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女性pokatyanさん

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ほっこりします

嫌いな男も購入したのにスピンオフのこちらから先に読んでしまいましたが、楽しく読めました。

意地っ張りな受けはit系を起業し成功している令和らしいゲイ。見た目に気を遣い永久脱毛もしている美しい伊崎。
元カレは5つ星の格式ばったレストランが似合いそうなタイプです。近所の居酒屋で知り合った安原さんはノンケで専門職のサラリーマン。

電車移動で普通のアパート暮らし安原さんと、駅直結のタワマンに住みタクシー移動が当たり前の伊崎。
普段ならお互いに知り合えないタイプなのに、なんだかすごく馬が合い肩の力を抜いて過ごせる素敵な関係になっていきます。
ちょっとずつ変わっていく関係性が読んでて自然で納得出来ました。

絵がキレイで上手い

読み進めると第一印象がどんどん変わっていくキャラが可愛いし魅力的でした。ページ数もあり色んなことが起きますが上手く1冊にまとまっています。
黒髪、入れ墨、喧嘩強い攻め、ギーチが俺様で愛想が悪く怖い感じだったのに笑うと笑顔が可愛くて溺愛一途だと分かります。
売り専ボーイのユイはその日暮らしというかとりあえず毎日無事に過ごせたら良いと考えている感じでしたが、ギーチに会えて良い方に変わっていくのが読んでて気持ち良い。
案外男らしくてカッコよかった!

今の時代にあった切なさとエッチ度のバランスが上手いな。1冊にギュッとリズム良く詰め込んであるので飽きることなく読み終えました。

古い作品ですが面白かったです。

建設会社に勤める堂島と高校以来、5年ぶりに再会した三浦。
新しく働き始めた家族経営の花屋さんの娘の彼氏が堂島。
他には由布子の元カレ、アキが未練たらしくチョロチョロ復縁狙ってます。

3篇に分かれた内容は
三浦視点、語りで高校のときの話と再開してからの苦しい片思いのお話。

2つめは堂島視点、語りで同じ出来事をどのように考えていたのかというお話です。

3つめは又三浦視点、語りに戻ってその後の彼らのお話。

攻めの堂島にハマれるかどうかで評価が分かれる作品だと思います。
相手の望みを叶える、困ってる人を助けたい。という自己犠牲愛とホントの愛しいという思いをはきちがえている堂島。優しくて常識人に見えるけど三浦に対しての行動は自分勝手でかなりクズ。
そんなどうしようもない堂島を私は憎めませんでした。気になるけどいじめたい。嫉妬すると傷つく言葉を言わずにはいられない幼稚さ。
あまり見かけないキャラが新鮮でかなり好きになりました。

健気な三浦が自分の選択を後悔し、もっと自分で自分を大切にすればよかったと涙するシーンが印象深く涙目になりました。

前半より後半。どんどん面白くなっていく!

受けがひどい目にあう所を少し減らして
父王、兄弟達との関係が伺える話やグイード将軍が初恋の相手になる部分をもっと広げて細かなエピソードを増やして、祖国での幸せな生活から一転し人質として不自由な生活を強いられていくという流れだったならば私的にはもっと読みやすくなるなと思いました。

受けの毎日が悲惨ですごくかわいそうです。楽しいこと1つもありませんし、高貴な身分に相応しい対応なんて無いです。逆にバカにされ軽んじられています。よく心を壊さずに三年もの間ひとりで耐え続けられたものだと尊敬しちゃいます。

様々な苦難、セクハラを乗り越えていく様子が面白いし、グイードの溺愛ぶりが映えるのですが…
やはり受けが性的に嫌なことをされる描写は読んでてツラい。

敵国の従者にお風呂で体を清められる様子は仕事以上の意地悪さがありました。
また奴隷剣闘士の嫌なやつに挿入寸前までイタズラされます。グイード将軍や他の貴族達の前でです。

エロとバイオレンスと純愛は青年漫画や昔の洋画などでも描かれている定番ですが、ここまで激しいお話は最近のBLではあまり見かけないかな?と感じます。
そこに果敢にチャレンジしギリギリ読める胸クソ展開を見事にやり遂げた伊藤先生の勇気に拍手です!

文章も読みやすくページ数はありますが飽きることなくスラスラ読めました。
強い将軍が初恋の相手、王子は誰もが魅了される美しさをもっているが自分では気づかない。国のため第三王子としての責務に真面目に取り組むウブな良い子です。
というような説明文がチャプターごとに繰り返されて邪魔に感じる箇所もありましたが、後半になるにつれてどんどんお話は面白くなり構成も洗練されていきます。

結果、とても楽しく読みおわりました!ネガティブなことも書きましたが次の作品も楽しみな先生に出会えて嬉しいです。

あたたかいオメガバース

オメガバースものでお互い好印象だから急にくっついてからのすれ違いや当て馬の登場かしらと予想しましたが全く違いました!

笑顔の下に悪意を隠してる後輩くんかと思ったらそんなことはなく。疎遠になった両親には彼らなりの理由があったのに説明不足で真意が伝わっていなかったりと悪者は出てきません。

あれっ?とお話のスジに疑問を持つこともなく夢中になって一気読みしました。

うさぎのオメガ理人が過去の出来事に傷つきトラウマになっている状態から、少しずつそのままの自分を受け入れて前向きに変わっていく様子が読んでて気持ち良かったです。

理人のプライベートでのオドオドと泣き虫なところが可愛いのですが、会社での熱血マジメな仕事ぶりと口の悪さはそれ以上に可愛らしいです。

同僚のデザイナー汐見のおだやかで面倒見が良い性格もいいっ!
で最後に明かされるあの件。ニブイ私には全くわからなかったです。面白かったです。

ストーリーと絵がマッチしすぎてます!

