黒ごまさんのマイページ

レビューした作品

女性黒ごまさん

レビュー数0

ポイント数1

今年度2640位

通算--位

  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

ボーイズラブではなく大人の男達のエロスを描いたメンズ・ラブ

面白そうなBLCD及び声優さんを探していたら本作に行き着き、二度も復刻された古き良き名作である事とBLCDのキャストが「大川透(27)×浜田賢二(30、初受け)、成田剣(インテリ補佐)」という雄々しくて良いお声な人達と知って久々に血が騒いだ。
それで、小説をネットで試し読みした末3冊まとめて購入。
丁度今1冊目を読み終えたところ。

廃盤で困難だったとはいえ中古でCDを入手したのにも拘らずCDより原作小説の方に真っ先に手が出たのは本作が初めて。
それ位、本作には一瞬で読者を磁石の如く惹きつける魅力がある。

第一印象を一言で言うと、白身魚の鯛の刺身を食べたような美味しいけれど淡白であっさりしている。
良い意味で個々の描写の満足感が7〜8分程で若干物足りないので読み終えても飽きず一から読み返したくなる作品。

文章構成が源氏物語のように主人公の日常を描く短編集を繋ぎ合わせた形式なので、ヤクザ・サスペンスというジャンルに区分されているが、サスペンスのダークさ・濃さに関しては英田サキ氏の方が何倍も濃い。

にも拘らず本作が名作な理由は、攻めに半ば無理矢理ヤクザの情婦にされようが、それで他のヤクザに目を付けられようがあっさり受け流し逆に利用する超絶クールで頭がキレる男前受け様を中心に成功も挫折も味わった等身大のアラサー男達のエロス(生への衝動)を短編集形式で描いているからだと思う。

ややネタバレになるが、元刑事だった神崎秀一は元相棒の裏切りを切欠に警察組織内で居心地が悪くなり刑事を辞めてしまったため生きる屍となっていた。
しかし、ヤクザの辰巳に出会い事件に関わったため、秀一は刑事を辞めたのにも拘らず刑事紛いな行動に出る。
そして、ヤクザは嫌いだと言いつつも自ら進んで辰巳や事件に関わっていく。

また一方で、わずか27歳で桐山組の筆頭若頭に上り詰め退屈していた辰巳は、危険を省みない行動を取る秀一に振り回される事に生き甲斐を見出す。

攻めも受けも優秀で容姿も優れており安全に遊べる方法はいくらでも選べるのに、安定した「静」な人生を否定しリスクを覚悟で「動」に出る様は男らしく、互いが互いに生き甲斐を見出しエロスの衝動に駆られる様はハードボイルドで美しい。
愛や恋などといった陳腐な台詞では表現出来ない二人だけの世界が崇高に感じる。

絡みの描写は回数は多いけれど個々の描写は短く台詞も必要最小限でプレイも割と普通なので過激さはない。
セックス=コミュニケーションの一つな感じ。
しかし、普段何やっても暖簾に腕押しでツンツンしたクールな受けの唯一の弱点が調教された敏感な体に触られることで、スイッチ一つでツンを剥ぎ取られて快楽に飲み込まれていく様はエロいの一言に尽きる。

そんな感じでただのボーイズラブでは満足出来ないBLファンに是非一読をお勧めする作品だが、不満が一つだけある。

作家及びファンには申し訳ないが挿絵のイラストが合ってない。
辰巳はともかく秀一の外見は人それぞれで大きく異なると思うので絵は必要最小限にして読者にイメージを任せるのがベストだと思うが、それが無理なら前の海老原氏の挿絵そのまま転用で良かったと思う。
表紙絵に裸の男同士が絡む絵を載せるべきじゃなかったと思う。






首から下がエロスな神作品

BLCD試聴→漫画試し読み→商業BLコミック購入デビューしました!

