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女性きといちさん

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ハゼさんがカッコ良すぎる

先にドラマCDを聴き、気になったので原作も購入。買って良かったと思いました。

取材をしっかりと行って描かれた作品であるため、臨場感?リアルさ?がすごいです。お仕事の描写が物凄くしっかりしています。

また、さばみそ先生の絵がすごく綺麗で見やすいので、読んでいても疲れませんし繰り返し読んでも飽きません。コミカルなシーンでのデフォルメされた恋ヶ谷、超かわいいです。


攻 恋ヶ谷
攻め攻めしくないのに攻めであることで最初から優勝しています。とにかくかわいいです。初心でハゼさんに振り回されっぱなしだし、行為中も結局主導権はハゼさんにあることが多いですが、それでも必死にしがみつく様はまさにわんちゃんです。

受 ハゼさん
顔も性格もかっこいいし男前。あまり喘がなかったりそこまで表情が変わらないのが逆にえろいです。恋ヶ谷が好きになるのも納得。


一気読みしてしまうくらい楽しく読めました。ちなみに私の推しは恋ヶ谷でもハゼさんでもなく、小倉くんというキャラクターです。よかったら小倉にも注目して?読んでみてください!

ただただ美しい

ドラマCDを先に聴き、すごく素敵な話だったので原作も購入。
読み終わったときには完全に清澗寺家の虜になっていました。
途中、行為以外に暴力的というか痛々しい表現があるので苦手な方は注意が必要ですが、基本的に誰でも気軽に手を出せる作品です。


受 国貴様
「様」を付けなきゃ呼べないくらい高潔で美しい人でした。こんなに真っ直ぐで一途な国貴様を嫌いな人なんていないんじゃないかと思うほど。
普段すごく冷静でクールで頭の回転が早い分、遼のことで頭がいっぱいになっているときや行為中のかわいさがより際立ちます。ギャップです。
喘ぎは控えめなのに乱れ方に色気がありすぎる。

攻 遼
序盤は国貴様に対して若干きついですが、全てのことに説明がついた瞬間「国貴様を誰よりも心から愛している素敵な人」に早変わり。他の清澗寺カップルの攻めと比べると(個人的に)いちばん優しいなと思います。国貴様と同じくまっすぐで正義感の強い、見ていてすっきりするタイプの人です。


これを読んで清澗寺家のみならず和泉桂先生のファンにもなりました。ストーリーの時代背景もかなりしっかりしているし、なによりひとつひとつの描写の言葉選びがすごく綺麗なので、全体的にとにかく「美しい」お話です。なにを読もうか迷っていたら是非読んでほしい。全力でお勧めできる一冊です!

サクッと聴ける物語

原作未読。読まなくても十分楽しめますし、置いていかれません。
他の方がストーリーについては大方触れてくださっているので、私は主要キャストの御二方のお芝居についてのレビューをします。


攻 牙@諏訪部順一さん
最初から最後まで色気ダダ漏れのお声でした(いつも通り)。濡れ場ではそれが更に3倍増しくらいになります。
ただし、(そういうキャラだということもありますが)濡れ場では結構静かです。それでもちゃんと愛情や葛藤は伝わってくるので、改めて諏訪部さんのお芝居の上手さに感嘆。
お話がお話なので、普段ルロイと話しているときなどはBLCDというよりアニメを映像なしで見てるみたいな感じに近いです。

受 ルロイ@野島健児さん
こちらも終始妙にずっと色気のある声でした。その中にも提督としてのキリッとした感じや根本的な男性としてのかっこよさがあったのでとても良い。
濡れ場では結構ちゃんと喘いでくれます。トーンは健児さんの中では高め。気持ちよさそうでした。
1回目は完全に誘い受けです。刺さる人にはかなりぶっ刺さると思います。ギャップで萌えさせてくるタイプのキャラだ……と思い知らされる。
親しい人には強がり?ツンデレ?な分のあるキャラなので、初回濡れ場よりもお互いの理解度が高まった2回目のほうが個人的には美味しかったです。一通り終わったあとの超どえろい吐息は必聴。


回数こそ多くはありませんが、濡れ場は大満足です。そこそこ時間もあります。

物語中盤では葵姫(@小野涼子さん)ががっつりストーリーに出てきますが、全然イラつかないしむしろ可愛いです。BLCDに出てくる女性苦手って方もおそらく大丈夫。

また、こちらも中盤ですが、ルロイが一旦完全にフェードアウトして牙とアーロン(@小西克幸さん)がメインで進んでいく部分もあります。健児さんだけを目当てで聴かれるとちょっぴり不満に思っちゃうかもしれません。

ストーリーそのものは面白いし、重い話でもないので、身構えることなくいつでも聴ける良作です。迷っていたらぜひ聴いてみてください!

