作家買いです!
前作に続きガタイが良く攻めより大きい受け設定です。シングルファーザーで小説家の國彦と高校生の息子、晴輝のお世話をする純平は通いの家政婦さん。
身長190でモチモチした胸とお尻をもつウブで恥ずかしがり屋さん。
そんな彼からの好意を感じながらもあまり性的なことの必要性を感じてない國彦さん。なんか力抜けてるっていうか感情の起伏が表に出ない人。
知り合って3年後、二人きりになったときに純平から告白され関係が変わります。
エッチの描写はかなり激しく修正箇所たくさんあります。
純平が普段と違ってすごーく気持ちよくなっていて幸せそうです。そんな純平を落ち着いた態度で優しく包み込む國彦さん。
はたからみてるとちゃんと両思いなんだけど、いかんせんお互い会話が足りない!
もちろん夕飯のメニューなどの家事については話しますが、パートナーとして好き、愛してる、これからどうしたいっていうことについて全く話し合ってないんですよね。
國彦さんは年上で雇用主で小説家なら、もうちょっとしっかり言葉と態度で気持ちを表現してくれないと困ります。
そりゃあ純平も不安になりますわ。
激しいエロと特別変わったことのない平穏な日々、特に食事の用意をするシーンは純平と晴輝の仲の良さも分かりあったかかった。
どこにでもいる平凡な家族と変わらない優しい雰囲気に癒されます。
晴輝の方が二人より精神的に大人な面があり気持ちの真っ直ぐな良い子に育ったなぁと思うと、涙がちょっと出ました。あと國彦さんの関西、京都?弁がほんわかして味がありキャラの魅力増しになってます。
紙本はチルチルの試し読みとは違って斜線修正でおすすめです。
作品の雰囲気は透明感があって文章も素敵です。
一気にさくっと読み終わりました。
IT副社長と高2生、ノンケとゲイ。ゆっくり丁寧な描写で読んでる時は納得しちゃうのですが、やっぱり年齢が約2倍ある大人と未成年という設定が引っかかりました。本人達が好きなんだもんいいとは思いますし実際あり得るでしょう。完全に好みの問題ですね。すみません。
細かいエピソードは1つ1つ、とても素敵でした。
好意をもっていて距離を詰めてくるのに、手が届く程に近くなるとガードが固くなる賢司さんの煮え切らない態度に好感をもてなかったな。
それが大人の狡賢さ、カッコ悪いことしたくないって気持ちからくるものなのかな?
優しいことばかり言うけど社会的責任と恋愛を天秤にかけて、頭で恋愛してる感じがすごくしました。
現実感があまりなく優しくて甘い世界観なので体の関係も卒業後まで待って欲しかった。
お互い一人暮らしでご近所住まいなのでまぁ無理なんだけどさ。
書き下ろしの三年後のソラは彼らが同棲していて相変わらず仲が良く、一吹の友人達も元気そうで安心しました。
殺し屋の叶瑛(かなえ)と半分吸血鬼の沙羅(さら)と叶瑛に仕事をまわす爺さんの三人が登場人物です。
ぼっち×ぼっち→もう上がるしかないので設定は重いのですが読んだ感じはそんなではないです。
叶瑛はガタイが良くて口数少ない。捨て子できちんと養育されてなかったので色々と無知。
寂しい、楽しいって感情も経験してこなかったから表情筋死んでたけど、沙羅に出会えて楽しい、気持ちいい、大切にしたいって思いを知り真っ暗だった瞳に光が宿り優しい顔つきになります。
執着溺愛ワンコの誕生です。
沙羅は半吸血鬼なので、右目だけが赤く美人で天然ボケっぷりが面白い。人間の叶瑛より人間らしく表情豊かで明るく笑顔がかわいいです。父親と兄弟には家族として扱われずに家出をしてきたところ、たまたま叶瑛に出会います。
二人とも家族に恵まれない、愛を知らない子でした。一緒に過ごすうちにどんどん生き生きしていく様子を見ているとこっちまで気分が良いです。
絵も美しくシリアスなストーリーかと思いましたが案外コミカルでそれぞれがタイプの違うズレ方をしていて笑ってしまう箇所が沢山ありました。
続編が決定しているようで、おめでとうございます!とっても楽しみです。
紙本購入、真っ白な修正でした。
高校生同士のおはなしですよね?幻かと思えるほどにびっくりする位ピュアでした!
