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女性ぽにょにょにょにょさん

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檸檬と珈琲 コミック

七ノ日 

No Title

3ヶ月分くらいのピュアを浴びた気分です。

カフェの店員とその常連客。
きっとその関係性はたくさんあるはずなのに、そのなかにいつの間にか特別を見つけて、それに名前がつけばまた意識を強くして。
1度それに気づいてしまえば加速度的に想いが強まっていく。

カフェ店員の佐島さんがいかにも恋愛上級者ですっていう雰囲気を漂わせながらも、潮田さんと向き合うたびに見せる表情はその瞬間ごとに新しい感情に出会って戸惑っているみたいな初々しさがあります。
佐島さんと向き合っている時の潮田さんはあざといとすら思えるほどに、どうしたって惹かれてしまうような鮮やかな魅力でいっぱいです。

相容れないようなふたりだけどそれぞれの世界に一歩ずつ近づいていくみたいに恋する気持ちを膨らませていくまっすぐさが良いなぁと感じました。
文学的表現で心を重ねていくのがお互いの歩み寄りを感じられてよかったです。


物語は心を通わせるところまで。
ここからの関係性の発展が見えにくいかなと感じたふたりですが、続編が予定されているようなのでどんな風に進んでいくのかが気になるところです。

No Title

とても絵が綺麗で主人公のふたりが嫌味なく、やわらかに進んでいくお話でサラリと読めました。


帰宅途中に路上で倒れ込んでいた攻めを助けるところから物語は始まります。
どうして拾っちゃうの、というところはさておき。
一緒に過ごす時間が増えれば情はわくものだと思うし、それぞれが心やさしいというか、良い子なんですよね。

学生時代に親が急に姿を消したことからひとりでいることを恐れながら自分じゃない何かになろうと役者をする攻めの洸人と、夢を追いながらもつかみきれない現実にきっと自分は選ばれない人間なんだとどこか諦めながらも望みを捨てきれない受けの蓮。

見返りを求めることなく居場所を作ってくれたこと。
芸術という同じものを見据えるまっすぐさ。
惹かれる理由はそれぞれにしろ、過ごす中でどんどんお互いを大切に思っていくふたりが、すれ違いながらもちゃんと気持ちを伝え合って分かり合う。
好きを伝え合いながら、悩みや迷いをも昇華しようとしているように見えて何だか眩しいふたりでした。

No Title

前情報なしに読み始めたので人魚の末裔のくだりが始まったところでどんなファンタジーが始まる?!と若干不安になりましたが、
激重執着攻め様のピュアな恋心がかわいらしいお話でした。

人魚の末裔かもしれなくて、自分の身体が強いだけじゃなくてその影響を相手にも与えられるかもしれなくて。だから自分の体液を注ぐことで病気が良くなるかもしれないと攻めが持ちかけて始めた身体の関係。
ちょっと強引にも感じられますが、もしも当事者だったとしたら信じちゃうかもしれないな……

それをやさしさだけで与えられているものだと思い込む受けのゆう。仕事も身体も自分だけが与えられていることに引け目を感じて自分も何か返せるものがないかと行動するところとか、そんな気持ちをちゃんと澪に言えるところがゆうの良さだなと感じました。
佐倉リコ先生のお話は何作品か読ませていただきましたが、どれだけフワフワした受けでもちゃんと芯がある感じが見えるから読んでいてもストレスにならないんですよね。
何もしていないように自分が感じられたとしても、人魚の末裔としてではなく澪自身を見られるゆうがどれだけ澪を救っているのかが読んでいて伝わってきました。

ふたりの人柄とても良かったのですが、ゆうの「好き」がちょっと分かりづらいかな?とは感じてしまいました。
ただ、これからはしっかり気持ち伝え合って楽しく過ごしていきそうなふたりに見えるので明るい気持ちで読み終えられました。