BLもエロスも大好きだけど表紙で露骨に男同士が絡んでいるBLコミックを見るのが恥ずかしくてずっと買った事がありませんでした。
でも、戌井×辰見CPにどハマりしてドラッグレス・セックスを初購読しました!

他の方もおっしゃっている通り、この漫画はエロいです…、絡み盛り沢山です!
しかも、一見攻めにも見える色男が受けになってグチャグチャになっています!!
オニムバス形式で体の関係から始まるエロメインだけどL(ラブ)ストーリーもきちんとあって、笑ったり切なかったり萌えたりで忙しいです。
好きなイケメンは鳴かせたい…な性癖の持ち主にはたまらない神作品です!!

そして、長年BLコミック嫌いだった私が手を出す程惹かれたのはエンゾウ先生の綺麗で色っぽい作画です!
太い首筋、二の腕の筋、広い肩、シャツで隠れた広い胸板、指がゴツゴツして男らしい手…。
重ね書きの太い線で描かれた男性キャラクター達にリアルな男らしさを感じます。
漫画からフェロモンが漂ってくる…。
あとキャラの表情がいい。
攻めや攻めから受ける快楽に怯える受けの表情がすごくドエス心を擽られます。

トーンが薄くてキラキラした少女漫画は苦手だけど峰○か○や氏、黒○奈○絵氏の絵は例外で好きという人は絶対読むべき。

愛憎劇の境地!!

山藍作品、および全BL作品の中で一番好きな作品です!!

エロはもちろんアブノーマルで、耽美で、超エロエロなのですが、何よりストーリーが独特で、他のBL作品との間に一線を引いている。

この作品の主人公はお澪という名の女性。
BL作品で、女性キャラが出しゃばり、男女の絡みのシーンを見せるのはタブー。
しかしこの作品は、お澪の存在無くしては完成しない。
なぜなら、このお澪は、道成寺の清姫みたいなキレると執念深いストーカー気質な女で、
沙門×弁天のエロエロとは別で、お澪の女性としての心理描写がこの作品の大きな見どころだからだ。

恋愛は一時の気の迷いで儚いけれど、憎しみは人の心に永遠に残るもの。
愛と憎しみの両方があって、初めて真の絆が生まれる。

独特な恋愛観で、『長恨歌』を読んだ後、私の中の何かが変わった。

BL描写はあるけれど、この『長恨歌』はBLではなく、もはや男と男と女のドロドロな恋愛小説といえる。

ちなみにCDドラマの方は、お澪の女の狂気がより伝わってくるから、視聴をお勧めする。

エロがあれば神CDだったのに…。

BLって所詮は男と男のラブコメだよね、話が薄くてつまんない。
何かシリアスで引き込まれるような面白い話ないかなぁ~。

↑と思っている方には、超お勧め!!

CDは『囮鳥』と『迷鳥』の2枚組で、両方あって初めて完成する。
『囮鳥』の方は、火野(子安)×安見(近藤)がメインで、
サブで、加賀谷(三宅)×那岐(鳥海)。

話はヤクザ物で、第一印象はダークでミステリアス。
いや、ヤクザの話というより、一般人と殺し屋の話??
主人公である安見が記憶喪失で、影のある謎の美形、火野に拾われるところから始まる。

↑もうこの時点でドラマに引き込まれる。

さらに、最近は2.5~3枚目役が多い子安さんが、90年代によくやっていたようなダークな美形悪役を演じています。コヤピファンは聴くべき。

近藤さんは、ごく普通の男の役なんですけれど、難しい役どころですね。
子安さん役が強烈なだけによく迫力負けしなかったな……どちらもすごい。
声は、地声系だけれど、決して高音だったり可愛かったりではなく、ごく自然な男の声。
記憶喪失になった時の危うさや繊細さがよく表現できていると思います。

鳥海さんは、一見よくある倦怠系キャラなんですが、どこか影がある辺り、いつもとやや違いますね。
三宅さんは相変わらずの低音で、受けをただ待ち続ける無骨な男の包容力を表現した感じ。


