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クリスマスイブ発売

冬の澄んだ空が目をひく表紙も、ほぼまるっと12月な内容もちょうどぴったり☆
さらりと読めてほんわりあったまるから1巻の食べたくなっちゃったと商業番外と合わせて、冬休みやお正月に読んでいただきたい♪
たとえ創作上の人物でも辛い目に遭ってほしくない、幸せに笑っていてほしい派は尚更…!
しんどい展開無理教徒や当て馬要らん主義な方にも

主役CPの仁秋はもちろん周りもみんな思いやり深い人達なのが良くて。
日常系BLあるあるですけど、実際に居てくれたらなぁって心底思える素敵なお話です

あとドラマCDが羽多野渉さん攻め佐藤拓也さん受けでたいへん素晴らしいから、もっとも聴きたい!!のでどうか広まりますように…両方1話無料で読めますからぜひ〜

君らキラッキラのダイヤモンドだよ…!!

“ダイアモンドの4C”何となく聞き覚えある言葉かもですが、本作にもぴったりなので引用しつつレビューします

ダイアモンドの価値は大きさだけでは決まりません。 その価値を決める4つのCは以下の評価基準から成りたっています。

Cut - カット
理想のプロポーションに近づくほど最高の輝きを引き出す

⇨美容科の受けがモデルを探して攻めに出逢う筋書きからも当然ですよね〜!
でもそれだけじゃないんですよ…どれだけ最高かは読んでからのお楽しみ☆

Clarity - クラリティ
不純物が少ないほどいっそう透明になる

⇨透明なほど高まる屈折率!加賀くんの手により広まる分散力!
これはもう攻めの遠児くんそのもの!!
だけでなく、受けの加賀くんにも当てはまるのです…!
愛され慣れ陽キャに留まらない、ケツ抱きを遥かに超えた、一片の曇りも無い包容力がまばゆい…とんだ男前受けだぜ…

Color - カラー
どれだけ無色に近いかを表わす

⇨読後感が何色になるかは人それぞれだからおまかせで(笑)
ただ天然のカラーダイヤは無色透明よりも希少価値かつ高値です

Carat - カラット
宝石の重さの単位

⇨大きさの単位に思われがちなカラットは実は、重さの基準となった豆の名前が由来です
まぁ攻め受けの外見は同体格だけど中身は…???

あらすじで攻めのキャッチコピーが“原石男子”とあるけど攻めだけじゃないよなぁ〜!と感じただけなので深い意味はないです
ただ、金剛石の語源になった“金剛不壊”は加賀くんにぴったりな気がします

単行本+商業番外編2冊の大ボリューム!

原作そのままの空気と世界が耳からダイレクトに濃密に脳味噌へ注入される至福さは格別です
羽多野渉さんの気さくな兄貴感とちゃんと10年感じる間合いと、雄みとやさしさがふんだんなえっっシーン
佐藤拓也さんのいつもはツン凛々しいのにふと内心が漏れ出るようなシーンと、艶っと甘ぁい好きに満ちたお声と息遣い

BLもの不慣れな方も、原作重視ファンも、もちろん羽多野渉さんと佐藤拓也さんのファンの皆様も、全方向おすすめしたい1枚です!

中学で初めてBLもの聴いてる途中で熱出して、以来アニメ含む声の世界から遠ざかっていたので、声優さんのことはわからないですが、初めて最後まで聴いた作品が食べなつで本当によかったです

目で“きく”音楽

Xのおすすめで見た瞬間感電して同人版即注文したのが去年の春
その時の投稿があまりの熱量すぎて笑うけど越えられなさがすごい
『演奏シーンに好きのペダルをガン踏みされるわ切なさの堤防決壊で溺れそうだわで天才すぎん⁉と思たらバンド組まれてたのね…納得…。バンドものでこんなに琴線ギュインギュイン鳴らされまくったの初めてかもだな…瞳や手の表情に心臓鷲掴みされる作品に出会うとたまんねぇなってゾクゾクくるわ…。』
メジャー(商業)デビューで遠くまで波及されて、紙面からの目には視えるけど聴こえない彼らの音が、読む人の心をどんなふうに鳴らすのかなぁ。楽しみです

アワード対象は単行本だから宴の前に

発売日の12月24日までにおすすめしたい行動

1巻にあたる「食べたくなっちゃった」を未読
⇨どこでも1話が試し読みできるのでまずはそこから!
炊きたて新米おむすびのようなほんわか染みウマ読後感はくせになるかも♡

※電書は電子限定1頁(ストアにより協力書店1頁も)おまけがありますが、カバー下が読めるのは紙のみです

食べなつは読んだけど「もっと」は未読
⇨1話が無料!!なのでお好きな電書ストアで入手して、まず気分を盛り上げましょう☆

食べなつともっと両方読んだけど…
⇨商業番外(おすそわけ・つまみぐい)は読まれましたか?読めばより発売日が楽しみになるでしょう

※近々番外3冊目「メカクレの姉は縦ロール」が配信予定ですが、もっと単行本または単話版を読んでからの方が楽しめます(^^)

⇨自分へのご褒美としてドラマCDを買われるのも良いかも♪
ドラマCDは羽多野渉さん攻め佐藤拓也さん受けで、しかも「食べなつ」と番外編、3冊ぶんの大ボリューム!!