No Title

もうすぐ続編が始まるようなのでひさびさに再読しました。
若いなぁ。まっすぐだなぁ。きらきらしてるなぁ。

守谷くんがほんとうにチョロすぎて心配になっちゃうのですが、人として芯が太いというか、流されているようでちゃんとそこに自分の意思を見つけて流されている感じに好感が持てました。
多田くんは何でもできちゃうって自分でもある程度わかってるからこそ一歩引いたところで自分が本当に傷つかないように逃げ道を作っている感じが、大人なようで子供だなあと私には見えたのですが。
それを越えて伝えようとする、ストレートにぶつかっていく守谷くんの告白シーンが良かったです。
その話のラストの多田くんの笑顔も印象的でした。

綺麗に完結しているように読んでいたのでどんな続編になるのか楽しみです!

How to melt コミック

末広マチ 

No Title

1話の試し読みをしたときから単行本を買おうと決めて待っていました。
末広マチ先生の作品を拝読するのは2作目ですが、登場人物の嫌味のなさが読み心地良くて今作も楽しくあたたかに読めました。

職場で偶然同じチームになることになったふたり。
初っ端からぐいぐい迫っていく芽吹くんの勢いに、どんな過去があって雪深さんのことを想うようになったんだろうとすごく気になりました。
でも明かされてみたらえ、それくらいで?って正直思ってしまうようなほんの僅かに言葉を交わしたひとときで。
でも、恋ってそんなものかもしれないなぁ。
本人にしかわからない、本人だってわかっていないかもしれない小さな芽生えが心に根ざして育っていってたんだなぁと、芽吹くんのまっすぐさを見ていたら思えました。
雪深さんは育った環境から恋を信じられない、信じようとしないでこれまでやってきてたみたいだけど、だからってひねくれすぎているわけでもなく。
自分がどうして恋を避けているかを分析しながらも、それを決して環境のせいだけにしようとしないで心に向き合おうとするそんな姿勢が読んでいて好感を持てましたし、芽吹くんのまっすぐさを正しく浴びながら前向きになっていく雪深さんがいることが嬉しく思えました。

少しずつ心通わせていくふたりがかわいいなぁと思っていたので最終話というか、身体を交わすふたりのこと、欲を言えばもう少しじっくり段階を踏んで読めたら嬉しかったなぁと思いもしましたが、
その辺りは雪深さんの清々しいまでの受け入れ力が年上受けの醍醐味にも感じられて、微笑ましく読ませていただきました。

描き下ろしでは名前を呼ばれたい芽吹くん。(あ、芽吹って苗字だったのねと今更気づいたりもして)
名前を呼ぶ瞬間も含め完全に甘々な雪深さんの様子が嬉しく、恋に目覚めた恋愛初心者のパワーは良いものだなぁと感じられる一幕でした。

またこのふたりに会えたらうれしいです。

No Title

すっかり安定のかわいいふたりですね。
今作ではふたりがこの先も長く一緒に過ごしていくためのひとつの段階を乗り越えたのかなと思います。

お互いが向き合うきっかけになったのはケーキとフォークというバース性ではあるけれども、それがゆえに付き合っているわけではなくて。
人として恋をしている、そんな風にお互いが思えているところが読んでいて心地よいのかなと思いました。
その中で芽生える不安。
世界を広げていく朱羽が交友関係を広げていくことがもどかしかったり、他の味を知らないままでいてほしかったりだとか、これまで抱いたことがなかった嫉妬心や独占欲を自覚する攻めはよいものですね。高校生だけど何だか落ち着いてるふたりでもあるなぁと思っていたので(そこが好きなところでもあるのですが)、三嶋くんが見せるそんな年相応の幼さにもちょっと安心しました。
朱羽の方は案外肝が座っているというか、前作からそうですが言うところはちゃんと言うところが見ていて気持ちいいなと思います。それはもともと持ってたものでもあると思うし、三嶋くんとの関係の中で身につけていった強さでもあるんだなぁと思いました。
恋をしていく上で自分だけを知っているというのは大きな強みでもあるけど脆いところでもある中で、これからも一緒にいたいふたりがそんな気持ちを擦り合わせながら進んでいく姿がよかったです。

