アンリミにて読了。麻生先生の作家買い(買ってはないけど)です。
麻生先生の作品は、どれも一つ一つのシーンが印象的で、漫画なんですけど映画を見ているようなきれいさがあり、静かであまり表情に出ないタイプのキャラでも表情がとてもキャラの心情を表している気がして、とても好きです。この作品も、もれなくそうでした。
お話は、特定の相手を作らず、寂しい時にだけ二丁目でその晩限りの相手を探して抱かれている会社員、真木と、その真木の会社の常務の息子で、真木がお目付け役を担っている須藤の2人のお話。
2人だけの関係ではなく、会社のためにお見合い・政略結婚のルートを選ばざるを得ない状況の須藤。反発はしているけど、真木にもそれを強いるだけの痛みを与えたくない。真木も自分が身を引いたがいい。それゆえに一度離れて婚約までしてしまったときには、もうここから復縁ルートはないのでないかと思うくらいにせつなっくて苦しくて辛かったです。
でも最後の真木の告白シーン。あの真木があんなに自分の想いをハッキリと、大きな声で須藤にぶつけているシーンが、本当にきれいで素敵で心揺さぶられるめちゃくちゃいいシーンでした。
あんなに嫌な感じだった須藤父も、最後はやはり子どもを想ういい父親であって良かったです。。
ピュアかわな女装BLの続編です!
表紙のえろかわ藍原さんーー!!!
お付き合いをしてからの2人と、その周りの人のお話。
会社の同僚は先日の夏コミでの入谷と藍原のコスプレを見て、iについてあれは誰だったのかと聞いて…。
そして藍原の家族、入谷の家族へのカミングアウトと挨拶…
身バレの危機もあるけど、藍原のかわいい嫉妬が見れて良いですよーー!
そしてお互いの両親へのカミングアウト。
藍原家での入谷くんの可愛さったらない!!
入谷の母の言葉も態度も正直イラっとしてしまって、この残りページでハピエンになるの?大丈夫?って思ってもしまったけど、結果ラブコメらしく二人が幸せに向かって進んでいけるハピエンになってよかったなって思いました!
相変わらず藍原さんの女装はかわいくてえっちで最高ですー!
会社では真面目で物静かなリーマンが、実はどエロいって最高ですよねーって思っているのですが、それが美人な女装男子だったらなおのこと良し!です。それがこの作品です!
会社ではまじめ堅物で通っている藍原は、裏ではSNSで女装自撮り画像をアップしていつ、女装宅レイヤーi(あい)としての顔を持っている。
そんな藍原が教育係としてつくことになった、新入社員のさわやか笑顔にいい身体(予想)の入谷。
ある日の飲み会で、入谷のスマホの待ち受け画像がiの写真なことに気付いた藍原…そして、入谷に「iですよね」と言われてしまい…!?
っていうストーリー。
身バレは絶対NGって言ってたのに、バレたその日にいざ入谷の筋肉バキバキの体を見たら「好きィ!」ってなっちゃうところとか、すぐ致すことになっているところとか、この藍原のチョロさがめちゃくちゃいい!会社では真面目でしごできで通ってるのに、このギャップがまたいい!しっかり入谷くんにはまっていくのもかわいい…!
入谷の裏表や駆け引きなく、好きな気持ちで一直線なところもかわいいです!
えっちですが、そればかりでなく、キャラがピュアでキュンとするラブストーリーでとても素敵な作品でしたー!
DK同士、一目惚れからのさわやかワンコDKと、秘密を持ってるクール美人な真面目DKとのお話です。かわいいピュアキュンですよ!
お話は、駅で電車を待っていたクールDKの愛斗に一目惚れした、スポーツ科のワンコ心渡の猛アタックから始まります。実は愛斗は普通の人間ではなくて、人の恋心を見ることができて、人の恋路を手助けする「キューピッド」。キューピッドだからというわけではないけど、愛や恋に対していい印象を持ってない愛斗なので、心渡からのアプローチも信じられず。それでもまっすぐひたむきにアタックし続けてくれる心渡に対して気持ちは動いて…っていう話。
ひたむきにまっすぐな思いを向ける心渡は可愛いくて、愛というものを信じらない愛斗の気持ちが心渡と接することでどんどん気持ちが和らいで行くのがとても可愛くて、高校生のかわいい恋愛に始まりをみることができました!
アオハル、初めてのピュアキュンラブストーリーですよー。
順調にお付き合いをしている二人のその後、「番うこと」に付いて考えるのと、リヒトに初めてのヒートが来ます。
バンドメンバーのエイジくんと話しているときの冷静でしっかりとしてかっこいい凛人が好きだなぁと思う一方、志郎のまえで甘えた表情をする凛人もえっちでとろとろになってる凛人もどれもとてもすき。
そして今回始めてのヒートが来るんだけど、その時の凛人のトロトロぐずぐず具合がめちゃくちゃかわいくてたまらないので必見です。
そして、「運命の番」にも「番うこと」にもいい印象を持ってない凛人が、志郎と過ごしたり経験したことのない感覚や怖い経験をする中で、それが変化していったりするのかなって考えながら読んでいったのですが、
二人らしく、自然と二人で過ごしていく未来へ進んでいく道を選んでいて、それがとても自然で幸せそうで、とても幸せな気持ちになりました。運命だから、アルファとかオメガだからじゃなくて、人として好きで大切に思っていて、それでつながっている二人を見れて、とても幸せです。
最後、凛人が本当に心から幸せそう笑うシーンが本当に素敵で泣けました。
願望が確実になるまで、ずっとずっと幸せであれ。
待ってました!コミックスになるのを待ってました!
マガビー連載から、ずっとコミックスになるのをたのしみに待ってましたー!