※こちらもドラマCD部門の対象なので評価お忘れなく★

もっと単行本の特典は?
⇨『仁さんの転職先を考えよう!』がテーマ
☆コミコミスタジオ
8頁小冊子・警察官編
有償アクリルスタンド
☆アニメイト
4頁リーフレット・配達員編
☆ホーリンラブブックス
両面イラストカード・整体師編
☆とらのあな
両面イラストカード・教師編
☆協力書店
イラストペーパー・居酒屋編
☆電子書店
描き下ろし1頁・農家編

※シーモアのみ電子限定&協力書店の2頁

紙と同じ発売日なので、電書派もダブル買い派にも慌てんぼうな師走の年の瀬だけど安心ですね!
もちろん評価は忘れずに★

仁秋と食べなつのオタクの皆様
⇨素敵な宴とクリスマスを!
単行本の書影みてたら肉まんと○○チキで乾杯もいいなぁって思いました( ^-^)/U☆U\(^-^ )

flounders コミック

井雲くす 

こんな方への処方箋

でっかい受け(身も心も)広め隊
美人コミュ強攻めの裏側に惹かれる
逆体格差・年下攻め愛好家
キャンプや自然に興味がある
仕事や人生にモヤモヤしている
ストーリーや心情じっくり読む派
シリアス笑い甘々えっち全盛りで!
絵が上手くなきゃ(どのシーンも♡)
空の三大欲求を充たすBLが読みたい

BLを読んでいるつもりが、知らず身につまされたり胸をつかれたりしつつも、本を閉じた後は美味しいカラダ(筋肉と脂肪の程良くのったむちパツ感)と同時に旨い飯絵もいただいたおかげで心の底からほっこりつやつやになっていることでしょう

値段に驚かれるかもしれませんがA5で分厚いのでそんなでもないです、むしろ迫力満点…!!
電書はおまけ無いので紙がおすすめ。物理的にもヒットされたし
コミコミ・とら・ホーリンはまだ有償&無償特典あり(12月頭時点)

演奏シーン!!!

圧巻の演奏シーンは1巻冒頭から変わりませんが、3巻は格別に最高で、目をかっぴらいて時を忘れ魅入ってしまいました…!

漫画という枠組を凌駕した圧倒的迫力と表現力はまじでしびれるしやられます…
とにかく音楽とライブハウスに心の片隅を預けている人には読んでいただきたい‼️

ナンバーナインさんは定期的にセールしてくれますので買いやすいですね♪
関係性がそのままタイトルと表紙にあらわれてますから、どなたも安心して読めますし、2人の表情にグッと来た方はぜひ✨

日常系BL=ご飯のお供説

特に何もなく代わり映えしないリアルな毎日を、主食として食卓を支える白米に例えるとしたら。
どれだけ白米を美味しく魅惑的にできるかが、とりわけ日常系BLの醍醐味ではないでしょうか?

本作はまさに極上のご飯の友。
温かな色味の表紙は手を伸ばしたくなるし、小気味よい歯ざわりに似たテンポ感ですいすい読み進むし、旨味たっぷりで大満足な読後感に思わずおかわりしたくなっちゃうし。

惹き込まれる表情やお互いの思いあい深さが心潤う絶妙な浸透圧で…仕事中思い出しては帰って読み返しては元気いただいてます

同人誌2冊とセットで是非!
紙はコミコミかフロマージュ、電書はどこでもナンバーナイン版が買えるので
3冊読み終わった後、白米はキラキラちらし寿司に変わっちゃうかもしれません〜

きらふわでかわいい

幼なじみ両片思いバンドもの、絵も可愛くて飛びついたけど消化不良すぎる…
話も設定も素敵なのに全然足りない。
前後巻で最後&細部まできっちり読みたかった…

やっと気持ちが通じ合って抜きあって、でもそれはスタートでその先が恋愛物の旨味成分なのに唐突に終わるし

今までのバンドはどうなるの?
ドラム募集して志音くんかけもちで続けるの?
律くんが音楽続けるかわからないのも、志音くんがあっさり1人で加入を決めたのもモヤモヤする…ものすごい大問題じゃないの??

というか、そもそもバンド名は?

田中くんがつけてたパス、普通ならそこに書いてあるはずのバンド名が「田中」だし
(大体ハコ側が用意して渡すのでメンバー名なんて見たことない)

田舎の小さなハコにしちゃ大きくみえるし、高校生で月2〜3ライブするのだけでも大変そうなのに、ノルマ毎回達成って、志音くん音楽の才能もコミュ力も人柄も凄腕すぎん?

そんな将来有望な子が下北でソールドするバンドに入ったら、これから先が楽しみなのに!!
志音くんのソングライティングの才能と、ギタボからのツインボーカルとかが発揮できればメジャーデビューも夢ではなさそうだし!

どうやって東京で暮らすの?の謎は、単話売り無さそうな雑誌内の番外編(未読)にてバイト三昧と明かされるし、念願の初夜も描かれているそうだけど未収録だし、何にせよコース料理の前菜感、お預け喰らってる感が否めない…

田舎の小さな世界から東京に飛び出した二人が沢山の人や出来事に逢い、どんな大人になっていくのかや、音楽とバンド経験者の作者様ならではな、臨場感ある演奏シーンがもっと読みたかった!

デビュー作が前後編も今どき珍しくはないし、初めてとは思えないほど絵もセンスも魅力的な作家様だと思うので、すみずみまできっちり盛り込んだ満腹感ある作品として読ませてくれたら、迷わず神作品認定だしアワードいけそうなのにな〜。惜しい!