面白かったです! が、少し萌えきれない所もあったのでこちらの評価に。
まず良かったのは攻めのとんでもない執着と受けの自己肯定感の高さ笑
特に受けのキャラは前世アルファだったこともあってプライドが高く、自分の見た目に対して自信があり、だけど身分差と前世での自分の態度から攻めに負目があり素直になれない可愛い一面もあり、中々見ないキャラで面白かったです。
2人のキャラは立っていて、挿絵も美しく、お話も面白かったのですが、そこまで萌えきれず。
なんでだろうと考えてみたのですが、まずは当て馬キャラにあまり魅力がないという点が一つ。攻めはこいつの事が好きなんだ、と受けが勘違いする展開にイマイチ乗り切れませんでした。(そんなわけ無くない?と思ってしまった)
あとは攻めが若干ヘタレ気味だった点。(これは完全に私の好みなので、執着ヘタレ系が好きならドンピシャなキャラかと)
つらつら書きましたが、基本的には面白くて一気に読んでしまいました!
オメガバース、まだまだいろんな方向から楽しめそうだなぁと思った作品です。
面白かった〜〜
シリーズ1作目なのですが、先にシリーズの別作品を読んでいたので、あーこのキャラってこんな感じなのかという楽しみ方もしつつ読了。
面白かったし大いに萌えたし文句なしの神評価ではあるのですが、後半の喧嘩シーンが身につまされまして…いやはや色んな意味でも面白かったです。
大雑把無神経攻め×自己評価最低ウジウジ受け
いやぁ、攻めがここまでリアルに無神経なの初めて見ました笑 大抵はデフォルメされてキャラクター化されて笑える無神経さなんですが、今作の攻めはリアルと言いますか、読んでてそりゃお前が悪いと何度言ったことか。
対して受けもですね、かなりうじうじ自己評価が低くマイナス思考で、2人の喧嘩はこじれにこじれて行きます。
ここでの喧嘩の、お互い地雷を踏みまくり、受けはもう不貞腐れて全て終わらせてしまおうと強い口調で言わなくてもいいことを言ってしまう…っていうのが全部自分にも当て嵌まっていて、読んでて胃が痛くなりました笑
あー電子版でな挿絵がないのが悔やまれる。このシリーズは紙で買うべきか…?
地味受け好きな私にはたまらない一冊でした。
何度目かの再読をしたのでレビューをしたいと思います。今作はもう、最初に読んだ時から大大大好きな作品でして。電子で買って、読了後すぐに紙でも買い直しました。それぐらい大好きな一冊です。330ページぐらいあるんですが、私はあっという間に読んでしまいました…
(シリーズの一冊ですがこれ単体で十分楽しめます)
みんなに優しすぎて彼女、彼氏に振られてしまう博愛主義な王子様系な攻めが、受けにだけは執着と嫉妬心を見せる。もうね、こんなの萌えるに決まってるんですよ!
受けもまたベタではあるんですが、野暮ったい姿だけど実はよく見ると…という設定で、攻めが受けの顔の良さに気づいてドキドキするシーンは来るとわかっていてもキュンキュンしてしまいます。
攻めは受けに無自覚に酷いことをしていたんですが、その贖罪と言いますか、許してもらうシーンが大好きで思わず涙ぐんでしまいます。
あーーまた読み返そう。本当に大好きな一冊です。
椎崎先生の作品にハズレなしですね〜本当、何作か読んでますが、今作含めて全部面白いです。
懐が大きいようで独占欲バリバリは年上の攻め×意地っ張り気味な受け
ってな感じのメインの2人。攻めに結婚歴があったり、受け周りのお話で胸糞悪くなるぐらい嫌なキャラが出てくるのでご注意を。あと、受けは事故のせいで足が悪いのですが、度々描かれる描写が痛くてですね…私も思わず膝をさすってしまいました。
近すぎるが故にお互い気持ちを拗らせに拗らせてしまった2人。さっさと言葉にすればいいのにと思いそうになるのですが、言葉に出さない事情がしっかりあって、だからこそ読んでいて切なさが倍増してきます。頑な受けの態度も、そうせざるを得ない事情があって、と言うのを読み手である私は理解しているので、切なさにぎゅっと胸が苦しくなりました。
読みやすいページ数にコロコロ変わる展開。
いやぁ、今作も面白かったです!
