悲恋、メリバに目がないヲタク、帯の売り文句である「世界滅亡BL」「終末×恋愛ヒューマンドラマ」に強く惹かれ、上下巻まとめて即購入。
途中まではうわー最高!と思っていたんですが、終盤の展開が…!!!!!!!
ファンタジー!!!!
いや世界終わらんのかい!!!と大ツッコミ。
(遊馬くんのおかげで世界は終わらなかったと私は解釈しました)
皆様は「世界終末モノ」に何を求めますか?
私は「目を逸らしたい現実と向き合わないといけない極限状態」「人間の本能、汚い部分」「生まれた愛が残り○日で消えてしまう儚さ」が魅力だと思っています。
ファンタジーやないか!という先ほどの私のツッコミに、そもそも世界終末設定がファンタジーやん…と思った方もいるでしょうが、私は世界終末モノというファンタジーの世界に、誰も逆らえない悲しい現実を求めているのです。
私と同じように「世界終末モノ」を捉えている方は、終盤の展開やラストは正直物足りなく感じるかと思います。ラストの解釈は読者に任されている形ですので、断言はできませんが…!