恋に恋する同クラ男子の慈狼と満。全く接点の無いふたりがゲイで彼氏が欲しいという共通点を知り、友人として仲良くなっていきます。
ほんともう希少種ではないか?と思えるほど真面目でウブでよい子たちです。
恋愛対象が同性だからといって、安易にすぐ付き合っちゃう?とならないのがまた良いです!
彼氏が出来たら何したいとか妄想を語り合っちゃったりして可愛らしい。
多少エピソードや絵に「ぎこちなさ」があり気になるところもありましたが、そこを差し引いてもピュアな物語として楽しめました。
次作にも期待してます。
幼馴染でずっと一緒にいる二人が大学生になりルームメイトとして同居してます。
けど凛がいつも怒ってます。なぜ?
翔太郎を見る凛の目つきの悪さと不機嫌な態度は良い。すっごい好きです!
心の闇を感じるし、まぁ執着愛拗らせてんだろなーって読んでて分かるんですがどうやって解決するんだろうと期待しながら読みました。
ある日部屋で転んだ翔太郎に押されて頭を打ち、凛が記憶喪失になります。
記憶喪失になり最近の不機嫌な態度は消え、以前のように優しくて甘い性格に大変身します。
そんな凛に魅力を感じてしまう翔太郎。
あー、どうなるのか分かっててもドキドキしちゃいます。
子供の頃の二人の姿が描かれてる絵は、ぷくぷくちゃんで可愛いかったです!
凛が同居している家にセフレの女の子を連れ込んで始まっちゃいそうなシーンがあります。
試し読みにあるので苦手な方はご注意ください。
綺麗な絵が目に留まりました。デビュー作でこんなにしっかり美しく描けるなんてすごいですね。
ちるちる評価でエロエロになっている通り、そういうパートは多かったです。
なのに何故か爽やかでいやらしくなかったです。
ゲイで飽きたらすぐ相手をポイ捨てする医大生、輝々。自分中心のヤリチンだけど特待生で勉強に対しては真面目。吸いかけのタバコを灰皿に置きながらの片手間なエッチはクズ感最高でした!
ひかげはツンツンした年上美人で口が悪い。引きこもりから社会復帰中。
普段は憎まれ口しか言わないのに気持ち良くなると素直になるのが可愛い!
ケンカップルな彼らの一皮むいた本当の性格は
輝々は面倒見が良くて優しくて頼りがいがあり
ひかげは傷つきやすいけど素直で可愛げがある。
というふうに魅力ある人間にだんだん印象が変わっていきます。
ひかげが引きこもりになった原因などもきっちり丁寧に描かれており、お話の構成もお見事でした。
きちんと思いを確認した後のエッチシーンのページ数もしっかりあるので、幸せな気持ちで読み終わりました。
萌2と迷いましたがやはりデビュー作品なので神評価にさせていただきました。
紙本の修正はちるちるの試し読みと同じでした。
なんでもそつなくこなすアルファの大学生、士貴が学祭のゲストとして呼んだ神門と個人的に親しくなり酔い潰れてしまい彼の家に泊まります。起きたら神門から付き合おう、婚約しようと提案され同棲が始まります。
アルファとして魅力ある二人は恋人はつくらないがセフレはおり、それなりに充実した人生をおくっているようです。
モデルや俳優と並んでも引けを取らない容姿で自ら起業した会社社長で成功した有名なビリオネア、31歳のアルファに言い寄られてほだされない21歳の子はいないでしょ!
だからこそ神門がうさんくさい。
好き、愛してるからではなく、条件が良いからお試しで仮に婚約しようという契約としてなんだけど、すでに士貴は彼の手に落ちてるんだよね。
神門視点がないので士貴に対してどこまで本気なのか?何か企んでるんじゃないか?と疑いながら読んでました。
でも、どんなに忙しく疲れていても神門が士貴の不安な気持ちを察すると真摯に向き合い、一つずつ丁寧に解決策を提案していくんです。
えっ、マジなの?士貴の親の会社乗っ取りとかじゃなくて士貴個人をホントに好きなのか?
