トキシック;「有害な」「毒性の」「有毒な」という意味。
ノヴァ;「新星」を意味して他にも「新しい」や「革新的」という意味で使われる事もあるそう。
※ネットスラングでは「暴言厨」だそう。
今回の作品タイトルは内容からすると攻めの橙真をイメージした「刺激的な新人」といった所になるのでしょうか?
設定も刺激的でした。
世の中の認識が変わって行くとこういう世界も作品の中だけの事じゃなくなるのでしょうか?
なんだか不思議な気分です。
今回はそんな来るかも知れないし、来ないかも知れない現実とは違い、キャラ全員がイケメン揃いでそれぞれ色んなキャラを楽しめてキラキラしていました。
中でもやはり橙真に注目してしまいます。
家族思いな所や一生懸命な所、全体的に素直な性格が見ていて楽しかったです。
基本は橙真と橙真の意中の人である依純を中心としてお話しが動きます。
しっかり2人を味わう分には良いと思いますが、折角のグループ設定とお仕事設定なので、もっと2つのフィールドでの活躍を見たかったという気もしました。
顔の良いだけのキラキラではなく、アイドルの練習もお仕事への向き合い方もそれぞれ一生懸命なのを感じさせてくれる所があったからこそ輝いて見えたんだと思うからこそ、もっと見たかったです。
頑張る姿は見ていて気持ちがいいです!
そういうキラキラした姿を描き切ってくれた先生の作画も素敵でした。
あと、何よりも気になるのはこれからの橙真と依純。
グループのメンバー的には応援ムードだけど撮影の方の仕事とかはどんな感じになるんだろう?
ファンへの対応はどうするのか…あんな公開イチャをしてビデオも反応様々だったみたいだし。。。
この辺が濁されて終わった所は気になっています。
とても今後が気になります!
続きが出たら必ず読みたいです。
自分的には数少ないシリーズ読みを続けている作品です。
もう12巻ですが毎回何が起こるかな?メイン以外にもたくさんのサブキャラも多いので今回は誰が出るかな?と様々な期待を胸にページを捲っています。
絶対に楽しいだろう!!という高い期待感で読み始めても、必ず読後にその期待値を満たしてくれる絶対的な安心感に作家様への信頼が読む度び強まります!
今回は「修学旅行」です。
高校生の恋愛漫画では定番です。
そんな定番だってしっかり2人らしい楽しさを味わわせてくれるのがやっぱり嬉しいです!
しかも今回は土佐山田兄弟が揃って登場。
その上兄貴には色々と思い入れのある大前田ともコラボも見れました!
2人の別れ際のぎこちなさにちょっと笑ってしまいました笑
高校の一大イベントの修学旅行で2人での仲の良さを隠さない!という大胆さに驚きと新たに今後の期待も得られました。
そんな期待を煽るプロポーズには更に驚きです!
早く13巻を読みたい…!!
先生の筆の早さに心から感謝しています
次回も楽しみです‼
1巻、2巻の丁寧に進んでいきながらも全く遠回りに感じないじっくりゆっくり2人を知っていける流れに感銘を受けているシリーズの新刊。
楽しみにしてました。
そして期待を持って読んでも期待値を満たしてくれる進み具合に作品への信頼度が高まった3巻でした。
「言葉と想い」の伝え方、受け取り方を2人それぞれが探りながら伝え合う流れの真剣さに心が惹き付けられました。
この作品で初めて知った「サインネーム」
こういう世界もあるんだ!と勉強にもなりました。
2人の恋の話しだけど2人だけで完結しない世界の話。
彼らを取り囲む周りの変化も含めて、丁寧にこのままのペースでじっくり読んでいきたい作品です。
あまり普段はオメガバース作品を読まないのですが、ご縁があり1巻を読んだら自分の苦手かもしれないと思っていたαとΩの差がある2人じゃなかったのが凄く良かったです。
あからさまな差は無いけれど、それぞれのオメガバースならではの個体差はあって、だからこそお互いがそれぞれ「価値のある存在」になっているのが良かったです。
あと、αなのに晃太の印象が庶民寄りなのが身近で好きです笑
次元の違い過ぎるマンションとか豪邸住まいじゃなくてアパートっていうのが大学生っぽさがちゃんとあっていいです。
続刊ではオメガバース作品らしい「番」への想いのすれ違いが発生していて、お付き合いしたばかりだからこその2人のすれ違いを感じながらも、多分この2人はこの先も2人で居る事への心配がないからこそ「番」に対しても各自が真剣に考えられてるんだろうな、という納得感があって恋人としての密度の濃さを感じられてとても満足な2巻だったと思います。
最後の終わり方は色んな見方が出来ると思いますが・・・
きっとまだまだ未知な領域である晃太ならではの「特異性α」だからこその進化形態だと信じています!
ネガティブな理由じゃない事を祈りつつ3巻を早く読みたい気持ちが逸ります。
描き下ろしの昆虫ガチャをする2人、やっぱりお似合いです。
好きなオメガバース作品のCPでほっこりしました笑
2巻では特に東と都の育った環境の違いが描かれていて、すごく現実的だなって思いました。
いくら時代が進んで理解を示す人が増えても、狭い単位で考えるとそこにはまだまだ地域格差、家庭格差は当然あって。。。
そもそも東が地元を離れた理由もそこにあった事を考えると、都の家庭環境って持たざる者からするとすごく羨ましい事だし、そんな状況が当たり前の都が自分の恋人だと思うとどうしても引いてしまうというか、同じじゃないって事を痛感してしまうんだと思います。
いくら恋人だからって当然「同じ」な訳はないんですけど、元から環境に対してのコンプレックスや不条理を感じていた東には余計この部分での恋人との差は大きく感じちゃったんだと思うんです。
すごくこの辺がリアルでした。
でも、そのリアルさをまさかの漫画的な偶然で東の姉に救われる!という流れがすごく感動しながらもクスッと出来て読み心地をフラットに戻してくれた感じがして、やっぱりこの作品の空気感、大好きだなーって実感しました。
等身大の大学生BLとしてすごく好きな作品です。
是非、3巻、4巻…と続いて欲しいです!!
