名門寄宿学校で出会った、優等生のノアと問題児と言われるカイ。
正反対の二人が少しずつ心の距離を近づけ、互いに強く惹かれ合っていくラブストーリーです。
ストーリー的には、けっこうゆっくり進む方。
でも性急になりがちなBL界において、ゆっくりじっくり確かに関係を深めていくって、ものすごく萌えのスパイスになります・・・。
カイもノアも、単なるお金持ちのボンボンってわけじゃなくて、家族仲や親に対する承認欲求・愛情の飢餓など、それぞれ複雑なメンタル状況を抱えてる。
だから普段はとても大人というか、大人びた態度なんですけど。
時々、二人でいる時だけ、年相応の恋愛中の青年の顔になってるのが良いですね。
相手は自分に気があるのか?
自分は相手が好きなのか?
この「好き」は友達としてなのか、それとも恋愛対象としてなのか?
目一杯悩みながら、少しずつお互いを知っていき、距離を縮めていく。
ノアとカイの関係性が眩しいのは、二人ともお互いの言葉や存在によって、自分自身の本当の気持ちや願いに気付かされているからだと思うんです。
自分でも気付けなかった、心の声。
進むべき道を照らしてくれる存在。
そんな相手に出会えるって、奇跡なんです。
2巻で両想いになった二人だけど、この先平穏無事にカップル関係を続けていけるとは思えない。
間違いなく波乱はあるでしょうし・・・。
最後はハピエンで、二人がずっと一緒にいられる未来であって欲しい。
ちなみに、両想いになってからの二人は甘々で、遠慮の無くなったカイがノアにグイグイ愛情表現するのが堪らないです❤️
帯に「独占欲が溢れ出す」とありますが、まさにその通り。
普段寡黙な人が、愛する人にだけ惜しみなく愛情表現したり執着するのが大好きなので、この展開は滾りました♪
3巻でも甘い展開がたくさん見られると良いな・・・。
上巻に続いて、「今」っぽさ全開で彼らの日常が綴られるのかと思ってた。
そしたら、いきなり二人の親にカムアウトする展開だった!
全体のノリはさすがmememeワールドと言いたくなるような、THE・今!なボーイズたちの戯れでした。
それぞれの親へのカムアウト、特に佐山の親へのカムアウトが思ってた以上にシリアスで、ウェットな展開でした。
とはいえ、双方の親から特に反対されることも無く、かなりあっさり関係を認められました。
本当であれば、こんなあっさりカムアウトを受け入れられるのはめちゃくちゃフィクション感が漂うのですが、この作品の作風からするに、下手に親に反対されてハードモードになるのは合わなかったでしょう。
なので、結果オーライかな。
佐山・真山はチューと手繋ぎくらいで、エチエチする事はありません。
でも、エチない方が「らしい」感じはする。
イマドキのDKたちが、めっちゃ等身大な感じでふざけ合ったりドキドキしたり、キューーーっと苦しくなったり・・・。
その様子を愛でられるのが楽しいです。
普段飄々として不敵な感じのボーイズたちが、好きな子相手に悩んだり自信を無くしたり、思いっきりテンション上がってるのが本当可愛いので、イマドキDKの恋に「ぐぁぁぁぁぁぁ」ってなりたい人はぜひ読んでみて!
なんか、とっても「今!!!」な作品でした。
ニコイチ当たり前な幼馴染のボーイズたち。
ふざけ合って冗談半分で「好き好き〜」って言ってたけど、実際片方は本気だった。
後にもう片方の気持ちも追いついて、なんや両想いだったんかオンドリャアって感じ。
ボーイズたちのノリが、めちゃくちゃ等身大なんですよ。
「今を生きる10代の若者たち」をそのまま切り取って漫画にしたような、どこかライトで時々ウェット、核心に迫るのは怖いけど、覚悟決めてちゃんと向き合ったら一途、みたいな。
mememe先生の作品は、太郎逃げとフェイバリッツを読破済みですが、どの作品も共通して、徹底的にリアル感・「今」感があります。
これはちょっと、他の作家さんにはなかなか見られない感覚。
もちろん、他にも「今っぽさ」を描くのが上手い作家さんはいるんですけどね、mememe先生は群を抜いてる気がする。
作り込んだ「今」じゃなくて、めちゃくちゃナチュラルに「今」なんですよね。
上巻は『恋人同士になりたての二人』までなので、下巻でどんな風なカップルになっていくのか楽しみです。
とにかく「今」!!!!
