かったですし自分の中に落ちて来る言葉に溢れた作品でした
もう既に「人として」核が出来つつある瑛人ですが、それでも能美先輩に対しては年下で、きっと未知との遭遇ばりに今までの自分で居るだけでは心を乱される相手なんだと思います
だからこその携帯ブロックだったと思うし笑
ちゃんと気持ちを確かめた2人のその後や(主に恋人を甘やかす瑛人と甘やかされる先輩をもっと見たいですw)、能美先輩が進むであろう進路の先もすごく知りたいです
もっと言うなら能美先輩のスーパーお兄ちゃんも登場させて欲しい
これは勝手な妄想領域ですし完全BL脳的発想なので大きな独り言ですが、葉山さんとの遭遇などがワンチャンあったり?!などは来ないか???という淡い期待を持ちつつ、熱く続刊を希望します!
自分のMy Best Comicsに新たに加わった1冊です
読んで良かったです
攻めも受けもそれぞれの情緒がいい具合に不安定でした笑
ドタバタしてるようで作品、ストーリーとしては全く雑さがなくて読み易い
初めて読ませていただきましたが、大変お上手な先生の作品を読めて嬉しいです
コメディだけどノリや勢いで定番の流れに持って行く事がなく、豆ちゃんなら・豆ちゃんだからこういう行動、洸ちゃんっぽい反応、というのがすごく伝わります
キャラ達が作品の中で自然に動き彼ららしい関係性と、この2人だからの良さを感じさせてくれてます
キャラだけど人間味が感じられる自然体
だからこその定まらない情緒の不安定さが、読者にとっての良い意味での予想外の展開に転がって行ったんだと思います
キャラで話しが進むお話しは読み応えがあってとても好きです
更にこの2人にとって大事な脇キャラ、都竹もどんなポジションなのか最初は分からずドキドキして読めたのも楽しかったです!
結果2回目以降に読んだ時の安心感が半端なかったです
10年も続くシリーズというだけで素晴らしいと単純に思います
10年続くものを1人の作家様がずっと描き続けて下さっている
根底に愛情がなければそれを待ち望み、支える読者は居ないはず
作者様の愛も読者の愛も感じられる10年という重みが心地よい
そして作中のキャラ達の中にも多くの物語が生まれて、続き、時に終えていく、、、
こんなに長く寄り添えるシリーズに出会える事がラッキーだなって思います
大学という時期を終えた2人(とみんな)
これからどう進んで行くのか?楽しみにまた来年の夏を待ちたいと思います
タイ、、、いつか行ってみたいです
涅槃像も屋台も、、、活気と喧騒が聞こえて来そうな楽しいお話しでした
あらすじを読んで好きそう!と思い読みました
結果、確かにあらすじ通りの展開ではあったのですが、自分が思い描いていた作風よりもずっとシビアで痛々しさを感じるような所もありました
その描写や展開がダメという訳ではないのですが、勝手に思っていた先輩後輩の「再会ストーリー」よりももっと「思春期」の心情を抉る所に切り込んでいたな、という印象です
あらすじからだと「再会後」がメインに感じたのですが、この再会に向き合えばこそ描かなくてはならなかったのが「過去の思春期時代」だったのだろうな、と思えばとても納得のいく丁寧なストーリーではありました
でもやっぱり、丁寧だからこそ新の気持ちを考えると胸が締め付けられる痛さが伴います
2人が再会出来て良かったな、としみじみ静かに思う読後となりました
BLに限らないかも知れませんが恋愛を扱った作品を読んで「恋っていいな」と思う事はたくさんあります
こんな恋がしたいなと思う作品もありますが、今作はどちらかというと「気を付けないとな、、、」と教えてくれるようなリアリティを感じる作品でした
攻め視点でも受け視点でも、誰か大事な人が居る人には良き教訓になりそうな所を感じられる作品だったなと思うお話しでした
可愛らしかったり楽しかったりほんわかするようなお話しが好きな方にはもしかしたら少し重たく感じるかも知れません
逆にエンタメ作品として楽しむより「恋愛」に向き合った作品が好きな方には読んでみて欲しいなと思います
色んな恋愛の形があると思います
BLの型にはまったような作品ではなく、遥と晃成2人の恋愛の形を読めた1冊でした