この作品はムーンライトノベルズで出会いました。以前はオヤジ受けに食指が動きませんでしたが、この作品のおかげでいまではオヤジ受けも大好物になりました。レシェ(攻め)の足弱(受け)への愛がいたるところでだだ漏れで二人が出会ってからはとにかく悶えます、悶え苦しみます。足弱やレシェの苦悩や二人を取り巻く環境に胸が痛くなる時もあり、読んでいるうちに二人が幸せになって欲しい気持ちでいっぱいになります。
主人公以外の登場人物たち(灰色狼たちがレシェと足弱に傾倒している様子が描かれているシーンも大好き)も大変魅力的でストーリを盛り上げていて、二人が出ていないシーンもBL的要素がないというのにこれまた悶えます。溺愛ものが大好きな方にはとにかく読んで欲しいです。