「不埒なスペクトル」のスピンオフ。
前作でのお兄さんは弟命(お兄さんの理由)であるが故に、
お兄さんには見えない弟の心を見過ごしエライことに。。。。
しかし、今回は本人のことですから本人なりの(?)理由があって物事が進展していきます。
ベロンベロンになって真幸にやられちゃうんですが、やられちゃったものは仕方がない!理系不思議チャン的なこの発想(大好き)
→偶然再会。写真撮られちゃったのをどうにかせねば
→もっかいやれば写真削除してもらえるんならやりましょうか!!
→また(SEX)出来たよ。ぁ、おれそうゆうの大丈夫だったんだ~
→脅迫じゃないなら普通にこれから逢っても大丈夫でしょう!真幸のことが気にもなるし。
→そうなってくると真幸の見えない心に右往左往。
→相談相手としてある意味現役の明義から「それ本気なんじゃ?」
→そうだ!簡単明快。
では真幸をホントに我が物に!・・・・
でお兄ちゃん頑張るんです。
思考のベクトルが少ないお兄さんにとって
「察してよ」はある意味凶器であります。
ので、必死に真幸から言質を取ろうとするお兄さんが痛ましくもありほほえましくもあり。
攻めのお兄さんの目線で話が進むのでとても読んでて楽しかった。
で、何気にお兄さんがエロいのがまたいい感じですし。
仕事も左遷なんてなんのその。某国立銀行(某にする意味無いでしょうに)さえすっぱり切れるうらやましいあの思考!
惚れ込んだってのとは違うんですが、お兄さんの大ファンになったことだけは確かですね。