何度も読み返すぐらい大好きな作品何ですが、その度に、この攻め(兄)はやめとけって…となる不思議。だけどこの2人(異母兄弟)がくっつくのは納得してしまうんですよねぇ。
本当、令和に刊行された新刊を読んだ後に本作を読むと、攻めのやばさっぷりが際立って面白いです。
レイプはするし、平気で受けを殴るし、挙句に喉を締めるしで、擁護しようのないダメ男。加えて受けを淫乱の罵り、お母さんを揶揄するようなことを言うモラハラな部分も見せつけてきます。
なのに仲のいい女友達を無神経に家に呼ぶし。
しかもこの手の攻めは徐々に気持ちを落ち着かせていくのですが、この兄は一旦落ち着いたように見えて実は…というタイプで、後半まで執着ゆえの嫉妬から受けを傷つけまくります。
もうね、絶対当て馬の佐々木くんのほうがいい奴なんですよ。幸せになれます。
だけど読んでると、あーこの異母兄弟はくっつく運命何だなぁと納得すると言いますか。
今作を読んで水原作品に大ハマりしました。
あーまた読み返すんだろうなぁ笑
続編でここまで萌えられたの、初めてかもしれないです。
大体付き合ってからのお話って、何でそんなことで今更悩むの?ってパターンか、ひたすらいちゃいちゃ甘々なパターンのどちらかだと思っていたんですよね。(もちろんそれが悪いわけではなく)
だけど今作はちゃんと一冊のお話として起伏もあって、それぞれの抱える不安や問題がちゃんと伝わってきてこれまた一気に読んでしまいました。
さすが砂原先生。
あとですね、今作は何より当て馬がいい男でして。当て馬はいい男であればあるほど話を面白くしてくれると思うのですが、今作の当て馬くんもいい男で、そりゃ攻めも焦るわけだ。
切なくて胸が締め付けられて、だけど最後には幸せな気持ちになれる。これを味わいたくって、bl小説読んでるんだ!と再確認させてもらえた一冊でした。
大変面白かったです。
いや〜面白かった〜〜
これぞ素晴らしき攻めザマァと言いますか。受けを弄んで傷つけて、からの本気になっちゃって…。受けに拒絶されて泣いて帰る攻めは可哀想で、だけど萌えてしまいました。
受けは職場ではしっかり者、だけどプライベートは純粋で寂しがり屋でっていうギャップが良かった。
恋人がいる人は1人でしない。って言う攻めの嘘を信じて守ってしまうほどの初さなので、ついいじめたくなる攻めの気持ちもわかる笑
エロも多めだけどしつこくなくていい塩梅。ディアプラス文庫に多い、メインのお話+中編のお話って構成で、どちらもちゃんと面白くてさすが砂原先生となりました。
挿絵も2人の雰囲気にピッタリで、かなり満足度の高い作品でした。
こりゃあ名作です。
なんていうか、そこまで萌えた訳ではないんですよ。攻めはお話の約半分ぐらいまで出てこないし、2人の絡みはそこまで多くないし。
だけど、攻めの17歳の思春期っぽい感じとか、受けの正義感と割り切りの良さとか、世界観だったりお話の進め方だったりが面白くて、最後までスラスラ読めてしまいました笑
萌えないと途中で読むのが辛くて辞めてしまうことがほとんどなんですが、今作はお話として楽しめたと言いますか。受けのキャラが大きいのかな?ウジウジせず、さっぱりしてるけど理屈は通っていて、彼の気持ちがスラスラ入ってきました。
途中まで攻めを抱くつもりだったのも新鮮で良かったです。
あるシーンでは爆笑までしてしまいました笑
まさかそんな事する!?と思ってたらそんな事にはならなかったのですが、それはそれで見てみたいという…笑
挿絵も美しくて眼福でした。
滝沢先生の執着攻めにハズレなしですね!
今作も面白かったです!
最初は攻めが受けを嫌ってるんだけど、最後には受けを溺愛&執着するのが大好きでして…。序盤、受けが攻めに冷たくされればされるほどテンションがあがるのですが、今作はもう私の好みどストライクでした。攻めから、どうしようもない愚弟だと罵られ、一年以内に婚約者を作れ、じゃないと変態貴族の妾にするぞと脅され…
もちろん後から攻めがこんな事言った理由はわかるのですが、それまで度々この発言を思い出しては傷つく受けに、可哀想ながら萌えてしまいました…
あと滝沢先生作品に出てくるちびっ子は本当に可愛いですね。あざとすぎないといいますか、子供らしい可愛さで癒されました(成長した姿が電子限定おまけで読めますが、どうですか、彼主役でスピンオフ…!)
挿絵も素晴らしいですね。奈良先生のイラストは物語を読む手を止めて、じっくり見てしまいます…
執着攻めが好きなら買って損はないと思います!
超おすすめ!
いやぁ〜面白かった!
あらすじ読んだ時はシリアスめなお話かなぁと思ってたのですが、いやはやエロあり笑いあり、だけど切なくもある面白い作品でした。
変態検事×ツンデレ意地っ張り警部補
攻めが潔い変態で、そんな攻めを好きになってしまった真面目な受け。この2人の掛け合いが面白くて、何度か声をあげて笑ってしまいました。
特に後半のベッドシーン。ちゃんとエロいのに面白いという、なかなか見ないシーンで面白かったです。
ただ笑えるだけでなく、弟の彼氏との関係に悩む受けの心情は切なく、弟との親密さを見せつけられる度に傷つく受けには胸が締め付けられます。
お仕事描写もたくさんあるのですが、さすが鳥谷先生と言いますか、こちらもちゃんと面白いんですよね。
本筋の攻めとの関係も気になるけれど、後輩の二階堂とのコミカルな会話や、派手な殺人などではない細々とした事件も面白くて、あっという間に読み終わってしまいました。
読後感もよく、なんだかいい気分です笑
おすすめです!