求職中の主人公に突然のヘルプからはじまりました。
最初は「使えない」人物であった主人公が、ひょんなことから「実はかなり有能」なポジションになります。
前半、役にたっていないことは無いけれど、力にはなれていない主人公が自分の「無力」に少し気分が沈んでいます。そんなときうっかり社長の秘密を知ってしまい・・・
後半、本来の実力を発揮することができたものの、社長の周りには敵が多く、それに巻き込まれていく主人公。
ピンチをチャンスに摩り替える主人公がとにかくかっこよく、鳥肌ものです。
もちろんそのあと主人公に迫るピンチを社長が助けたり、萌え要素は満載だと思います。
一度読んで、もう一度読みたくなる作品でした。
気がついたら自分が存在しないパラレルワールドに来てしまった。
恋人と外見が同じ男に助けてもらい、どうしたらいいか悩む主人公。
恋人と同じ人としか思えない男に惹かれるも、この世界ではない本当の現実にいる恋人に申し訳ない気持ちになる主人公。
まるで浮気のような内容ですが、とてもピュアで切ない内容でした。
同じ人を別の世界で好きになったら、片方はどうなるのか。読んでいる間、「帰れなかったら本当の恋人はどうするんだ?」「帰れたとしても、いまここにいる男のことはどうするんだろう?」とドキドキしっぱなしでした。
最後どても切ない展開になっていますが、純愛にあふれた作品でとても満足です。
主人公がとても可愛いです。
内容は他の兄弟の恋愛話を少しずつまぜてあり、そちらも気になります。
高校生の主人公がいきなりヤクザの世界に放り込まれ、あわあわしているところにてを差し伸べる弁護士。
歳の差好きですので、かなりドキドキしながら読みました。
弁護士の「相手は子どもだから」「跡継ぎだから」とうジレンマの中、主人公を応援する姿がかっこよかったです。(詳しくは描写されていませんでしたが・・・)
主人公がちょっぴり情けない、だけど後半に進むにつれて肝が据わるストーリーには、なんともいえない感じです(良い意味で)
兄弟仲がギクシャクしていたり、付き人の友達?ができたりと内容は多彩なものだと思います。
後半は結構甘々でした。