早速続刊を読ませて頂きました
鷲介が北斗に語った大阪時代のお話しがすごく苦しかったです
家庭環境も不安定で唯一の居場所だった真琴との野球の場も失い、新たな場所を求めた先で歓迎されない対応
高校生になったばかりの鷲介のメンタルを不安定にさせるには十分過ぎる過酷さです
それでも腐っていない今の鷲介
だけどきっと真琴からの告白や北斗の想いを知った事で新たな不安材料を抱えているように見えます
1巻を読んだ時には誰かに肩入れしないで読んで作品に引き込まれる、と思ったのですが・・・
続刊を読んだ今はこの鷲介の孤独にすごく胸が痛む思いです
北斗にも真琴にもプレイヤーとしての「野球」があります
勿論、鷲介もマネージャーとして今のチームには必要不可欠な存在ではあるけれど、マネージャーだからこそ一歩引いてチームを見守る立場としてでしか関われない寂しさがきっとあると思う
北斗の太陽のような前向きさとエネルギーの強さを感じた2巻ですが、彼の強さを知れば知るほど鷲介の事が気になってしまう2巻でもありました
表紙でも北斗がクローズアップされているのに、静かにそこに在り続けてくれるような月のような存在の鷲介が心配でならなくなってしまいました
真琴は本当に鷲介の事、鷲介との野球の事しか考えてなかったんだな、と思うと少し複雑な思いはしますが、これも真っすぐな一途さなんだと思うと、この先がどう進むのか?を考えるとすごくドキドキします
3巻での彼らの行方を見守りたいと思います
初読み作家様です
読んで良かった!
本当に面白かったです
すごい笑いました
笑ながらもちゃんとBLで、こういうラブコメって気持ちが明るくなって軽くなってすごくいいです
年下攻めが絶対NGな読者さん以外で楽しい作品が好きな方ならきっと誰が読んでも笑顔になれると思います
心が痛くならないタイプのすれ違いです
コントネタとかで笑うような感覚で読めます
あと、リアルなわんこがすごい癒しです
確かにハスキーってイメージでは賢そう、強そうって感じだけど、でもやっぱり個体差はあると思いますが「ワンちゃん」なので、おとぼけさん具合とかのギャップ威力が半端ないです
そんなハスキー系な攻め(系というかもはやハスキーな攻め笑)とのシンクロ具合にガチ笑いしました
読後、すごく気分が良いです!!
2巻のレビューで明るい未来を信じて…って書いたのですが、待った甲斐があった3巻でした
3巻もいっぱい読み込む所がありました
読み込んで理解しないと…!な所と、頭よりも心で感じて読み進められる所がハッキリ分かれてるので1冊としての読み応えが大きかったです
3巻冒頭からダンテの屈託のない笑顔ややんちゃな浮かれ具合が楽しくて、2巻とは趣が全く違っていてワクワクします
そして積年の恨みを持ったルーカの復讐劇の終着
ダンテとジーノの会話がすごく良かったです
ジーノは、アンドレアからの自分の不始末への世話をかける謝罪に対して「家族(ファミリー)ですから」と答えます
一方ダンテは、マフィアなんだからルーカは自分を助けになんて来ない、と言います
2人が抱く「マフィア」という居場所と「家族」という概念への想いを知れる会話でした
そんな境遇で育ったからこそお互いを信じ合える2人の姿が凄く眩しくて、これからの一家への期待が高まる思いでいっぱいです
4巻も楽しみに待っていますし、前回から引き続いて怪しい東洋人(名前はリー)の正体を知りたいです笑・・・ほんとに怪し過ぎます「ボスって誰ですか?!」
自分にとっては2作品目の兄弟モノです
初めて読んだ兄弟モノのインパクトが強く残っていますが、今作はそのインパクトをまた違う方向からぶつけられたような感覚が残る、じわじわと自分の中が侵食されるような刺激を受けています
自身に兄弟モノ属性があるのかどうかは正直まだ分かりませんが、はっきりと分かるのは「兄弟でしか生まれない」葛藤と歪みと深く強い繋がりが2人の間に感じる瞬間瞬間にすごく自分の感情が揺さぶられます
兄キハチの弟ヒロへの愛情
家族愛なだけではない、守るべき相手が居る事で自分の生きがいを守っているような献身的な想い
それはキハチ自身が本来受けたかった家族からの愛でもあったんだろうと思うと、ヒロを通して自分へ還元してるような気がして来ます
一方ヒロはどうなんだろう
突如突き付けられた1番身近な相手の生々しい姿
しかも思春期真っ盛りです
強烈な性衝動を引き起こした事は間違いないと思います
兄弟が肩を寄せ合い、互いに気遣いながら生きて来た2人だからこそ核心を突かない雰囲気が優しさと残酷さが表裏一体になっているのが読者に取っての味わい深さとなっている気がします
こんな感情に訴えかける描写もありながらも、本筋じゃない所で少しクスっとさせるようなセリフや表情を登場人物にさせる事で作品全体の空気感を必要以上に重くさせない手腕も効いていたと思います
読み手の感情をいい意味でコントロールしてくれるような漫画でした
だからこそ2度3度と読む事でこちらも読み方を調整して解釈の深掘りが出来るような気がしています
絶対に次回作も読みたい作家様の作品でした