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読み応えバツグン

こころの描写がとても丁寧なお話でした。

二人の出会いは一通の間違いメール。
そこからお互いの誰にも言えない悩みを分かち合うメル友になり、それが職場の同僚だとわかり現実でも距離が近付き…。

とにかく心理描写がとても丁寧な作家さんなんだな、というのが第一印象でした。
少し分厚目の文庫本で、それに見合う丁寧でリアルな心理描写に、大当たりだ!と読んでる間中幸せいっぱいでした。笑

お互いにそれぞれの相手がセックスに応えてくれないことに悩んでいて、そのことに悩むこと自体にも悩んでいて、恋愛とセックスの関係について真剣に向き合ったお話でした。

誰とも知れない人とメールのやり取りをする、というちょっとした非日常感が、個人的にツボです。笑
ありふれた日常の中のちょっとしたスパイス、それが拠り所になり、特別になり、なくてはならない人になる。
お互いのセックスに応えてくれない相手が、これまたヒドイ!って感じの人じゃなくて、色んな考えの違いや感じ方、気持ちの違いで、それぞれの言い分があって、幸せのカタチはさまざまだなーと改めて思いました。

全体的には、物悲しかったり、ほわんと幸せだったり、ぎゅっと心を掴まれたり、色んな感情を感じさせてくれる、素敵なお話だと思います。
読後感は文句なく幸せです!笑

絵が…っ

これは絵がかなりナイスな味を出してます。

みなさんの評価とあらすじを見て購入しました。
オヤジくさい下ネタセリフの数々に心惹かれて…!笑
思った通りのオヤジくささに大満足です。

魔法のランプをこすると現れるランプの精、なんてファンタジーな存在の攻め様にもかかわらず、喋ること喋ることお下品なオヤジくさーい下ネタ。
フェロモンムンムンのアラビアンダンディなのに。
そのギャップの脱力感に癒されます…笑
受け様は27歳のイイトシした大人なのに、保険の押し売りやら詐欺やらにポンポン引っかかっちゃう善良アホの子。
早く老後をむかえてのんびりしたいなーとぼんやりぼんやり生きてる感じが、かなり好みでした。
ぼんやりアホの子大好き!笑

それになにより、なんといっても、絵が!
絵がかなり素敵ですー!
話の内容はコメディというか、あとがきで中原先生もおっしゃっている通りアホエロ 笑 なんですが、この素敵な絵が見事に調和してただのアホエロにはさせません。
特にカラー絵。
写真のようにリアルで緻密で、なんだか生々しかったです。エロい意味ではなく。笑

絵のチカラってすごいなーと実感した一冊でした。

コミカル時々キュン

ツン無限大傲慢×グルグル世話焼き強気。
全体的にコミカルで時々キュン、な感じでしょうか。

攻めの波多野が、そこに本当にラブはあるのか?うまれるのか?と疑いたくなるようなツンっぷり!
受けの聡は、そんな波多野にうんざりしながらも、持ち前の長女気質(オカン気質?笑)でなんやかや言いつつも世話を焼いてしまう……
波多野の何を考えてるかわからないツン行動に、聡がグルグルしっぱなしです。
そんな波多野のツン行動が続けば続くほど、その中にデレを探してこちらは躍起になります。笑。
その分たまーにわずかーに見えるデレが美味しいー!
ちょっとしたラブの気配にきゅきゅーん。
聡と一緒に私も振り回されまくりました。笑。
この二人の関係はかなりスローペースなので、どーなるのーと先が気になって目が離せません!

