連鎖する地獄と墓穴を掘る攻め
冒頭から借金、自殺未遂に強姦と地獄的展開が続いていく本作。最悪な今が最悪な未来を呼び息の詰まるような物語です。
でもそれだけじゃない。どんなに悲しい時でもお腹は減るように最悪な状況でも小さな幸せが丁寧に散りばめられています。だからこそ、本作には心惹かれるものがあるのかもしれません。
最低で最悪な優しいクソ野郎
初行為は強姦です。受けの大切な弟の名前を出し脅しつけて行いました。最低で最悪なクソ野郎。でも憎み切れない所があるものだから受けも読者も困ってしまいます。
約束された"後悔攻め"
本作の攻めは"後悔攻め"です。これだけで韓国BL漫画好きな方にはお分かり頂けるかも知れませんが、今までの行いを酷く後悔する時が彼にはやって来ます。ここからどうするのか、どうすれば良いのか攻めの今後の動向に目が離せません。
そう！これはオメガバース！！
忘れちゃいけねぇ！水辺の夜はオメガバース作品であることを！！
端的に言えばとてもエロいです。オメガバース作品の醍醐味が18シーンに存分に魅力的に全力で込められています。これだけでも一見の価値アリ。
「水辺の夜」は現在2部まで完結しています。3部を待つ今！読み始めるにはベストなタイミングです！是非この機会に読んで見てはいかがでしょうか？私の推し作品！自信を持ってお勧め致します。
王道ではないからこその面白さ
執着するのは"攻め"その固定概念を打ち砕く
韓国BL漫画には数多くの名作がありますが、執着するのは"攻め"という固定概念が私にはあり、またそれが好きでした。
本作では執着するのは"受け"です。そこで躓かず読み進めた読者にだけ、まるでご褒美の様に攻めから受けへの温かな愛を感じる事が出来ます。その時の感動たるや！是非感じて頂きたい。
BL漫画の醍醐味！？R18シーン
やはり"BL"というからには"LOVE"も忘れてはいけないでしょう。
本作は巧みな心理描写もさることながら18シーンもかなり魅力的に描かれています。シチュエーションも様々で読者を飽きさせません。その中でも特筆したい点は"受けの反応"です。メンタリティが強靭で涙など見せない受けが泣く。これだけで魅力はお伝え出来ると信じています。
まずは５話まで！読んで頂ければ貴方もチェックメイトの世界の虜になること、間違い無しです。是非この機会に読んで見てはいかがでしょうか？自信を持ってお勧めします！
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