同棲してるけど可愛いとしか士貴に言わない神門の心境が書かれておらず言動から推察するだけなのが悩ましく、はっきり分からないので
すごくドキドキハラハラして読んでて楽しかったです。
明らかに神門の方がアルファとして格上で士貴がアルファなのにオメガ風な感じがするのも、定番のオメガバースと違って新鮮でした。
BL要素は少なく感じました。もちろんちゃんとそういう描写もきっちりありますが…
代わりに大人の男の魅力と酒、煙草(煙の出るタイプ)、夜の闇の魅力がたくさんありました。
大学生の時からの友人同士、刑事の菊地とバーテンダーの沖野。ストーカー被害にあっている沖野のために犯人捜しをしている中、お腹を刺され死にそうなところを助けられて吸血鬼として帰ってきた菊地。
過去回想や彼らの交際相手についてはあまり書かれていなかったように思います。
お話はストーカー捜しのミステリー部分と互いに好きなのにずっと最後の一歩が踏み出せない、臆病な大人の恋模様についてがメインです。
海外のハードボイルドミステリーを思春期にたくさん読んだ者にとっては懐かしく楽しく読めました。
小野浜こわし先生の絵との相乗効果が素晴らしい!お話の世界の魅力がさらにアップし、素敵な作品になっています。
脱毛したり、汗拭きシートをもっているような身だしなみに気を使うタイプではなく一昔前の大人の男の匂いがしました。
なんでだ?なぜフィンレイの気さくで素直な心に気づかないの!
華やかさとは違う可憐な美しさに魅了されないの?フレデリックあんたは大ばか者だよ。
フレデリックを嫌っている王太子からの提案によって結婚することが決まったふたり。
フィンレイは何度か挨拶を交わしたことがあるフレデリックに何年もずっと憧れており、喜んで嫁いでいきます。
でも、疑い深く当主としての経験から慎重になっているフレデリックはきちんと話もせずただ式を挙げます。
そして同じ城に住むだけでなるべくフィンレイと顔を合わせようとはしません。もちろん子供たちにも構ってくれるなという姿勢。
この前半の部分の 攻めに虐げられる受け って大好きなのでフィンレイの気持ちを考えると涙が止まらなかったです。
もちろん名倉先生なのでストーリーはあまり重すぎず、この後きっと良い事起きるはず!とずっと希望が見え安心して読めました。
こんなに愛されるべき素晴らしい子を誰か早くかわいがってあげて欲しい。
この作品はやっぱりフィンレイの魅力に尽きると思います。
彼がただ変化を待っているだけではなく出来る事を見つけ、置かれている状況で当主の嫁として有益な行動を取る姿に感動しました。
甘くて読後感はスッキリです。寝る前に読むと幸せな気持ちのまま眠れます。
溺愛、あまあま、コミカル、シュールな、自然とニコニコしちゃうほんわかしたお話です。
執着というと自分の思いを無理やり押し付け、あの手この手を使い自分の願いを叶えるイメージがわたしにはありますが、こちらの攻め諒はちょっと違いました。
圭都の隣、一番仲良しなのは自分、当たり前。
圭都に俺と付き合ってというのは、当たり前。
圭都が酔っ払ったらお世話するし、ある意味もう彼氏なんじゃないか?と思える献身愛のある男です。
告白の返事がnoでも毎回くじけない。よくそんなふうに都合よく考えられるものかと不思議になるほど前向きでまったく揺るがない!
おきあがりこぼし、のように転んでもスクッと間髪入れずにすぐ起きる諒。
受けしか見てない一途な攻めってやっぱりいいなぁと思います。
恥ずかしがり屋の圭都は諒と付き合わないけど、はっきり突き放さなくてずるいなぁと少し思っちゃいました。
初めはもじもじ、うじうじしてばかりでかっこいい諒がべた惚れしている良さがちょっと分かりにくかったです。
でもだんだん自分の気持ちを意識し始めて、思いを表すようになった圭都は可愛らしかったです。
赤面しながら今までなら言わなかったようなことを口にする初々しさにわたしまでニンマリです。
途中やっぱりすれ違ってしまい、仲直りするシーンの圭都の言動が面白すぎて大笑いしました。
試し読みからは想像出来ないラブシーンの脱ぎっぷりには驚くとともにあっぱれと思いました。
上下何もまとっていない絵が多く、恋人同士ならやっぱりこれが自然な姿だと思いました。
着衣姿もいいけどこういうの好きです。待ってました!
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