久々に頭をぶん殴られたような、そんな衝撃的な作品でした。BL小説を読んでるということを途中忘れてしまうぐらい、萌えとかそういうのを取っ払って読んでしまいました。
400ページ弱あるんですが、ページを捲る手を止めることができず最後まで読んでしまいました。
特に受けに感情移入してしまい、姉の朋ちゃんとのシーンでは胸が締め付けられて思わず涙してしまいました。読んだ後は、これはすごいものを読んだぞ…!と鳥肌と言いますか、圧倒的な作品の力に感動してしまいました。
ただ上記のように書いてきましたが、ちゃんとBLもしております!ちゃんと萌ました!笑
攻めが受けを嫌っているようで実はめっちゃくちゃ執着しているという大好物なやつに加え、受けは頑固で健気という大好物なやつの二段重ね。
特にラストのセリフが良かったですね!
受けのちょいデレで、そして受けらしいセリフに思わず口角が上がっちゃいました。
とにかく読んで後悔のない作品だと思います!文句なしの神評価!是非読んでみてください!!
本当に言葉足らずな攻めなんですよね。俺様傲慢なんですが印象としてはがき大将がそのまま大きくなったと言いますか。受けに対する酷い言葉の連続で、まぁ酷い言葉にも理由はあるんですが、令和の今ならこんな事受けに言ってたらくっつかないぞと内心思いながら読んでました笑
当て馬の俳優くんの方がよっぽどいい男なんですが、私としては受けに素直になれなくて酷いこと言ってしまう攻めが大好物でして……なかなかデレない感じもニヤニヤして読めました。
受けは受けで鈍感すぎる部分もあり、なんだかんだお似合いの2人という感じですね。
攻めに酷いこと言われるけど、それでも好きで…と葛藤するところは切なくて良かったです。
念の為ですが、本当の宇宙人ではないですよ笑
宇宙人みたいに変わった攻め(研究に没頭して恋人の存在を完全に忘れてしまう)が、受けにだけ見せる強烈な執着……本当に大好物です!
ストーカー一歩手前、というよりストーカー行為なのですが、受けがまたのらりくらりと攻めからも自分の幸せからも逃げてしまうタイプなので、むしろこれぐらい追いかけてくれる攻めが丁度いいと言いますか。
スピンオフ?シリーズものですが今作だけでも十分楽しめました。
最後の短編は攻め視点で、こちらの締め方が本当に最高です。甘すぎず、時に脇キャラの毒が痛い椎崎作品ですが、読後感が爽やかで本当に大好きです。
今作も文句なしの神評価でした!
王道といえば王道の、お世話係の攻め×ワガママお坊ちゃんな受け のお話なんですが、さすが椎崎先生というか先生らしさもあって面白い作品でした。
お坊ちゃんな受けのワガママや攻めへの言いっぷりについていけるかな…と心配になったのですが、読み進めていくうちに、そうした態度を取らざるをえない彼の心情がわかってきて、切なくなりました。
後半ラストに攻めに対して敬語を使うシーンは年相応な感じがして可愛いくて萌えました。
注意としては、未遂ですが攻め以外のキャラに襲われるシーンがあります。
あと受けの両親がかなり毒気味と言いますか、読んでて胸糞悪いです。父親は無関心すぎるし、母親は息子を天才ピアニストになれなかった子として扱います。苦手な方はご注意を。
私としてお坊ちゃんな受けの自立、そして攻めの実は下心ありありな気持ちの吐露など読んでて面白いシーン盛りだくさんで、大変満足でした!
350ページ弱あるのですが、面白すぎて本当に一気に読んでしまいました…。
さすが小中先生というしかない。
一巻で綺麗にまとまっているのですが、これは上下巻か、それか続きが読みたくなる……!
それぐらい読んでいて楽しい作品でして、世界観もしっかりしていて、王国の奪還、メイン2人の恋路はどうなるのか…ページを捲る手が止まりませんでした。終わり方もとても綺麗で、ラスト10ページぐらいはずっと涙目で読んでました。そして最後の最後で落涙。
なにより主人公のキャラが魅力的でして。普段健気受けばかり読んでるのですが、レイヤの様なかっこいい受けもいいですね。
挿絵も素晴らしかった! これは本当におすすめな一冊です!!
面白かったです〜〜!
1巻では出会いからお付き合い
2巻では色々と試練があり
3巻では結婚に向けて頑張るぞ というお話でして。
まず、相変わらずネズミ姿のさちおは悶えるほど
可愛いくて(初見時は可愛いか?って感じだったのが巻を重ねるごとに可愛く見えてくる不思議)
更にさちおの家族もみんな可愛くてほっこりしました。さちおが家族からもチョロくて心配されてたのには笑ってしまいました(でも実際チョロい)
宇迦野家はお兄様、お父様が登場してくるのですが、見た目が超タイプで(というか宇迦野さんそっくりなんだけど)眼福でした。
今までは1巻ずつでお話が完結してたのですが、今作では次巻にお話が続きます。ラストの展開はやや強引な感はありましたが、次巻でどうなるのかすごく気になる感じになっておりまして、早く続きが読みたい!
宇迦野さんとさちおは無事結婚できるのか、さちおの漫画の行く末は?
今回も大変楽しませていただきました。
文句なしの神評価です!
口下手な攻め(ヤクザの息子)×健気で鈍感な、だけど肝の座った受け
ラストの展開は、うーんそれで良いのかい?と個人的に首を捻ってしまうものだったのですが、それまでの過程が面白かったので神評価で。
受けの鈍感具合とそれに対する攻めの苛つきは王道ですが読んでてやっぱりニヤニヤしてしまいます。とっくに両思いなのに先に身体の関係が出来てしまったせいで色々拗れてまして、さっさと腹を割って話せば解決するのですが、攻めは口下手だし、受けは自分に自信がないしで、ラストまでズルズル拗れ続けます(受けの境遇を考えると卑屈になってしまうのは仕方がないことかなぁと笑)
このモダモダ感が私は好きでしたね。
受けが敵対勢力に拐われて酷い目にあいます。他の水原作品に比べたら手緩い感じはするんですが、受けが痛い目(物理的に)にあうのが苦手な方はご注意を。