約250ページに表題作とその後のお話「王は癒しの寵妃を溺愛する」が収録されていて同じくらいのボリュームです。
魔眼をもつ王とちょぴり魔法が使える魔女の弟子のお話。
年上のスパダリが健気でピュアな受けをめちゃくちゃ愛でるという名倉先生らしい、あまーいストーリーでした。
身分差のある者の恋に必ず出てくる反対意見、どこの馬の骨+男なので子が産めない問題にからみ
侍女がエーリスに嫌がらせをします。
もちろん賢い王はすぐ気づき無言でひとりで耐えている姿にさらなる愛しさが募る。という溺愛エンドレスで気分上がります!
ファンタジーを読みたい!
でもお話が二転三転してずっとすれ違ってしまうのじゃなくて、肩の力ぬいてにっこりしながら読みたいんだー。って時に読み返している作品です。
悪いことした人達も心底イジワルで許せんって感じじゃなかったのも安心して読める要因だったのかもしれません。
ファンタジー好きなのでなかなか面白買ったのですが今ひとつはまれませんでした。
異世界に転生してきた普通のサラリーマン潤也は神子として転生してきたもう1人のおまけ扱いで最初は冷遇されています。
元の世界には戻れないことが分かると前向きに新しい状況に適応していこうという「したたかさ」があり、自ら道を拓いていく様子が良かったです。
登場キャラが多くひとりひとりについて表面上の性格しか分からずもっと経歴など背景を知りたいと思いました。好きになっていく心情の変化が好きなので作品の世界観とは自分があわなかったのだと思います。
すでに7巻まで発売されている続きを追いかけてまで読むかどうか悩みところです。
学生やリーマンじゃなくてがっちり体形でタバコ吸って酒を飲み、墨入ってるコワモテ。見た目はゴツいけど義理堅く周りから尊敬される漢、椿はシルエットが完璧野獣でした。見た目も性格も好き!大人だった。
遥来は美人で椿をずっと好きな一途でウブな組長の大切な息子くん。ヒステリックに自分の要求するんじゃなくて自分の立ち位置、相手の立場などをよく分かっている良い子。
止まったまま一歩踏み出せない関係がせつなかったです。
恋とお仕事、どちらの部分もしっかり描かれているので読み終わると満腹になりまた読み返してます。
でもまだ彼らのその後が気になるので、続きをお願いしたいです。
圭さんと智也カップルのお互いへのラブ、INCITEとファンとのラブ、メンバー間のラブ。
そして新しくINCITEファミリーと認識された圭さんへのファンからのラブ。
あっちこっちに必ずラブがあって読んでる自分もラブをいただき幸せになりました。
今回はお付き合い編。私生活が中心のお話でした。メンバーとのからみやアイドルとしての悩み、警備会社の同僚、田村さんなどは前作より少なくなります。
その分お部屋やドライブデート。圭さんの嫉妬や過去について詳しく描かれています。
圭さん視点が多く、普段上から目線ですが実はすごーく智也のことを好きになっているのかがよく分かります。
続編を待っていたファンの期待を上回るめちゃくちゃ楽しい作品でした!
大学生の守が大正時代設定のゲームの世界に転生し、魔物退治をする全寮制の男子校の1年になってしまいます。
そこで出会った三輪椿は学園一の美しさと人気で目立つ存在ですが、性格はサイコパス。
前世の記憶のある守はゲームの内容を平和な世界になるように変えようと画策するのですが、上手くいかずに逆に三輪先輩に翻弄されるというお話です。
守の心の声がすごく面白くて笑いが止まらなかったです。
三輪先輩はサイコパスだけど口調が優しく上品で基本笑顔なため全く怖くなかったです。
えっ、もうおしまいなの?早すぎと感じるほど読みやすく続きがどうなるか気になります。
前作でセンチネルバースやキャラの設定が終わっているので、序盤からフルスロットルでワクワクします。
前作の続きのお話でパーティ会場でゾーン落ちした白滋が今回の主役。3週間の予定で東京pcbに滞在する最高位のガイド、宗玄が彼をケアする衝撃的なシーンから始まります。
東京pcbに敵対する人物との対決というテーマと並行して、白滋が母親を殺した犯人を探して復讐するという個人的テーマがありエンタメとしても面白かったです。
宗玄はルックス、性格、能力、由緒ある家柄と完璧で自分がモテるのも自覚しているフリーのガイドです。仕事として沢山のセンチネルを癒してきた彼が簡単になびかない白滋に本気で落ちていくのが、小気味よかったです。
侘助と真幌の登場もちょっぴりでしたが元気で仲良くやっているようで嬉しい!
次作でスッキリ謎が解けるお話が読めるといいなぁと期待しています。
あらすじを読むとわけもわからず強引に体を奪われちゃって、無理やり始まりなのか?と思いましたがちょっと違いました。
センチネルやガイドバース系は読んだことがあり好きな世界なのですごく楽しく読めました。
美容師として働いていた真幌が突然自宅で強盗にあいます。助けに来たのは中学から音信不通になった幼なじみの侘助と同僚、pcbという組織で働く特殊能力に優れたセンチネル達。
何もわからず真幌はpcbの施設にそのまま強制連行されてしまいます。
侘助からの純粋な好きという気持ちと強引なアプローチに加えて突然の環境の変化に真幌はとまどいます。お話が進むにつれ謎の世界だったpcbについて学んでいけるような展開なので、センチネルバースに馴染みがない場合でも読みやすいと思います。
事件の謎がまだ解明していない部分もあり、またバディとして活躍する姿をもっとみたいです。