常々思う先生の不思議な魅力
それはこんなにもかわいいのにものすごくエロイ世界///
ものすごくエロイのにやっぱりかわいくって、下品さの欠片もない‼
かと言ってすましたお上品さがある訳でもないのにエロくて、でも清潔感がある!
だけどやっぱり「エロエロ」なんですよね~。。。
このバランス感覚抜群な先生の世界を確立してるのは間違いなく先生の画力!!!
本当に魅力が詰まってます
今作もそんな先生の魅力を如何なくなく発揮しまくって先生による「淫魔×ハーフ淫魔」の世界を描き切って楽しませて下さいました
先生作品は全作既読させて頂いていますが過去イチポップさがあって読み易かったと思います
器用に恋が出来るタイプの2人ではないからこその遠回りがあったりしての胸キュン展開はありますが、切なさ募る・・・というようなしっとり感は抑えめなのできっとハッピーでかわいい作品を探してる方にはピッタリなお話しだと思います
ポップというよりコミカルパートですが、受けの綾斗がルイの推し活について文字数小さめ&多めで語る部分とそれに対する瑠以の「聞き取れなかった」という手書きモノローグのシーンがすごいお気に入りです♪
綾斗の開き直り具合が進んでいて、この辺からドンドン綾斗に形勢逆転されてる感が増す瑠以を見れるのも楽しかったです
無自覚の強みですね♡
たまに無性に摂取したくなる淫魔作品
週末の癒しにピッタリな2人のキュートな淫魔×ハーフ淫魔作品でした
続刊、すごく待っていました!読めて嬉しい~って思っていたら、何と更に続くんですってーーー(≧▽≦)
大好きなさきしたせんむ先生の作品で1巻以上を読めるだけでも嬉しいのに、何と更に同じ世界観でのお話しを長期で楽しめるだなんて・・・!
これは嬉し過ぎました♡
この続刊の良い所、それはズバリ安心して両片思いの楽しい時間を思いっきり摂取できる事!!
切ない両片思いも好きだけど、こんなに楽しくって一生懸命空回ってる2人をずっと笑顔で見守れるラブコメも大好きです(≧▽≦)
しかも続刊ですからね♪
諏訪さんの事も旭君の事も既に大好きになっている訳ですから、そんな2人のズレまくるドタバタ感はもう可愛らしくってたまりません!!
フェロモンムンムンな諏訪さんが旭君にだけはワタワタしてしまう所、愛おしい!
そんな諏訪さんに溺愛されまくって「好き以外のことが考えられない…!」とメロメロになってしまう旭君も可愛い♡
空回ってすれ違っても絶対に「逃げない」真っ直ぐさが2人にあるから安心して見ていられる
平和でとても癒されます
そして癒されるだけではなく先生の描く熱気溢れる濡れ場もステキでした///
特に水族館デート帰りの恋人としてのエッチは大変良かった~~~
気持ちが高まったベッドシーンっていうのがビシビシ伝わって来る激しさとドキドキ加減でした
デートでは頑張ってリードした旭君もやっぱりベッドではしっかり諏訪さんにリードされまくり!
圧巻のベッドシーンでした♡
楽し気なガチ恋殿塚君の存在もだいぶ強かったですし、相変わらず誠さんと幸春さんCP事情も実はとっても気になっている
続刊もとっても楽しみです
まだみんなに会えるなんて嬉し過ぎます!
始まりはギスギスしている甥っ子とおじさん
甥っ子光の母親が受けのおじさん、怜慈の姉
残念ながらこのお姉さんは亡くなってしまっていますが、その存在あっての作品になっています
akabeko先生は既刊作でも色んな形で家族を映し出してくれています
どの家族もその作品の世界だけではなく、実際に身近に感じる事の出来るような空気感を纏っています
それは温かさだけではなく時には家族だからの厳しさや、家族なのに距離を感じる寂しさなど、人の数だけあるだろう家族の形に切り込む事で読者の心を掴んでくれています
今回は大きな存在だった事に今更気付く後悔や、それと共に流れ込んでくる愛情がすごく沁みてきます
家族のお話しだけれどそこに全ての軸がある訳ではなく、ちゃんとBLとしてのストーリーが当然あります
この姉の愛に触れて育った時間のある光と怜慈
なかなか動かないか?と思われた展開も意外や意外?!
ちゃんと1冊の中でBL展開になって行きます
ここの流れはもっと時間もかかるかな?なんて思ったので意外だなってちょっと思いました
怜慈の周りの怜慈の普通を阻む東條にも気が休まりませんし、光と怜慈の「スイート」もまだまだ期待したい所です!!