お話は、しっかり者として慕われているけれど本当は頑張ってしっかり者として過ごしている隠れ頑張り屋の希理先輩は不安を感じるとこっそりおしゃぶりを吸って気持ちを落ち着けていたのだけど、急に寮の部屋で後輩と同室になることになってしまって…そしてその後輩、とっても優しい幸村におしゃぶりを吸っていることがバレてしまい…というお話!
まーーー優しさしかない優しいBL!おしゃぶりをしてホッとしてる希理先輩を見ていると、私も癒やされます。そして幸村の聖母感のすごさ!こんなに包容力が高くて、気遣いと世話焼きが素晴らしくてさわやかでイケメンな子いますか!?いました、ここに!笑
もう本当にかわいくて、可愛さにあふれたお話です。すき。
癒やしがすごい故に、この二人はエロとかあんまり考えられないし、それでもいい。それくらいバブ。って思ってたけど、コミックス描き下ろしでは二人の初Hが見れます!
あんまり考えられないなって思ってたけど、幸村はちゃんと男の子で、希理先輩がエロカワで最高でした…バブなのに調べたりとかしてたんだな、とかっていう。でも始まりがとても希理先輩らしくてそれもとても良かったです。
とにかく本編も描き下ろしも、読んでほしいです、最高でした。
1巻を読んで、続きが気になりすぎてすぐに2巻も買いました!
読み終わったあと、すぐにでも3巻を読みたい気持ちです!笑 とにかくお話がおもしろい!ラブもそうだけど、状況もどうなっていくのかドキドキです!
天陽とともに過ごす中で、天陽に対して抱く気持ち「愛おしい」が、天陽から雨流に向けられていた感情なんだと気付く欠月。そして、皇帝の秘密を知って「姿は一緒でも別人はいらねぇよな」と言う欠月。どんな思いでそれを言っていたのか…辛いと思って言っていても、それが何でもない当たり前のことと思って言ってても、どちらでもとっても切なくて辛くて胸が締め付けられました。
天陽の欠月に対する気持ちも変化していくなかで、天陽の気持ちを考えてもとても辛い。欠月の名前の意味を知ったときも、怒りと悲しさ、だけど天陽に名前を呼んでもらって嬉しそうにする欠月の気持ち。その中で、欠月への愛おしさが更に溢れたシーンがとてもとても良かったです。
で!!最後はやっぱり不穏で心配なエンドですけど!先生がハピエンしか見えてないとおっしゃる言葉を信じて続きを待とうと思います!3巻、まってますー!
中華ファンタジーって割と好きだけど、そこにBLが乗っかるとどうなんだろうと思っていたけど、そんなことは全くなくてめちゃくちゃ良いお話ではやく続きが読みたい!ってなりました。
お話は、幼い頃から一緒に育った、兄弟のような番のような存在「雨流」を2年前に戦いの中で自分の目の前で失った天陽。ある日任務で北の蒼国の将軍に奇襲をかける。振り返ったその将軍の顔は、最愛の雨流そのもので…という話。
え!?生きてたの!?で、記憶がないとかで敵同士になってしまった系?とか思ってたら、それよりもっと辛い状況で、これで幸せになるエンドってあるの?!欠月は?雨流は?!と、先の展開がめちゃくちゃ気になる…!!
2年経っても、雨流の死から先へ進めない天陽と、新たな初めての感情に気づき始めた欠月、そして雨流…この3人がどうなっていくのか、ドキドキしながら2巻へ続きます。とにかくお話がすごく面白いです!
社交ダンスを題材にし、大切な人を失ったダンサー同士の恋愛を描いている作品です。
まず、あまり私にはなじみのなかった社交ダンスという世界。その描かれ方がとっても美しくて、素敵でした。社交ダンスというものをほとんど知らない私でも、その動きとか躍動感とかスピード感が伝わってくるような絵で、ダンスのシーンにもとても引き込まれました。
お話はダンスの先生だった母を亡くした大学生・晃介と、そのダンススクールに通っていた社会人・淳さんの2人。
淳さんダンスを踊ったことで、母を亡くしたショックから前向きになることができ、さらにその瞬間に淳さんに恋にも落ちている。その嵐のような雷のような恋に落ちた瞬間のシーンがとても好きです。
初めてこんなに人を好きになったって感じの晃介のまっすぐさや一生懸命さがとてもかわいいです!
淳さんも絆されつつ、晃介のことを大切にして誠実に接しつつも、自分の思いを我慢できなくなっていくようすにとってもキュン!です!
お話も絵も、綺麗で美しく進むのがとっても素敵です!
2人の今後も見たい、続編を期待しています!!
残像スローモーションの仁義のふたりの続編です。
仁の受験、卒業、新生活で嫌でも離れてしまう二人の距離に、悩みふたりで乗り越えていこうとするお話。しかもうれしいことにまだ続きます!ふたりのお話がまだ読めるなんて幸せ!
この残スロ2巻、何はともあれ、とにかく義一がかわいすぎます!
拗ねて、照れて、浮かれて、エロくて、素直で、健気で、そのどれもがとにかくかわいくて仕方がない!頭抱えるくらいかわいいぞ市川義一!!!!
もうもうもう、義一のかわいさしか詰まっていない一冊で本当にみんなにおすすめしたいです!
もうこの卒業旅行のお話は、何回も読み返してるくらい、かわいくてキュンとして泣けて、大好きなお話です。
新生活が始まってからの、仁の悩みもとても共感できて。人前ではなんてことない顔をしてなんでもスマートにこなす仁だけど、本当は人一倍気ぃ遣いで繊細で努力家な仁。最後は不穏な終わり方で、とても心配になるし、先の展開が気になるけど、そんな仁のことを一番わかってるのは義一だからね。ふたりのハッピーエンドを期待して、続きもたのしみにします!