愛が重いという理由で振られる受け・恭(ノンケ)と、同じく愛が重いという理由で振られる攻め・蓮(ゲイ)。
同じサークルの二人は、飲み会の場で「愛が重い同士」として意気投合し、お酒の勢いも相まって、そのまま一夜を共にしてしまう。
ほぼ生まれて初めてと言って良いくらい、お互いに『重すぎる愛・愛情表現』を受け容れ合い、愛される気持ちよさを教え合って、心も身体も満たされた二人はそのままお付き合いする流れに・・・。
最初から最後まで、ずーーーーーーーっとめちゃくちゃ高カロリー!
高糖度のイチャイチャが続いて、ちょっとびっくりするくらい二人とも愛が重かった。笑
一歩間違えたら共依存かなーと思えなくもないけど、お互いが幸せなら良いか・・・。
恭がノンケの割にはあまりにもアッサリと蓮と付き合う事を決めちゃったので、そこがちょっと「ん?」となったかな。
本当に終始お互いしか見えてないので、ラブラブあまあまなのが大好き!っていう人には合うかなと思います。
男子高校生カップルが、友達や家族との関わりも交えながら少しずつ恋人同士として成長していく様子を描いたシリーズ4巻目!
攻めの渡里は1巻からずーーーーーっと受けの秋良が大好きで、3巻までは愛の大きさが渡里>>>>>>秋良って感じだったけど、4巻では限りなくイコールになった気がする。
渡里がモテている様子に秋良が嫉妬したり、テスト期間前に禁欲を提案したにも関わらず、言い出した秋良の方が我慢出来なくなったり。
恥ずかしがりながらもイチャイチャする二人は本当に可愛くて、ありがてぇ・・・てぇてぇ・・・って思いながら読み進めていたら、いつの間にか秋良がご両親にカムアウトする流れのエピソードに。
自分が同性と付き合う事で、家族が(妹が)好奇の目に晒されたり虐められたらどうしよう?と悩むのは、やっぱり秋良がお兄ちゃんだからだよね。。
自分のせいで誰かが傷付くって、やっぱり怖いことだし。
そういった現実問題に初めて気付かされた渡里の表情も何だか痛々しくて、5巻に続く「to be continued」のページの渡里の表情がポジティブなのかネガティブなのか、正直分かりませんでした(読解力なくてすみませ・・・)
渡里の事だから、また一人でグルグル考えちゃいそうだよね。。
二人とも相思相愛だし、最後はハッピーエンドだろうとは思うけど、5巻であんまりきつい試練が待っていないと良いなと思います。
頼むから笑顔多めでラブラブハッピーなシーン多めでお願いっ。
あと、本編じゃなく、話と話の間に落書きっぽく描かれた秋良母の一人言が、何気に沁みました。
親としては、息子の子ども抱きたかった気持ちもあるよね(涙)
それでも息子の気持ちを第一に考えてくれた母の愛、偉大だなーと感じました。。
渡里と秋良、意外なことに3巻で初めてエッチしたんですよ。
ゆっくりな仲の深まり方が、この作品の魅力の一つです。
二人の共通の友達も良い子たちばかりで、特に秋良の幼馴染の谷くんが最高!
適度にリアリストで、二人の恋愛相談にも、呆れつつも親身に答えてくれる性格の良さ(笑)
BLって途中からあからさまにスピンオフ狙いみたいなサブキャラが登場しがちだけど、スピンオフ無さげな空気感も良いです。
DKの初々しいカップルが、お互いの気持ちや周囲との関係性に悩んだりしながらゆっくり仲を深めていく・・・ゆっくりな関係性が好きな人に特にオススメします!
作家さん買いだけど、買って正解!
セフレのいるイケメンクズ攻め(久住くん)と、まっすぐな正直さで生きている不思議ちゃん系生徒会長の受け(はじめ)。
二人の掛け合いが本当面白くて、「嘘はつきたくないから」とか「厚かましくもお願いがある」とか、一見下手に出てるように見えて、実は全然ゴリ押ししてくる生徒会長が本当面白くて可愛い(笑)
攻めは心と体を完璧に割り切ってセフレとウィンウィンな関係を持っていて、すごくドライに見える。
けれど少しずつ受けに興味が湧いて、いつの間にか名前呼びになってたり、受けの事を可愛いと思うようになっちゃったりして、明らかに心の距離が縮まってきてるのがたまらんです・・・。
もちの米先生って、男性特有の恋愛に対するドライさや、ハマった時の執着加減、暴力性などなど、キラキラな中にスッと闇を描くのがめちゃくちゃ上手なんですよね。
デビュー作〜「けものあそび」辺りまでは闇要素が多めでしたが、「ススムxミノル」から陽の要素の方が多くなったかも?