お芝居がとにかくすごい

原作未読。CDだけでも全然大丈夫です。
聴き始めて3秒後から苦しそうな咲坂さん(@野島健児さん)のお声が聴けます。嬉しい。

ストーリー中では咲坂さんと斎(@小西克幸さん)はほぼずっとすれ違っており、聴いててちょっと虚しくなりますが、その分終盤の良さがひとしおです。
おそらくいちばん聴いていて悲しくなるのはすれ違い始めてすぐくらいで、そこを乗り越えてしまえばなんとかなります。軽い気持ちでは聴かないほうがいいかも。


攻 斎
小西さんのお芝居のオンオフの切り替えに脱帽。優しい斎とすれ違い中の斎、全然違います。声は同じなのに別人なんじゃないかと思えるほど。
斎の中盤での葛藤する気持ちもすごく上手に表現されています。
最初と最後以外の濡れ場は荒いです。若干DV男みたいな節がありますし、もっと言うと普通に怖いので要注意。

受 咲坂さん
普段の先生としての優しくキリッとした感じから一転、濡れ場になった瞬間とんでもなくえろくなります。初っ端からお薬盛られてふらふら、からの濡れ場、中盤で強引に口でやらされ、更に体調不良、号泣シーン、濡れ場、後半にも濡れ場。健児さん、お疲れ様でした……。
特に号泣シーン、本当にすごかった。泣き演技で健児さんの右に出る者はいないんじゃないかと思うほど。モノローグで気持ちを吐露しつつ、バックでずっと泣いており(しかも長い)、二重のスーパーお芝居健児さんで耳が幸せでした。
体調不良描写は吐きかける一歩手前までいっているので、苦手な方はお気をつけて。ここの演技力にも驚き。


なかなかしんどいお話ですが、聴いて損はないです。特に上述の通り主要キャストの御二方のお芝居が本当にすごいので、是非とも聴いてください。特に健児さん推しの方にとっては本当に盛りだくさんの嬉しい作品だと思います。原作小説も読みたくなりました!

新世界、広がります

原作未読。CDだけでも十二分に楽しめます。
私の歴が浅いこともありますが、今までに聴いたことがないタイプのお話でした。SMなのに、あまあま。愛で溢れていました。新しい世界が広がります。


受 太郎さん@野島裕史さん
他作品のお芝居も聴いた上で思いますが、裕史さんはどうしてこう「生きるのに疲れてる系男性」「未来に希望持ってない系男性」が似合うのでしょうか(褒め言葉)。
モノローグや普通に治樹と話している声はなかなか気だるげなため、スイッチが入ったときのえろさが他の裕史さん受け作品よりすごい気がしました。色々やってるときだけ敬語になるのがたまりません。かわいかったです。

攻 治樹@前野智昭さん
終始楽しそうでした笑
心の声がモノローグとして漏れ出ていたのも面白かったです。「かわいい」とか「えろい」とか、ところどころ聴き手の気持ちを代弁してくれている。
言葉攻めがあるので、Sっ気のある前野さんを聴きたい方にはお勧めの一品。
逆に、前野さんの攻め喘ぎ等が聴きたい方は別作品のほうが良いかもしれません。治樹が直接挿れる回ももちろんあるのですが、玩具を使っている場面も多かったので。


「エロエロ」評価に違わぬ作品でした。SMなのにあまあまってどういうこと⁉︎と思った方は是非聴いてみてください。

原作120%再現

原作は続まで既読。原作のハゼさんが好きでCDにも手を出しました。
原作のイメージはそのまま。効果音やセリフの付け足しにより、原作未読でも十分楽しめると思います。


受 ハゼさん@内田雄馬さん
恋ヶ谷を翻弄するハゼさんそのものでした。特段えろいことを言っていたりというわけではないのですが、普段の会話から色気が隠し切れていません。この作品で初めて雄馬さん受けを聴いたのですが、がっつりハマりそうです。本当に素晴らしい。

攻 恋ヶ谷@土岐隼一さん
わんちゃんのようにハゼさんの周りをちょろちょろしている(?)恋ヶ谷にまさにぴったりのお声でした。ギャグ調のお芝居、普段のお芝居、行為中のお芝居と切り替えもスムーズでした。とにかく終始とってもかわいいです。土岐さんが演じられたBL作品キャラでも1、2を争うかわいい子だと思います。


主演の御二方はもちろんですが、私は小倉(@佐藤元さん)が特にいい味出していたな〜と思います。元くんのお芝居がすごく上手で面白いキャラなので、次はいつ小倉出るかな?といつの間にか擬似出待ちみたいな状態になります。

原作がかなりきちんと取材を行って書かれたお仕事BLなので、臨場感もたっぷりです。聴かなきゃ勿体無い!

本物の「常盤」と「楪」

楪役の土岐隼一さんが好きで購入。原作と合わせて聴きましたが、特に描写のカットもなく、むしろ音声や効果音が付け足されて分かりやすくなった印象でした。原作ファンの方も満足できると思います。


攻 常盤@江口拓也さん
さすがだなという感じです。低音でSっ気のある攻めが本当にお上手だなと思います。行為中の色気の溢れる吐息は必聴です。そのまんま常盤がそこにいる感じでした。

受 楪@土岐隼一さん
全体的にトーンが高く、可愛らしい感じです。ツンデレなところがしっかり表現されており、普段と行為中のギャップがかなり刺さります。喘ぎはやや苦しめな感じがしますが、初めてであることを考えるとリアルなのかもしれないですね。もちろんとてもえろいです。


原作者の百瀬あん先生が「タイトルコールから楪だった」と仰るように、本当にそこに常盤&楪が存在しているんじゃないかと思うくらい自然で素敵なお芝居でした。全トラックほぼなにかしかいちゃいちゃしているので、ボリューム満点です。中の人的にも他作品で絡みの多い御二方なので新鮮でした。買って損はないと思います!