今を感じたい人はぜひ読んで!
優れた宮廷魔術師のバジールと、多量の魔力を持ちながら、魔力回路が不安定ゆえ力を持て余している、双子の孤児ダリとクレムト。
三角関係で双子がバジールを取り合うのかな?と思ったら、双子がひたすらバジールを愛でるサンドイッチ3Pカプ爆誕だった!
蔓沢先生はさすがの画力と構成力ですね。
エチシーンのエロさはもちろん、魔法により災害に対処するシーンや魔力が発動するシーンなど、画面が本当に美しくて立体的で、奥行きを感じます。
バジールはスピンオフ元「秘密の森の魔術師はのどかを願う」でも、無表情で口数は少ないながらも他人を思いやる優しさが垣間見れましたが、本作でも優しさは健在。
爆発事故が起きた火薬庫のシーンでも、原因とされた職人に対する声の掛け方に、男として・人としてのバジールの懐の深さと視野の広さを感じました。
肝心のエチシーンは、3Pならではの二輪挿しもあり、かなりエッチ!
魔法で自身の筋弛緩して痛覚鈍化して、双子のアレを受け入れるとか、バジールに貞操観念は無い(笑)
というか、この作品のラクシュハラ王国の住民たちは、身体接触で魔力のやり取りをするから、魔力やり取りとセッススは別物なんでしょうね。
バジールが双子に対して恋愛感情を抱いているかは不明ですけど、双子と伴侶契約を結んだというのは、恋というよりは愛の方が優っているからかもしれない。
双子に与えられる魔力以上に魅力的な魔力は無いみたいですし。
バジールの作画、正直いうとあんまり好きなタイプではないんです。
美人なタイプではないし、目の下にクマもあるし。
でもエチシーンのバジールは色気があって、反応も良い。
不思議と綺麗に見えてしまうのは、蔓沢先生の手腕ですね。
蔓沢先生の作品は好物シリーズやその他作品もいろいろ読んでいますが、魔術師シリーズが一番好きです!
ファンタジー系が好きな人は、満足出来るシリーズだと思います❤️
お互い強いDomだけど、片方だけ実はSwitch気質があって、自分より強いDomのコマンドには反応しちゃう→プレイしているうちに恋人に・・・というお話。
Dom→モデルのオト、Sub→元モデルでセレクトショップオーナーのマサ。
1巻で恋人になり、2巻で仲が深まり、3巻はどうなるかなーって思ってたら、当て馬登場でした。
当て馬と言っても恋愛感情でどうこうなるわけじゃなくて、ただひたすら「強いDomのコマンド受けて気持ちよくなってみたい」っていうSubの子だった。
この子がまぁ、空気読めない(読まない)子で、ちょっとしたストーカーってくらい、オトとマサの気持ちを汲まない子でしたね。
こういう子、現実でもいるよなぁ・・・と思いつつ、ややイライラしながら読みました(笑)
結果的に、オトは強すぎるDom性にセーブかけることなくマサに思いっきりコマンド出せるようになったし、マサもDom性はワンコで発散しつつ、Sub性で思いっきりオトを受け止められるようになったので、結果オーライ。
人間関係においてパワーバランスって大事で、対等な立場でお互いを尊重し合えると、上手くいくんですよね。
マサはオトと同じくらい強いDomでもあるし、オトより年上かつビジネスパーソンでもある分、全体的にオトより大人で器が大きい印象。
そんなマサがSub側で、オトを文字通り全身で受け止めてくれるのが、この作品の一番の魅力だなぁと思います。
4巻まで続刊になるようですが、ストーリー的には1巻ずつ完結しているので、「え!ここで次巻に続くの!??」っていうストレスが無いです。
続きものが苦手な方にもオススメです!
コールボーイの海が、推しアイドル・朔也に指名されて朔也専属ボーイとなり、お互いに少しずつ惹かれあっていくシンデレラストーリー。
にこ山先生のギャグセンスが、今作も冴え渡ってる!
随所に小文字で書かれた先生のツッコミが楽しい(笑)
朔也と海のエチシーンもえちえちで、回を増すごとに甘い雰囲気のえちになっているのにキュンとしちゃう・・・。
単行本が待ちきれなくて、単話でずっと追っちゃってます。
4話で登場した朔也のライバル・北斗が5話でやらかすと思うけど、早く乗り越えてラブラブな朔也x海が見たーーーい!