一点の曇りもないポジティブ・キラキラな作品も好きだけど、もちの米先生が描くような、煌めきの中にダークさがある作品って奥が深くて好きです。
セリフやモノローグのワードチョイスもセンスが良いし、キャラと一緒に笑ったりジワッと滲みたり、読み手の感情も忙しくなっちゃう(笑)
完結までに、クズ攻めがどんな風に変化するのか、楽しみに続刊を待ちます!
料理上手なイケメンが限界社畜男子をヨシヨシするお話かな?と思って読み進めたら・・・
食事や規則正しい生活を通して、限界社畜男子である受けクンが生きる力を取り戻す、なかなかしっかりとした救済系ストーリーでした。
生活が乱れている時に追い込まれてネガティブ思考に偏ると、全てを悪い方向に捉えちゃうし、(自分なんて生きてる価値も無いなぁ)って簡単に考えちゃうんですよね。
受けクンは社畜生活で追い込まれて、死んじゃおうかなぁと考えながら自宅前で寝落ちちゃったところを攻めに拾われ(救われ)て、美味しいご飯を食べさせてもらい、お酒の勢いでエッチまでしちゃうんですが、そこからほぼ毎日のように一緒にご飯を食べる仲に。
ご飯を美味しいと思える事、しっかり眠れる事、肌と肌の触れ合いに満たされる事。
三大欲求が満たされて、生きる気力が湧いて、「俺、何で死のうと思ってたんだろう・・・」って思い直せるようになっていくんですけど、多分、『誰かと一緒にご飯を食べられる事』が一番大きな生きる原動力になったんだろうと思います。
攻めの方は一見陽キャでネガティブ要素無しに見えるけど、実は過去にたくさん傷付いて来た人でした。
受けは限界ギリギリの所で攻めに救われたけれど、受けの存在によって攻めも救われていたんだと明らかになるにつれて、出会えて本当に良かったね(涙)と思わずにいられませんでした。
絵柄が丁寧で可愛くて好きでしたが、ストーリー面も予想以上にしっかりしていて、おまけに完全ハピエンなので、高い満足感がありました!
エチシーンもガッツリしっかり描いてあって、意外とちゃんとエチエチです❤️
ハピエン大好きな方はぜひ読んでみてください♪
前作でラブラブな恋人同士になった二人のその後を描いた続編。
攻めは前作からかなり甘やかし系なキャラでしたが、本作では甘やかしが加速してた(笑)
甘やかしの中に仄かな闇というか、執着系の片鱗も見せていたり。
まぁでも、執着というよりは独占欲の強さだったのかな?
受けの子は前作でパパ活をやっていたとは思えないくらいクリーンで可愛げのある子になっていて、愛の力の偉大さを感じてしまった。
攻めの友人のお子さんの話が出て、(自分は攻めの可能性を奪っちゃってる。自分と一緒にいる事を、いつか後悔されてしまうかもしれない)って受けはグルグル考えちゃうんですよね。
本当はずっと一緒にいたいのに、叶わない未来や最悪の事態を想像して自己防衛してしまうのが辛い。
受けのこういう思考は、親の愛を得られなかった生育歴ゆえなんですけどね。
受けの様子がおかしい事に気付いていた攻めがしっかりと真正面から向き合って、受けにたくさんの愛と自信をくれるのは王道ではあるけれど、王道では終わらないのがHIカロリー先生。
意外にも前作では挿入の無かった二人でしたが、続編では初エチに向けて受けが拡張を頑張ったり、二人で準備(洗浄)したりするエピソードがあって、エチがめちゃくちゃ丁寧に描かれていて、読み応えがありました。
NO準備でするっと攻めジュニアを受け入れちゃう魔法のような受けが多い中、準備してないと出来ないっていう二人は新鮮だったし、リアリティがあって良かったなぁと思います。
ちょーーーっとだけきになったのは、攻めの溺愛&独占欲キャラが、ちょっと狙い過ぎたように感じられたところ。
他の作家様だと気にならなかったかもしれないんですが、何と言ってもHIカロリー先生なので・・・!
