肌の君であるユイと幼馴染で従者のヨリのオメガバースっぽいファンタジーBLでした。
最初に世界観の説明があるので分かりやすいです。
身分を弁えたヨリの言動が切なく、無自覚にヨリが好きなユイが可愛かったです。
シーモアは白抜き修正でした。
政略結婚の相手であるシアがユイと良き夜を過ごす為に介添えとしてヨリを呼ぶ悪趣味ぶりに引いてしまいました。
シアに身体を触られるユイを見ていることしか出来ないヨリを思うと悲しくなります。
ユイがヨリの手を取って陛下に直訴しに行き、2人が結ばれることになったのは良かったですが、シアに身体を触られる前に行動を起こして欲しかったなとモヤモヤが残るので、中立評価とさせて頂きました。
犬猿の仲だった医大生の輝々と喫茶店店員の ひかげ が徐々に打ち解けていくお話です。
ひかげが輝々のおかげで前を向けるようになっていったのが良かったです。
しかし、いくつか気になる点がありました。
祖父が入院した夜に店の鍵もかけず輝々が入ってきたことにも気付かずに自慰に耽る ひかげ が不用心でした。
窓がいくつもある喫茶店の床で声も抑えずにヤるのはさすがに通行人に気付かれそうでハラハラしました。
込み入った話は病院前でなく家でやってほしかったです。
また、ひかげのトラウマの原因になった先生の自己中ぶりが受け入れがたく、モヤモヤが残るので中立評価とさせて頂きます。
シーモアは白抜き修正でした。
ニルスと魔族の国が和睦のための調印式を執り行う3巻です!
何が起こるのかな?とハラハラしていた調印式が無事に終わり、ホッとしたのも束の間、カイルとユアンがハインツに拉致られてしまいます。
シーモアは白抜き修正でした。
挿入こそなかったものの、ユアンの前でカイルがハインツに無理やりイかされる姿が痛々しくて見ていられなかったです。
ようやくアルフがカイルの元に駆け付け、これでハッピーエンドかと思いきや、まさかカイルがあんなことになるなんて……!!
誰も救われてなさ過ぎて情緒がめちゃくちゃにやられました。
早く次巻が読みたいです……!!
シーモア巻末の描き下ろしでは甘々なアルフとカイルが見れて最高でした!!