Disk1、悪くないんですよ。特に鳥海さんの冷たいようでいて暖かい、とんでもなく不器用な男の演技が真に迫ってて素晴らしい。
しかし、BGMがびっくりするくらい古臭い、という以上にストーリーと合わなさすぎてなんだか嫌がらせのよう…(笑)
なんとも残念と感じてしまいます。
Disc2のBGMは、Disc1とはまったく違い、耳にうるさくなく実にいい脇役でいてくれたので、すんなりストーリーに集中できました。
やはり遊佐さん、感服いたしました!!!ありがとうございます!
心に染みました。
愛しい時間はあっという間。そんなことも感じさせてくれます。
でも、その記憶で人は生きても行けるんでしょうね…。
声優さんの演技には文句なしです。
豪華なメンバーですし、どの方も非常に丁寧な演技をされていたと思います。
特に出口役の野島兄さんの可愛らしさといったら…!!!それだけで神評価でしょー!と言いたいところ。格好いい人なのに、本気で好きになった小野田にだけは凄く必死で、堪らなく好きになる気持ちがありありとわかって、こちらも泣けてきてしまうほど。
小野田役の森川さんも、出口の気持ちを知った後、少しずつ気持ちが変わっていくのがわかる、だけど肩の力が抜けた自然な演技で、流石ですよね。
ちょっとの石川さんもよかった!
が、ですよ。
モノローグが多すぎませんか?
原作通りと言われればそうなんですが、そこはドラマCDなんですから会話にするとか出来なかったでしょうか?
突然モノローグに入ったりもするので、原作を知らない方には少々優しくもないような。
どうしても脚本が気になってしまったため、全体としてはこの評価とさせていただきます。
それにしても、野島兄さん最高です!!
『OFFICIAL19』から続いてきた「メリザントの泪」もこれにて終止符、ということで纏めてレビューです。
正直、ドロシーの指輪シリーズを終わりにするべく、駆け足だった印象が拭えません。
最初に散りばめた謎をそつなく回収はしているのだけど、あまりにあっさりとしか触れられず、ネタをひっぱったわりには効果半減なような。
作者さんの思惑通りに商業誌にて発行できず、このようになったのでしょうけれども。
この話になって、やっと緒方家を翻弄させた美沙緒が登場。
緒方さんの気持ちはすでに決着がついているとはいえ、緒方さんの長年苦しんできた事の真相をより深く知りたかった…!美沙緒との恋模様や父親との修羅場などの。
そういった話があったほうが、緒方が三本木に安らぎを覚えて惹かれてしまうワケがより解った気がします。そして、美沙緒の魔性さも。
今回はこれまでと勝手が違い、緒方達の力では太刀打ちできない相手が出現。
そんな大物と通じている美沙緒はやはり凄腕なのだなとは思わされるのですが。
うーん、もう少し美沙緒のことが見えてくるとよかったのですが。
また瀧さんの恋人も一瞬登場!
あまりに一瞬で、これまたがっかり(苦笑)
この二人のスピンオフが見たいです!
ようやく三本木は緒方への気持ちを認め、新たなスタートとなったわけですが、
彼等がどう骨董屋・尾形を再興していくのか、見たいじゃありませんか~~!
でももう「メリザントの泪」どころか、ドロシーの指輪シリーズはこれにて完結?!
そんな、ご無体でありますよ~!
また商業誌でお目見えという展開はないものでしょうか!?
どこでもいいですから、出版社さま、この作品を拾ってくださいー!!
そして『真音』の短篇。
『真音』は未読なのですが、楽しく読めました!
谷崎さんは日常あるあるからの、くすっと笑える短篇がお上手だなぁと思います。
評価は「メリザントの泪」全編に対してですが、この話自体はなかなかに面白い、特に緒方さんの憔悴ぶりは見ものだったのですが、
どうしても先に述べた通り、駆け足感が気になり、星3つまでにしておきます。
やっぱり…これが最後なのは悲しすぎる!
個人的にお久しぶりな作者さん方でしたが、作者さん側も久々のBL作品だったんですね。
ストーリーに奥深さはさほどないけれども(ないわけではないのがミソ)、考えてみたりはっとしたりしてページをめくる手を止めることのない、ライトさがいいです。
重めのストーリーであるものも私は大好物ですが、たまには軽いのもいい。そんな気分な時に読むのが最適な作品だと思います。
少女漫画寄りのストーリー展開で、芸能界サクセス+ホームコメディ。
4巻まで読んだ感想ですが、
1巻以降は泉水の両親の登場が激減して兄達しか出てこないので、ホームコメディさが減り、作品としてのテンポのよさも少々鈍化する印象を受けましたが、それでも安定して面白いと思います。
元々蔵王さんの笑いは大好きで、ちょいちょい出してくれるコミカルさを見るにつけ、やはりセンスあるなぁと。
星もうひとつ足してもいいかなと迷うくらい、テンポよく楽しく読める作品です!