しかしなぜ私が中立かと言いますと……周りの方々の言動が……
全員揃いも揃って人の話を聞かない!
そしておふざけが過ぎる!
いやまぁそれはそれで良い感じに焦らされるシチュエーションを作ってくれてるので、アリなんです。
私が衝撃を受けたのは、初っ端の数ページ目で起きたおふざけです。
登場人物の一人が寝てる聡の枕元に、造花の菊と線香を置くんですね。
ほぼ初対面の相手に……
その後他の登場人物が軽くたしなめる場面もあるんですが、やった本人はおちゃらけて流してるんですね。
全然悪い事だとも思ってない、ただただキャッキャしてるテンション高い子です。
もうこれが……私はどーしても駄目で……うぅ。
いやいやこれは創作物なんだ、フィクション気にしてどーする私!と、頑張って読み進めたものの……それが尾を引いてるのか色々気になって気になって。
楽しみ切れませんでしたー涙
メインカップルの今後が気になるだけに、楽しみ切れない自分が悲しい……涙
うぅぅなんかごめんなさいー。

ナイスエロ!笑

日常と非日常のバランスがナイスです。

人生ゲームをリアルに実行する、という内容なんですが、実行しないと次の人はルーレットを回せないので、一旦休止、日常パートが入ります。
ゲーム中の非日常感を、合間に入る日常の描写でより際立たせるような。
個人的にはずっと非日常パートでも大満足ですがっ笑


このお話には二組のカップルがいます。
メインは、ボンボン芸術家の平良×元ボンボンで落ちこぼれ営業マンのヒロ。
もう一組は、ボンボンで自身もやり手の透矢×ボンボンだけど自身は庶民派の翔太。
ボンボンばっかです。笑。

ヒロは高三の時、父の会社が倒産し一気に転落。
それ以来幼馴染だった他の三人とは疎遠だったけれど、平良と再会し、久々に四人でゲームをする事になります。
それが題名にもなっている、リアルライフゲーム。
人生ゲームのようにルーレットを回し、止まったマスの指示を必ず現実で実行しなければならないのですが、これがお金持ちのゲーム。マスの指示を実行すると大金が動く事になります。
完全庶民のヒロと、親はお金持ちだが自分で動かせるお金のない翔太は、借金を重ねていき、ゲームを降りるに降りられなくなっていきます。
ズルズル続けるているとマスの指示はどんどん過激に、思わぬ方向へ転がっていき……

後半は怒涛のエロラッシュです!笑

非日常が日常に食い込みはじめ、エロの空気が漂いはじめると、そこからは一気にエロラッシュ!
さすが夜光先生。
特に特殊なプレイや過激ぃーな描写がある訳ではないんですが(4Pはありますが)、非日常感が良い!
普通に考えたら、ゲームの指示で同性の幼馴染とセックスするなんてあり得ないのに、それをやっちゃう流れが、自然……
いや不自然なんですけど!笑
ヒロと一緒に私も流されました。笑。

うーん、夜光先生のエロ、やっぱり好きです!
過激ではないけれど、非日常的なエロが好きな方はぜひ!笑

面白かった!

私、気に入ったお話だと、一度読んだ後すぐにパラパラとお気に入りの部分だけ二度読み三度読みしちゃうんですよね。
このお話はなんというか、ワクワクしました!
シリーズの一冊目だということで、二人の紹介的な軽いお仕事のお話と、ラブに片足突っ込んじゃうとこまで。
気持ちはわからない、けどカラダは惹かれる、みたいな。

攻の鷹目は学歴も身長も顔も優秀だけど、対人関係が上手くない、堅物で潔癖で、それを自覚してる冷静な男。
ちなみにゲイです。
受の千里は甘い顔立ちのイケメンだけど、鷹目と正反対でだらしない女の子大好き!なチャラ男。
第一印象は最悪だけど、一緒に過ごす内に良いところも見えてきて…という、シリーズ一冊目の仕事をキッチリこなしてくれてます。笑。

千里の特殊能力?の「におい」に異常に敏感、というのがうまーく活かされてます。
エロが良いよ!エロが!笑

実はシリーズなのをあらすじ読むまで知らなくて、あらすじできゃっほうしました。笑。
ほんとまだ、エロはしたけどラブは片足なので、わくわくルンルンが止まらない!

作画も、鷹目の酷薄そうな顔立ち、千里の甘くて軽薄そうな顔立ち、ピッタリで素晴らしいです!
早く続きが読みたいっ!!!!!