じっくりこの後も読ませて頂ける事を心の底から期待しております
比較的先生の既刊作の中ではメインの2人が極端すぎる感じではないかな?と思うので先生作品を初めて読む方にも読み易い気がしました
竜のご加護で生き物が生活する島に迷い込んだ人間のユイ
傷を負っていたユイは小さな兎のウピのお家に運び込まれます
ユイとこの島の創始者であるセイラン様とはご縁があって留まる事になるユイ
セイラン様が大好き過ぎるウピはユイの事が気に入らない・・・
だけどセイラン様から2人は一緒に居る事でお互いの為になるから、と促されしぶしぶ了承
と、不仲な始まり・・・
そんな2人のデコボコ生活がどう変わっていくのか?をファンタジー溢れる世界の中で見守っていくお話しです
注目すべきはやっぱりウピの成長!
小さかったウピがユイの存在が居る事でどんどん成長していきます
それは内面だけではなくビジュアルも含めて成長していくので私的にはセイラン様目線で見守っていました
そんなウピの成長を助けるユイ
彼にもこの島との縁があるのがまた面白いです
元からすごく”出来た”人間のユイはすっごく男前で穏やか
だからかな・・・
ウピからの熱烈なアプローチを受けるユイは愛情というよりは「絆され愛」が強く感じました
親愛と情と愛情
上手く分け切る事は難しいからダメな事ではないけれど、なんとなく済し崩し感は残るお話しには感じました
可愛いお話しだし基本は平和だけど所々アレはどうなったんだ?と思う所は残りました
・ユイを嵌めた人は放置?
・セイラン様とハカリの関係は?
この2つは特に気になった所です
気になった所はありますが、可愛いな~って思える所も多かったです
絆され愛でも愛は愛
2人と2人と一緒に居るみんなが幸せそうならま、いっか♡って思えるお話しでした
尚、直接な描写はないですが朝チュンで2人が致した事が分かる描き方はされてました♪
創作の世界の自由を謳歌出来るファンタジーな始まり!
この辺を楽しい♪と思えたら飛び抜けて属性萌えしやすい、2人の可愛い日常を通して育つ恋をワクワクしながら萌えまくってページをグングン進んでしまうはず
元シロクマのカイ(攻め)はとにかく大きなばぶちゃんの可愛い~~~が母性をグサグサ刺して来ます
たまにぴょこぴょこ出て来るお耳も愛らしく、性格は素直
素直だけど頑固みたいな一途さも年下攻めの可愛さがキラキラしてます
そしてめちゃくちゃ受けのスバルに懐いてます
むしろスバルにだけ懐いてます!!
懐かれてるスバルは元皇帝ペンギン
動物園の人気者で群れの中でもモテモテ
そんな元属性を活かして現在ホストとして動物園から舞台を歌舞伎町に変更して、その人懐っこさを発揮中のキラキラ男子
外では人に甘え、お家ではカイに懐かれる
お兄さん属性の甘え上手!!
完全に自分好みなキャラ属性でCPに出会えてしまった訳で・・・
もう何も考えられません(笑)
ひたすら萌え続けて気付いたら上巻、読み終わってました
攻めからはずっとアプローチが続いて、受けは煽ったつもりが煽られて・・・
何やかんや絆されながらもたった一人の相手を漠然と求めていたけど、あれ?それって???と気付いた所で下巻へ続く・・・!?
早く下巻、読みたい(≧▽≦)
読めるまでは先ずはカイとスバルの可愛い所をたくさん見つけてホクホクしながら、気になる園長やホストの皆さんの考察なんかもしてみたいです
スバルの何にでも「お」を付けてお話しする口調がとてもかわいい♡
「おさかな、お話し、お仕事ナドナド」
カイの撫でて貰いたがったりくっつきたがるばぶな所と性欲モンスターのギャップもえち可愛で良い♡
2人が人化してしまう程に願ったお願いは叶うのかな~???
続き、楽しみにしています!!
大好きなシリーズです
この巻だけなぜかレビューをしていなかったので残しておきたいなと思い書くことにしました
この始まりの巻に出会わなければ今も大っ好きな一馬さんと明のお話しは読めていないので改めて素晴らしい1巻だなって思います
この1巻の反応が良かったからこそ2巻、3巻と続いているのでもしまだ悩んで未読の方が居たら是非ともこの1巻だけでも十分楽しめるので読んで欲しいです
壮大な勘違いが主にエロ方面で爆発して進むのですが、一馬さんと明のキャラが本当に良く出来てるのでコミカルさとエロさがずっと畳み掛けて来てくれます
そして勿論エロだけでこんなに人気シリーズになるって事はないので、良く出来たキャラが一生懸命恋をしているのがとっても愛おしいのです
それでもエロについては言及したくなる位濃厚です///
本当に色んなエロさがあって飽きないのですが、何とこの1冊で結構エロでは定番だけどそんなに多くはやらない「お医者さんごっこ」が2回も読めるのです!!
お医者さんごっこをいい大人がやるって、少し描き方が趣味からズレると単に下品に見えたりする可能性もあるかな?と勝手に思っているのですが、そんな少し攻めたプレイを何と2回です!!