もうちょっとだけ、狙った感が出ない描き方があったのではないか・・・と、ハイレベルさを求めてしまいました。
(偉そうにすみません・・・)
とはいえ、絵柄良し・ストーリー良し・エチシーンの見応え満点だし、ラブコメBLの良さを備えまくった作品です。
ラブラブ系が好きな人に特にオススメ♪
いやー、今回もぶっ飛んだ設定と類稀なギャグセンスでした。
さすがだよ羽毛先生!
言葉のチョイス一つ一つにセンスを感じます。
特に好きなのは「ムード台無シバ」と「全社員が全シャイン」かな(笑)
先祖がえりαでシバ犬になっちゃう芦名と、ヒートが無く自称・出来損ないΩの神戸。
マチアプで出会った二人が、アレやコレやを経て恋人同士になっていくんですが、構成的にはギャグ半分マジメ半分。
マジメパートで芦名が「Ωがいないとαは遺伝子を残せない。跪くべきはαの方」と言っていたんですが、そうよねぇ・・・と深く頷いてしまった。
オメガバ作品だと大抵Ωがひどく扱われたり、「αとΩは対等」っていうのはありますが、「αの方が下」っていうのは見かけた事がなかったと思うので新鮮でした。
ちょっと絵柄(線?ペンタッチ?)が荒いのは気になりましたが、ストーリーやユーモアセンスは流石です。
笑いながら楽しんでBLを読みたい時にオススメです!
前作で恋人同士になった藤井と甲斐。
続編となる本作では、付き合って数ヶ月が経ち互いの家を行き来しながら日々愛を育んでいる二人が、なかなか本音でぶつかり合えない事からすれ違っていく様と、藤井の初恋相手や甲斐が趣味を通じて知り合った男性の存在により、小さな誤解が生じてしまう様子が描かれています。
藤井と甲斐のすれ違いって、元々の二人の性格による所も大きいけれど、二人とも恋愛経験が少ないが故だと思うんですよね。
二人ともお互いが初めての恋人ですし。
相手にどこまで求めていいのか?
相手はどこまで受け止めてくれるのか?
かっこ悪いところを見せても大丈夫なのか?
嫉妬したら言っていいのか?
全部に迷いが出ちゃうんです。
で、迷った末に不正解な行動に出ちゃうんです。
この迷い方や、迷った末の行動が妙にリアルで・・・。
本当の気持ちを口にするのって、怖い。
相手に対して絶対的な信頼が無いと、なかなか出来ないことだと思います。
本音をぶつけ合い、お互いの考え方を理解し合って、違いを認め合いつつ前に進んでいくというのは理想的だけれど、一歩間違えば関係は破綻してしまうので。
藤井と甲斐が懸命に迷い悩みながら、二人なりの答えに辿り着く様子が丁寧に描かれており、前作と同様じんわりと胸に沁みます。
終盤に描かれていた互いの家族にパートナーを紹介するエピソードや、当て馬ポジのキャラたちのその後についてはやや都合の良さも感じましたが、変に拗らせて長々と描くよりは良かったかもなぁとも感じました。
全体としては、迷いながらも一生懸命に前へ進んでいくキャラたちに眩しさを感じる良作で、純愛系が好きな方には特にオススメです。
何だろう、読後感がめちゃくちゃ良かったんですよね、この作品。
攻めと受けの関係の始まり方が、クローゼットゲイの攻めに対して「バラされたくなかったら僕と寝てください」と受けが迫っていたものだから、まさかこんなにもピュアで一途で心震えるような純愛が展開されるとは思ってもいませんでした。
BLはファンタジーだから、わりと簡単にラブラブな恋人同士になる展開も多いんですけど、現実の世界で男性同士が愛を見つけることって、なかなか難しいと思うんです。
この作品の受けの子も、自分には恋愛する事は難しいと思っていて、だけど好きになった人に、たった一度でいいから抱かれたいと思っていた。
それで、慣れているふりして攻めに吹っかけるんですよ・・・。
そういう背景を知ると、行為が終わってからの受けの涙には胸を打たれます。
攻めの方もクローゼットゲイでいるのには理由があって、彼は彼で「自分には恋愛する資格が無い」と思っている。
悲しいですよね。
「自分は恋をしちゃいけない人間なんだ」と思って生きなければならないなんて・・・。
関係を持つのは一晩きりだと思っていた二人は、その後も何だかんだで関係が続いていき、やがて攻めの受けに対する気持ちにも変化が訪れるのですが、この過程が丁寧に描かれていて、するっと感情移入できます。
派手な事件が起きたりや強力な当て馬が出てくるという事はなく、日常生活の中で二人の関係が育ったり変化していくのがとても良かったです。
81先生の絵柄やコマ運びセンスと相まって、静かな感動がある素晴らしい作品でした。
作家さん買い!
