1巻から続いて奉公人達がみんな二人に優しい!見た目に反して真面目で骨惜しみなく働く寅次と、自ら率先して動く八重辰に皆が一目置いておりこのまま平穏な日々が送れたら良いのになぁと思っていると、猿北という知り合いの孫である若い絵師が千枝屋にしばらく住み込み、八重辰を描きたいという2巻。
猿北の登場で出番は少し減りますが奉公人の忠太、娘お天も元気にしている様子をしっかり楽しめます。
こふで先生の絵がさらにさらに素晴らしくて全ページ、全コマ堪能しました!
料亭のお部屋内部やお庭の景観、池の鯉。
二人の地位や性格に合った着物や手拭いの柄。
小さなコマですが欄間や衣桁、見事な細工の料理など丁寧に描写されています。
奉公人として同じ屋根の下に暮らし時々逢瀬を重ねられ十分に幸せな寅次。八重辰が大切にしている千枝屋とお天を自分も一緒に守り支えていけたらば、という気持ちのはずが…という心の内の変化に悩む姿が見れます。
虎の寅次の健気さを後半に沢山感じ泣きながら読みました。
桜で始まり夏までの物語。それも言葉ではなく絵で表す辺り、やっぱりこふで先生のセンスってすごいなぁと思いました。
キャラのビジュアルと性格が面白かったです。真澄と小豆だけじゃなくて、友達や飲み屋のマスター、真澄の店のバイト女子など皆んな生き生きしていて明るい世界観です。
振られて落ち込み、酒にのまれてつぶれる小豆の面倒をきちんとみてあげる真澄。
ちゃんとお水を用意したりしてお世話をするけど、あまり近づきすぎずにあくまで友達として接しています。
全体を通して明るいふたりの関係性やカラッとした会話が独特で新鮮でした。
ただ、スノボにふたりで行った。という試し読みにある部分が私には1度ではよく意味がわからなかったです。読解力が高くないので読んでいて他にも分かりにくい箇所がありました。
そこは察しろ、行間を読め!と言われそうですが、最後まではっきりした甘さを真澄から感じられず少し残念でした。
令和の高校生ってきっと、こんな感じで恋に悩むんだろうなぁと納得出来るリアルさがすごく良かったです。
幼なじみで家が隣同士。年上の月王がある日衛生に告白。まだ子供だった衛生に拒否られ疎遠になります。
高校生になりあるきっかけでまた親しくなります。この親しくなってからのふたりが可愛いんです。
衛生と距離が近づき2度と離したくない。昔拒否られたことがトラウマになり自分からガツンと正面からぶつからない月王。かなり重い執着心を隠している策士です。
月王の優先度1番じゃないと面白くなくて、自分からキスしちゃう衛生。学校ではイケメンですがかなり甘えたくん。
2人とも黒髪ですが描き分けがはっきりしていて、ビジュアルも美しく見間違えることもなく読みやすかったです。
高校生、幼なじみ設定は数ありますが、彼らの性格と気持ちをはっきり言葉にするまでの流れが面白かったです。
冒頭、井田さんと駈がたまたま出会い、無理することなく自然に惹かれ合っていく様子が素敵でした。公園やお互いのお家でデートするふたり。
パンデミックでツアコンの仕事が無くなった井田さん。勤めていた会社が潰れた駈。
働いて寝て日々の暮らしを滞りなく過ごすことだけで精一杯だったり、現状維持で良しとしているところが読んでいて初回は胸が痛くなりました。
作品の世界にどっぷり入り込んで読むタイプの自分には、中年である彼らの境遇や心情が他人事ではなく身につまされて少し苦しかったです。
でもでも何度か読むと、カピカピに乾いた中年男性が愛し愛されて潤っていく様子がピュアで、オリジナル度の高い絵とストーリーにハマってしまいます。絶対に他の作品では得られない趣がある、タイトル通りの「やさしい」物語でした。
変更出来る期日を過ぎてしまい萌2ですが今は神評価と思っています。無責任な評価をしてしまい申し訳ありません。
写実的というのでしょうか?風景も含めて絵が素晴らしすぎます。描くのに手間がかかりそうなセクシーな二人の髪型、男性的なのに見惚れてしまう美しいお顔、マッチョじゃなくて引き締まった日本人らしい裸体。全てとっても素敵でした!
