攻めのせりふ遣いがどうも嘘くさくて受け付けませんでした。
とうとうとしゃべるわしゃべるわ。そのくせ能弁さで本心を
隠しますね。
秘密主義というか心配かけまいとするというか弱みを見せないというか
そういう沽券と受けの心配というテーマはありがちですけど
くどかったです。そして父の付き添いが終わって売店をやめて
本業に戻るわけですが、そのときの
「なんだよ、売店の店員なんかすることなかったじゃん」
的展開がどうにも後味悪かったです。
作者としては薬剤師免許持ってて売店員という意外性が
受けると思ったのでしょうね。
もはや主役級はどうでもよく脇役の医師と定食屋店員のほうが暴力的カップルながら
興味がわきました。