とんでもないものを読んでしまったな、というのが初見の感想でした。まず絵が美しいことに加えて、各キャラの心情描写がとっても丁寧なんですよね。繊細な揺れ動きをしていて呼吸感まで見えてくる。映像が浮かんで動いて見えるぐらいのリアリティに震えました。キャラがちゃんと息をしてます。
今作はタトゥーを通して、それぞれが生まれ変わり新しい自分(そのままの自分)を受け入れて一歩を踏み出し前に進んでいく物語です。恋愛だけではなく人生そのものが描かれているような作品。
踏切のシーンの感動が忘れられないので、ネタバレなしで是非皆さんにも触れてみて欲しいです。