主役二人の性格の違いからから、途中ちょっとだけすれ違ってしまう流れもありますが、四十五年生きてきた中年の人間力がぁ、優しい!
そのあたりのお話がブラボー、オーサムで100点満点でした。
表紙のふたりの表情、笑顔じゃぁー!
私の勘違いでなければ後ろは桃の花でしょ?
本当に思い返せば酷いことがたくさんありました。1巻なんてナミンが可哀想すぎてスンホに目をつけられなければ…と思いながら読んでいたことを思い出しました。
以前はナミンに自分を理解して欲しいとは思っていなかった若。人って変われるんですね!
もうね、トラウマを乗り越え、愛することを知った若は神がかった美しさですよ。
ナミンは若のためなら自分はどうなってもいいと考える健気さが可愛いし。
ラストに向かって泣けて泣けて仕方なかったです。
暴力や裸描写が多いのが特徴ですが最後まで読んでみると、お話の組み立て方が素晴らしい作品だったなぁと思いました。
黒髪同志ですが一目でどちらかすぐわかるキャラビジュと奇想天外な性格のお兄ちゃんに一目惚れしました。
各話にカラー表紙がついてました!嬉しいです。
色使いも素敵な彼らの抱っこ、バックハグ、添い寝など触れ合っている絵が毎回セクシーです。
1話目から雄飛兄ちゃんのぶっとんだ性格に驚き、ついていけるかと少し心配になりましたが全くの杞憂でした。
なんでかな?欲望に忠実、大人なのに子供みたいに正直すぎて迷いが無い性格が清々しくて、逆にどんどん魅力が上がってきます。
なっちゃんは元々兄ちゃんのことが好き。
ストレートの義理の兄を好きになっちゃいけないっていうことに悩んでいる正統派の健気弟で、いじらしかった。
雄飛の元カノ達や、なっちゃんのクラスメイト女子が出てきます。けっこうセリフあるし面白かった。
女性が恋愛対象ではなく知人、友人としてストーリーにちょっとからんでくるの好きです。
続編読みたいです。クリスマスや誕生日会、お外でデートとか服着てイチャイチャしてる2人が見たいです!
電子購入。
1回読むとお話に魅了され数日間、何度も読み返しています。
ARUKU先生の作品は全ては読み終わっていませんが、読んだ中では1番好きな作品です。
電子で購入し言葉と絵の情報量が多いので、後日紙本を追加で買い足しました。
お話と絵、ぜーんぶ良いです!
特にゴドーくんが可愛いかったです。最初はニャンコみたいな髪型で、次はハーフアップに髪型チェンジ。いつもポジティブで明るくて何も考えていないようですが、ピンチの時は身を挺してはづを救います。
2巻でもいろいろな出来事が起こり、時には立ち上がれない位に打ちのめされてしまうはづですが最後にはやっぱり前に進むんです。
頑張って!と応援しながら読みました。
柊先生、初読みです。自分のリサーチ不足で先日、電子サイトの海王社特集でたまたま出会えました。
このお話、なんかホントにいいです!
ヤリチン、クズ、オレ様、当て馬などのハラハラしたり読んでて可哀想で泣いちゃうっていう展開ではなく、お年頃の大学生の恋愛話をリアルな感じで描いています。
実際にはこんなイイ子って存在してたら貴重やんって思うし、居ないやろって思うんだけど読んでる時は全く違和感なし。
普通っぽい?彼らの距離が近づく様子を、読み手の期待を裏切らずに進むお話の作り方は上手いなぁと思います。
タイプの違う魅力あるイイ子達が予想より
かなり優しい性格で可愛かったです。
コスプレ編も大変良き作品でしたが、こちらのパラレル編も同じように大変良いです。
39ページでこのお値段で読ませてもらえるなんて嬉しすぎます。
バニーカチューシャ付けてティッシュ配りをしている楓を亮が見つけて食事に誘い、酔っ払って…というお話。
定番だけど、亮と楓が一緒にいる雰囲気が大好きなので全てのページ、コマが神です!
亮の丁寧な言葉遣いと温和な表情の下に隠れている、絶対に自分の要求を通そうとする病んでる感じ。
と
他の人に言われたらスルーして受け入れないと思うけれど、亮相手だと気付けば全部OKしちゃう楓のポワポワした魅力は安定の可愛いらしさでした。
ずーっと見ていたい甘い♡2人です。