オメガバースの良さをたっぷり味わえるお話でした。
黙っていてもちょっと他と違う最高のアルファなんだとわかってしまう攻め、黒瀬と発情したことのないオメガ五色。
奈良先生の表紙にひかれました。この絵だからこそ中原先生のお話の世界に深くはいっていけました。
軍服って良いですね。

萌2評価なのは自分が溺愛執着攻めにハマっており黒瀬が寡黙すぎて五色を好きなんだっていう気持ちの動きをあまり感じられなかったからです。

頭じゃなくて体で感じる衝動的な二人の始まりはドラマチックで夢がありました。だからこそ心の変化の部分がもう少し読みたかったです。

でも黒瀬が育てている子供たちは皆んな可愛かったし、悪役はマジで気持ち悪かったのでまた読み返します。

大事なのはたった1つ!

君さえいれば他はいらないっていう執着溺愛攻めっていいですよね!
顔面偏差値も高く国の英雄である騎士セオドアが義理の兄を何十年も想ってる。このキャラ設定だけで既にワクワクして読みたくなりました。 
しかもセオドアの好きがかなり重くてサミュエルだけが無事で自分のそばにいてくれれば、王様や国のことなんてどうでもいい。
全部捨ててふたりだけで生きていく覚悟もあるんです!すごいよー。

そんな義弟に愛されるオメガのサミュエル。
元のサミュエルはかなり性格悪く嫌われ者でしたが、10歳の時に日本人の敬人の魂が入り人格がかわります。
前世で会得した農業技術で領民の生活を助け、いろいろ活躍します。

溺愛執着と異世界転生。ちょっぴり戦争の悲しさも交えて軽いタッチで読みやすいお話でした。

完璧!文句なしにおもしろい。

すごく面白かった!読み終わった後の満足度高く、ニヤついてしまいます。
ラブコメ感が強いのでドムサブ設定得意じゃない方も気にならずに読めるのではないかな?

年上真面目サブ攻め×年下ビッチっぽいドム受け。
魅力ありすぎなキャラクター達が明るくコメディ調な時とせつない雰囲気になるシーンのバランスもよくて、読み始めたら止まれなかった!

ふたりともお金持ちで家柄が良いです。
ドムサブであることや恋愛に対する考え方がかなり違います。
でも好きだから相手を尊重したい、素直に気持ちを伝えたいと思い互いに影響し合いながら自然に変わっていくのがよかった。ページ数があるので気持ちの変化をじっくり読めて嬉しい!

萌える見せ場がたくさんあるので胸がドキドキしっぱなしです。
漫画って楽しい!って思える素晴らしい作品でした。

主従と溺愛オメガバース

ずっと甘くて安心して読めましたよ!
ワイズバーン伯爵家四男フィディと従者フレッド。年上大型わんこアルファなフレッドの溺愛、献身ぶりと奥手であるということに全く気づいていない箱入りオメガのフィディ。
17歳で第二性検査でオメガと判明し、通っていた学園の卒業を待たずにすぐさま従者のフレッドと2人だけで荒地にある別邸に住まいを移すことになります。

表題作はとにかく2人だけのお話でベッドでのレッスンシーンが多いです。
会話が多く明るく楽しくフィディが性的なことをお勉強して経験を積んでいきます。フレッドがとても魅力的に描かれています。

続、人生はままならない
では元のお屋敷に戻ってきた2人以外にフィディの父や兄達も登場してきます。フィディの知らないフレッドの過去の話が詳しく語られたり、事件が起こります。
このお話はフィディがただ可愛いだけのオメガではなく、頭がキレて思慮深い性格であることがよく分かります。

第二性検査を受けるまで自分はアルファだと思っていたフィディがオメガだと分かって落ち込むことがタイトルにつながっていると思いました。
でもそれだけではなく読み終わると、フレッドをはじめ誰もが上手くいかない人生と折り合いをつけながら前向きに生きているんだなぁーと気づきました。

甘い甘いエッチなだけではなく自分と同じように悩みながら人生を生きている彼らに親近感を持ちました。
紙本で約332ページありしっかり楽しめました!

あまい身分違いの恋!

約250ページに表題作とその後のお話「王は癒しの寵妃を溺愛する」が収録されていて同じくらいのボリュームです。

魔眼をもつ王とちょぴり魔法が使える魔女の弟子のお話。
年上のスパダリが健気でピュアな受けをめちゃくちゃ愛でるという名倉先生らしい、あまーいストーリーでした。
身分差のある者の恋に必ず出てくる反対意見、どこの馬の骨+男なので子が産めない問題にからみ
侍女がエーリスに嫌がらせをします。
もちろん賢い王はすぐ気づき無言でひとりで耐えている姿にさらなる愛しさが募る。という溺愛エンドレスで気分上がります!

ファンタジーを読みたい!
でもお話が二転三転してずっとすれ違ってしまうのじゃなくて、肩の力ぬいてにっこりしながら読みたいんだー。って時に読み返している作品です。

悪いことした人達も心底イジワルで許せんって感じじゃなかったのも安心して読める要因だったのかもしれません。