No Title

その齢にしてなんでそこまで仕上がってんのよ?と包容力バッチバチの年下攻めの心地よいところがミッチリと詰まっています。

自分のセクシャリティを会社で明かしてしまったことから上司からの過度のハラスメントを受けるなっちゃん、そんなときにふたりは出会います。
掘る、彫る、ほる
日本語って難しいですね。
下心ありで介抱したんだと後に明かす攻めの悠馬にむしろ好感度が上がりました。出会い方としてはナンパに近いし、1,2回でそこまで陶酔する?と思わなくもないのですが、このお話の間中ブレずになっちゃんのことを思い続ける悠馬だったので安心して読めました。
なっちゃんの方は会社での見られ方受け取られ方に悩んで悩んで(そのあたりの描写はイライラすること間違いなしです(上司とか同僚に))自分が我慢すればよいだけ、と思いながら行きていそうなところが見ていてもどかしくもあるのですが、悠馬からまっすぐに好きを伝えられる中でそういう生きづらさをひとりで抱えずにいてもいいんだと思えるようになったところが恋だなと思いました。(でも人はなぐっちゃダメ!とマジレスすなと言われても思ってはしまいました)

ベットシーンもたっぷりです。
筋肉にタトゥーがどのシーンでも美しくこだわりを感じました。

No Title

高校生。窓を通して行き来出来る隣のいとこ。
夢みたいにワクワクする設定ではあるけれども、ときめきだけを求めて読むには痛い場面がいくつかあります。
誰にも見られたくない瞬間をよりにもよって母親に見られたりだとか、好きな人の彼女との場面を見てしまったりだとか。
ハッピーエンドを迎えるにしても、心のどこかで痛みが残り続けるような生々しさが本作の瑞々しさのようなものを引き立てる要素でもあるのかなと感じました。

ずっと好きだったからこそあっさり受け入れられて戸惑ってしまう心とか踏み出すことを恐れているのに抗えないその恋しか知らない若さとか、夏に読みたくなるお話です。

No Title

わがままで自己中も突き抜ければ清々しいのか。
そんなことを考えながら読みました。


要さんがいい人なのかなぁ。
淡白で何に対しても深入りしなさそうな人ゆえのやさしさや余裕があるから、勘違いする人を量産しそうなタイプだなと感じました。咲耶のこともっと邪険に扱ってもいいのに…とか思っちゃうほど、結構世話焼きというか。
ある程度一線を引いていそうなのに好きを覚悟してからは溺愛コースなのがずるいです。
こういう攻め様は好きにならざるを得ないですよね。

咲耶のわがままさや自己中さも、良く言えば素直ということで。
好きを自覚してからのストレートさは好印象でした。

1095日の花束 コミック

みつこ 

No Title

付き合いが長くなればなるほど、気を使わずに何でもさらけ出せるようになる場合と、だからこそ配慮が行き届く・行き届きすぎてしまう場合があって、本作はまさに後者のふたりだなと読みました。

そこに拗らせと妙なプライドが加わって、このふたりのすれ違いがなかなかにもどかしい。

本音を口にしてもいないのに悶々と考え込んで、そのくせひとりで爆発する昴成のめんどくささが結構筋金入りで。
遥は遥であまりにも一定でいようとしすぎているように思えます。
それはお互いがお互いを好きだと思っているからこそだと読んでいる側としてはちゃんとわかるので、早く素直になって!とふたりをせっつきたくなります。

別れたくない、と口にする昴成の背中が良かったです。そうやって何でも何度でも言っていいんだよって思うけど、きっとまたこの先もひとりもだもだ考える人なんだろうな。だけどこれからはお店の薔薇を一緒に眺めながら、すれ違いもこえていくふたりでいてほしいなと思います。