試し読みからの即買いでした。
ナンバリングされてるのでお察しの通り・・・続きものです!
ブラコン(兄大好き)の大学生・律と、同じくブラコン(弟の面倒見が良い)の先輩大学生・桐生。
桐生はちょっと意地悪、だけど実は優しくて真っ直ぐで、包容力のあるタイプ。
一方の律は末っ子気質で、天然無自覚甘えん坊で、誰にでも可愛がられるTHE・弟。
全面的に桐生が律をイジリつつ甘やかしてるんですが、律も何だかんだ言いつつ甘え上手で、桐生のハートを無自覚にくすぐっているのが可愛い
律も桐生も根っからのブラコンじゃなくて、本当はワケあって兄・弟と仲良くしてます。
桐生の方は義弟だし、たぶん何か重めな理由があって、弱みを握られているような感じ。
桐生弟が恋愛として桐生を好きなのか分からないけど、間違いなく今後、律の邪魔をしてくるはずなので、願わくば早く義弟に桐生以外の好きな人が出来て欲しい(笑)
律と桐生は完全に両想いなので、早く恋人同士としてイチャイチャしてるところが読みたいんだよ読者はぁぁぁぁぁぁ!(乱心)
ちなみに1巻でのエチシーンは、キスと兜合わせのみで挿入は無いです。
でも十分エチエチだし、桐生も律もお互いに「好きーー!」って気持ちがダダ漏れてて、幸せな絡みでした❤️
意地悪しつつ何だかんだで甘やかす年上×無自覚甘え上手年下が好きな方はぜひどーぞ♪
名門寄宿学校で出会った、優等生のノアと問題児と言われるカイ。
正反対の二人が少しずつ心の距離を近づけ、互いに強く惹かれ合っていくラブストーリーです。
ストーリー的には、けっこうゆっくり進む方。
でも性急になりがちなBL界において、ゆっくりじっくり確かに関係を深めていくって、ものすごく萌えのスパイスになります・・・。
カイもノアも、単なるお金持ちのボンボンってわけじゃなくて、家族仲や親に対する承認欲求・愛情の飢餓など、それぞれ複雑なメンタル状況を抱えてる。
だから普段はとても大人というか、大人びた態度なんですけど。
時々、二人でいる時だけ、年相応の恋愛中の青年の顔になってるのが良いですね。
相手は自分に気があるのか?
自分は相手が好きなのか?
この「好き」は友達としてなのか、それとも恋愛対象としてなのか?
目一杯悩みながら、少しずつお互いを知っていき、距離を縮めていく。
ノアとカイの関係性が眩しいのは、二人ともお互いの言葉や存在によって、自分自身の本当の気持ちや願いに気付かされているからだと思うんです。
自分でも気付けなかった、心の声。
進むべき道を照らしてくれる存在。
そんな相手に出会えるって、奇跡なんです。
2巻で両想いになった二人だけど、この先平穏無事にカップル関係を続けていけるとは思えない。
間違いなく波乱はあるでしょうし・・・。
最後はハピエンで、二人がずっと一緒にいられる未来であって欲しい。
ちなみに、両想いになってからの二人は甘々で、遠慮の無くなったカイがノアにグイグイ愛情表現するのが堪らないです❤️
帯に「独占欲が溢れ出す」とありますが、まさにその通り。
普段寡黙な人が、愛する人にだけ惜しみなく愛情表現したり執着するのが大好きなので、この展開は滾りました♪
3巻でも甘い展開がたくさん見られると良いな・・・。