にこ山先生の作品は受けも攻めも人間味があって可愛くて、締める時はちゃんと締めるかっこよさもあって大好きです♪
ギャグっぽさとエモさのバランスが良い作品を読みたい方にオススメー!
圭騎と理玖主演の「αの花嫁」も大好きでしたが、李里耶がとても好きなキャラクターだったので、燕城路旺x李里耶編を楽しみにしてましたが・・・
予想以上の素晴らしい出来にスタオベです!
まず幸村先生の絵が超絶美しい・・・。
本当に美しくて、岩本先生の原作の世界観を余すところなく見事に伝え切っています。
そしてキャラ。
李里耶やΩながらトップの血筋で、類稀なる美貌と品格、優秀さを併せ持ち、αに勝るとも劣らないトップオブエリートΩ。
旺も西ではトップの家系で、若くして実権を握る実力者のα。
そんな二人が「魂のつがい」で、幼少期から因縁があったとなると・・・
そりゃ一筋縄ではいかないですよね。
旺は長年の片想いをだいぶ拗らせていそうだし、もっとすこーん!と明るく「ずっと好きだった!付き合ってくれ!」って言えたらスムーズにコトが運びそうなのに、わざわざビジネス提携を持ちかけ、フェロモンに任せてなかば無理矢理身体の繋がりを確かめ、あまつさえ李里耶のプライドをズタズタに傷付けてしまうという・・・。
だからこそドラマチックで、今後二人が魂のつがいになっていく過程を盛り上げてくれるのだと思いますが。
高校生の時に、圭騎に「君ではまだ無理だ」と言われた悔しさからか、力をつけて李里耶に相応しい大人の男へと成長した旺。
暗さと底の知れない闇を湛えたダークな眼鏡男子というビジュは百点満点だと思います!
書き下ろしでは「rival」と分かりやすく書かれた花季(はるき)も登場し、これから李里耶と旺に絡んでくることは明らか。
(花季は1巻で旺の許嫁と書かれてましたしね)
幾多のすれ違いや感情のぶつかり合いを乗り越えて、旺が愛する李里耶に温かい笑顔を向ける日を心待ちにしております・・・。
美しい作画・ドラマチックな展開とオメガバースが好きな方はぜひ読んでほしい一作です!
雪女の息子で、お尻の中だけ冷え性な製薬会社勤務リーマンの愛鳴幸丸(あなりゆきまる、=あなゆき)。
愛鳴の後輩で、愛鳴に恋する百島譲。
小学校コンカフェのエース店員で、元教師の仁科喜楽(手足と鼻が冷え性)。
コンカフェオーナー=校長で、譲の義父・百島英殿。
主にこの4人が繰り広げる恋愛のお話。
NTRとか、恋愛感情のないセッススとかモブプレイ的なものもあり、一見すると倫理観が無いように見えるけど、自分の弱い部分も他人の弱い部分も全て包み込み、愛する・温める事の大切さが描かれていたのかなぁ・・・なんて自己解釈。
相手を「理解してあげる」という上から目線的なものではなくて、対等な愛情の交換というか。
愛鳴が譲ではダメだったのは、譲の愛し方が支配的だったからだと思う。
まぁ全編通して読むと赤星先生ワールド全開過ぎて、訳分かんないまま読み終わってしまうんですけどね(笑)
何回か読んで先の感想に至りました。
読み手を選ぶ作品とは思います。
ヤクザx医師。
本間先生が描かれるキャラクターは、美しく逞しく、一途で一本筋の通った人物が多いので好きです。
本作の攻め・ヤクザの野浪も、一途で意外と真面目で愛情深い。
キャラとしては好きです。
受けの卯月も、見た目は可愛い系で男臭さは無いものの、意外と芯は強く、「柔よく剛を制す」的なソフトな強さがあります。
一方で、ヤクザもの・任侠ものとしては少し柔く甘く、ヒリつくような痺れ感みたいなものが少なかったかなという印象。
BLだし恋愛が絡むので、任侠エピソードが本気すぎると世界観にそぐわないんだろうとは思いますが、この匙加減が、BLにおける任侠ものの難しさなんだと感じました。
恋愛漫画として見れば、一途で愛情深く絶倫な野浪は完璧!
少しずつ野浪に惹かれていく卯月の気持ちも分かるし、やっぱり溺愛系って良いわぁと、己のヘキを再確認した作品でした。笑
本間先生の描く攻めキャラ、キャラデザも性格もほんっとカッコよくて好きです!
一途な溺愛攻めが好きな方は、読んで損はないと思います。