すごい・・・(≧▽≦)
ちるちるの作品情報ではその他収録作品のタイトルが「今日もスパダリがヤバすぎます!」になっていますが恐らく「休日もスパダリがヤバすぎます!」です
そしてこの描き下ろしの中で2度目のお医者さんごっこをしているのです♡
本編で一馬さんのお医者さんバージョン、描き下ろしで明のお医者さんバージョンという豪華さ!
改めて読み返してもやっぱり飽きの来ないえちえち具合に大満足でした(*´з`)///
笑えて、少しハラハラ出来てとってもエロがえろい!
楽しい気分になれる1冊です
とってもおすすめなシリーズ第一弾
この1巻だけでも十分楽しめるので是非とも!!!
試し読みをして気になりました
犬を助けた大学生のネットニュースを見て「見つけた」と意味深な雰囲気・・・!?
その数ページ後には熱烈Kissで寝起きを襲うピアスとタトゥーの激しい男の子
これは恩返し系ファンタジーなのかな?って思ったものの、ちるちるの作品詳細にはファンタジー表記もケモミミも無し
この刺激的な始まり・・・先が気になる~と読んでみました
試し読みで感じたよりも不可解な事や特殊な設定や激しいえちシーンがある訳ではなく、思ったよりも穏やかに進む可愛らしいお話しでした
攻めの瞬平の圧倒的な陽のオーラが真っ当さを維持してくれてるのが、この作品の方向性を示していて良かったように思います
最初素性や背景が分からな過ぎた雪矢はページが進めば進むほど可愛さが増して来てとても微笑ましくなります
読み終えて見たらとってもキュートなお話しでした(*´▽`*)♡
神評価と迷ったのですが、試し読みをして感じた雰囲気とはだいぶ印象が違ったなっていうのはありました
結果この1冊として「いいお話しだったな」って思う気持ちは変わらないですが、少し刺激が足りなかったかな?とも思ったので今回はこの評価にしました
逆にちょっと試し読みで強引さにどうしようかな?と思った方がいたら「もっとずっと読み易いですよ」とおすすめしやすいお話しだとは思いましたので、たくさんの人に読んでみてもらいたい作品だと思います!!
今までこのシリーズにはレビューを書いてなかったので少し1巻からを振り返りながら書きたいと思います
かなり苦しさと切なさが押し寄せるズシンと来る始まりでした
すごく手に汗握るし、肩に力が入って読み込んでしまう引力でした
知ってしまったら目が背けられない、という印象です
そして2巻で恋人編♡
2人の違いなどを乗り越えてやっと恋人になった2人
恋人だけどオメガバーズならではの遠回りもあって・・・
甘いけど甘いだけじゃなかった2巻
すごく2人を大好きになった2巻でした
そして待望の3巻
3巻が完結巻となりました
遠回りしながらも2人らしく進んで来た道のり
完結巻だけどこのシリーズならではの苦しさも伴う展開があります
都合よく今までの背景などをおざなりにしないで進んだ所は誠実だなって思いました
辛いけれど、辛くなくなる為の未来に向けた選択と決断
きっとこの2人なら大丈夫って思いたくなる終わりでした
神評価にしたいけれど萌2にした理由はオメガバースと家族に焦点を当てて来た作品だったと思い読んで来た所が自分的にあったので、そこに対して少しだけ完結巻としては鳴りを潜めた印象だったので3巻は萌2にしました
1巻と2巻は神評価しています☆
完結まで読めて良かったです、ありがとうございました(*´▽`*)
おめでとうございます!
久々に拝読させていただく先生の作品!
最近電子配信がなかったのでとても嬉しい
先生作品の中で言うとほんの少しだけ「ダブルミンツ」のようなダークさに近い感じかな?と思いました
ダブルミンツは大人になり切れない足掻きみたいなものがありましたが、こちらは逆に月日の経過と、2人だけで進む訳ではないからこその成長を見られる前向きさを感じられる苦いアオハルストーリーにも感じます
作中の耀司の葛藤が暴力として発憤される描写は賛否が分かれる所かも知れません
実際私も暴力に関してはどんな理由であっても相手が望まない限りは許される行為だとは思っていません
だけど、この物語の世界のお話しとして読み、耀司の恐怖や戸惑いに涙する姿を見てしまうとこの作品の中で暴力にのみ焦点を当てて是非を問うのは不要であり無粋なような気がしております
そして描き下ろしで戸森さんが諭す「イラっとしたらハグしてみたら?」の素敵なアドバイスを受けての終わり方・・・
暴力が昇華される流れに救いを感じました
王道のBLでは全くありません
そして、先生が描くからこそ価値のある作品だとも思います
唯一無二の作品をお迎え出来る歓びは神評価を以て感謝を伝えたくなるのは至極当然かなと思い、今回は痛さも伴う作品ではありましたが神評価をさせていただきました!!
先生のあとがきにある「結果、付き合うなら○○がいい」というお言葉にはBLを読んでるのに「分かります!!!」って大きく頷いてしまいましたw
さすが紛れもなくこの作品は素敵な「女子BL」ですね♡