とにかく原作を後で買って読むほどすごく面白いんですが、評価が星4つなのは、
子安×近藤の絡みがほぼ無いに等しい…。
いや、あるんだけれど、近藤さんのモノローグがかぶってよく聞こえない。
濃ゆい絡みがあれば120点あげるところだったのにぃ~~~。(涙)

でもさすが子安さん、喋るだけでエロスが漂う。


インターさんなくなっちゃったから、このCDはもう通常の店では買えないけれど、もし興味があって、どこかで見つけたら聞いてみるべき。

ダークで耽美な香りが漂う話が好きな人には超おすすめ。

好みが分かれる…。

どうしようもないアホの子を、攻の方がひたすら甲斐甲斐しく面倒を見る話。

声目当てで聞いた人が聞いたら、多分↑な感想を抱く。

受け役の武内健が好きな人は大丈夫だが、特別興味がない人は注意する必要がある。
理由は、この受けは「知能が足りないんじゃないの?」と思わせるようなアホの子で、人によっては声を聞いているとイライラしてくるから。
特に、攻めの近藤さんが超格好良い低音だから、余計そう感じてくる。

武内さんの演技が悪いのではない。というか、この人以外考えられないと思えるくらい、ある意味上手い。
が、しかし、ウザい。

一方、声の好みも勿論があるが、それ抜きで考えても、この作品の一番の魅力は、近藤さんの低音攻めだろう。

超っっっっっ格好良い!!!!!

おそらく近藤さんのBLCDの中で一番低音で、一番男前で、一番格好良い攻め。

個人的に別のCDでこの声を聴きたかった…。

受けがダメそうと思う方には買う事をお勧めしないが、でも近藤さんの攻め声は聴く価値がある。

意外なカップリング!

声優目当てで聞きました。

話はオフィスラブ物で、ゲーム会社について。
オフィスラブ物に興味がない人には、右から左に流れる感じ。

が、しかし、

この声カップル、すごくエロイ!!

近藤さんと遊佐さんって声の性質が違うから、「?」という感じだったんですけれど、いざ聞いてみると、近藤さんのチャラ男攻めは、近藤さん特有の魔性めいた色気が最大限に出ているし、遊佐さんはツンデレ美人な低音で、相乗効果なのか知らんが、今まで聞いた声カップルの中で一番フェロモンがすごかった!!

近藤さんは色んな役を演じているが、こういう気まぐれでチャラいところがある小悪魔キャラや、根が強かで誘い受けしそうな二枚目キャラが一番好きだな。

Hの回数は2回、内一回は途中までで普通だけれど、超エロい絡みが聞きたい人、声優ファンにはお勧めする。

これはイイたっつん!

元々近藤さん目当てで聞いたけれど、鈴木達央さんのヤンデレ攻めの魅力に目覚めた。

近藤さんは、遊び人+包容力のあるお兄ちゃん÷2みたいなキャラで、地声系のナチュラルな演技なんだけれど、セッ○スのお誘いの時などに、近藤さん特有の小悪魔的な色気が出ていて、すごくイイ!
喘ぎは、クール美形の低音喘ぎではないが、涙流すシーンとか、誘う時とかに、近藤さんの繊細な演技と艶が光る。
近藤さんの邪香漂う小悪魔的な演技が好きな人はおすすめ。

さて、たっつんこと鈴木達央さんの演技を聞いたのはこれが初めてですが、すごくイイ!
受けもやっていらっしゃるそうですが、私は断然攻め派です!
ヤンデレ甥っ子の役なんですが、超怖い…。

さらに脇役のナリケンさんですが、もう、「流石オレ○ジ!」と言いたくなります。
ねちっこいストーカーの役は、この人以外思いつかない。
それくらい良い意味で、キモいw

Hッチは2回、プラス1人H(未遂)が1回。
尺と量を比べると普通だけれど、きっと満足頂けるはず。
声優ファンには超お勧め。