本シリーズのファンなので、あらすじを見て、ユウトの同僚だと?!と胸を高鳴らせて購入したのですが、
ユウトがダグの相談に乗るというシーンもほんのわずかで、ディックがダグとルイスがくっつくのに一役買ったものの、登場シーンは後半にちょいと(´・_・`)
15周年記念だとかでこれだけ豪華に(お値段高めで)やるならば、初登場のカプでやっちゃいますかー?て感は否めないですね。
もうすでにそうおっしゃってる方もいましたし、本シリーズファンの総意とも言えるのではないかと。
でも、普通にこの話単体で見れば普通に面白かったですし、
作者さま独特の世界観が繰り広げられていて、人間性や、心理的な葛藤に深く言及し、深い話だなぁというところは変わらず、
アメリカが舞台で警察ものということもあり、またもや命の危険にさらされたり、ハラハラ感も楽しめて、あっという間に読み終わってしまいました。
一方で、前作外伝となんとなーく大まかな展開も似ていて、シリーズファンには、またか、という印象も与えてしまうのでは。
本編のスリルに比べたらやはり劣りますしね。
でもキャラの性格がむた魅力的で受け攻め共に可愛いなぁ、という印象を受け、ダグもルイスも好きになれました。
今までは、どちらか一方は割と余裕のある雰囲気を醸し出してましたが、二人ともが手探りで弱々しい一面も前面に出しながら、というのは新鮮でした。
コミック連携で特典(?)用意したりっていうとこをみると、いい商売してんなぁ、という気持ちを抱かずにはいられませんでしたが。←
でもやはりこのシリーズにはずれはないですね(^o^)