今までのムシシリーズは読んできて一作前の郁の話しなどはとても好きで泣けたのですが
今回のはもう中盤からとても見てられなくて後半読みきるのが苦痛で残念でした。
もうDVの描写見てるみたいでほんとにツラかったです。
あっちゃんが素直にならないからつい…
今までなったことないから つい無茶して…
「つい」で性暴力、殴ったり暴言を吐いたり???
しかもその後優しくしたり
すぐ「ほかの男と寝てるんじゃないか」って執拗に固執するところもDVにしか見えなかったです。。
なんかDV夫からの仕打ちに嘆くけど
相談に乗っても結局その夫のところに戻る女友達を見てる気持ちでした…
あまりその辺も何か解決した訳でなく終わったので
結婚した後も「君が大事なんだ」って言いながら束縛。それが思い通りにいかなければまた同じような事を繰り返すんじゃないか?と思ってしまいました。
あっちゃんをあんまり人として尊重して大事にしてるように思えなかったです。
リスペクトがない。あくまでも自分の『物』として大事にしたい感じがして最後になってもそれが払拭されなかった。
あっちゃんの今後の結婚生活に不安が残る感じでモヤモヤしたまま終わりました。。
園児たちとの縁はどうなったの?
あっちゃんがやりたくて大事にしてたその仕事と園児たちは蔑ろにしてそのまま??(作中からおざなりにしすぎてそこもモヤっとします)
あっちゃんが今後やりたいこと兜の監視なく出来るのかなぁ…
暴力受けたことフラッシュバックしないかなぁ…(元々郁のことでもしやすいと見受けられたから)
と心配で最後「良かったね〜〜泣。」ってなれなかったです。。
最初の方のあっちゃんの絶望の描写はとても心に響いたし、郁とお母さんとの描写も本当に救われた気持ちになって泣けました。