泉水がオタクであるというより、天然でちょっとおバカで我儘で甘ったれであるところが負の方向でなくて、いい意味で作品に生きていると思います。
ひっくるめて可愛い!と思えるんですよね。芯の強さもあって、単に流されるだけでないのも魅力的。
攻めである龍馬が、クール系売れっ子芸能人であるのに、あっという間に残念な子に陥っていて可笑しいですw
心の糧としていた初恋をものにし、彼氏としてはどんどん成長しているので、今後はお仕事のほうでも格好いいところをみたいですね。
それにしても、お兄ちゃんズが気になる!
小説になっているようですが、ぜひとも漫画でも読みたいです!
毬田ユズさんの初キルラキル本、紬×愛九朗です。
この二人の逢瀬、原作アニメの5話後にほんとに挟み込まれてても違和感ないなと思ってしまったりww
とても自然にありだなと思えるシチュエーションですね。
この二人は以前から身体の付き合いはあったようで、1年ぶりに肌を合わせるという設定。
1年ぶりだというのに愛九朗が自分の他に男がいるのか?と思って、とたんにやる気が失せる紬…。
おーい、そんなに久しぶりなクセして相手に貞操を求めるとは、古き良き?日本男子か君は!と思わなくもないけれど、純で可愛いともいえるw
そんな紬に対し、本当に1年ぶりなんだと照れながら引き止め、かつビッチのように誘う愛九朗が素敵すぎる!!
ユズさんにして、こんな凄い誘い受けを見れるとは~!最近ピアス誌でも描かれてますが、この角度の絵はまだお目見えしてないのでは?
エロくって可愛くって、大満足!
最終的には、愛九朗は紬に弱いんだなといったところでしょうか♪
ところで、毬田ユズさんの描かれる男性の太ももが、なかなか肉感的でいいと思います!
サイコパスの狡噛×宜野座本では皆さんよく描かれている
監視官と執行官&年齢差入り乱れパラレル。
リコさんは年下監視官・狡噛×年上執行官・宜野座を描かれておりました。
若く、眩しくなるくらい真っ直ぐな狡噛が、
色気丸出しで経験値ありありのやり手な宜野座に翻弄されてるようで
あまりの一直線ぶりにより宜野座をたじたじにさせてるw
この本は元々コピー本で数回に分けて出されていたものをまとめたものなのですが、1話完結するたびに狡噛が宜野座に彼氏宣言して終わるというパターン化してて、そこがまた面白いんですよね。
ワンコ攻めになる狡噛が、うざ可愛い!
商業誌でますますお忙しそうで、もしかしたらリコさんのサイコパスのオフ本はこれが最後なのかもと思うと非常に寂しい思いがあります…。
しかしとても楽しんで描かれているのが伝わる本で、これがもしラストとなってもファンとしては諦めつくと言っていいでしょうか。
しかし、リコさんの描かれる女性陣がとっても格好いいので、今度は朱ちゃんたち女の子もいっぱい描いて欲しいなーなんて、思ってしまっています。
まーさーか、2が出るとは思いませんでした。
毬田ユズさん、有難うございます!!(涙)
このシリーズ、子供たちの存在が非常に生きているんですよね。
子供たちはまっすぐで素直で。
大人の事情など知りもしない。そこがいいのです!
ぎのざにゃんを嫁とし、狡噛をライバル視する、見た目は子供でも心はちょっと大人なこうがみわんと狡噛の攻防。
見た目も中身もまるきり子供で泣き虫キュートなぎのざにゃんが、皆のクッション材となってくれてる様子。
そしてほんのり切なくさせる、狡噛と宜野座の本心。
狡噛→宜野座の心情を表す狡噛の笑顔に、どかんとやられました!
このシリーズ、最高に好きです。
最後にあった、ぎのざにゃんを抱えてお昼寝している狡噛さんの図がまた、たまらなく好きー!
またの続編をお待ちしております!
他人と暮らすには妥協し合わないと長続きしないものだと思いますが、
尚の場合はなかなかに強烈ですw
私、尚のことは相当好きキャラなんですけど、
トイレを流し忘れる人と一緒に暮らすとなると、ちょっと遠慮したいですわー(笑)
清人の愛ですね、愛!
愛の深さが伺え知れますよ。
しかも尚は、自分のほうが遠慮してやってると思ってるんですよね。いやいやいや…w
清人のほうが年下だけど懐深く、もはやオカンの域?
尚とならそういう人じゃないと付き合えないと思いますので、ほんとよいカップル、というか夫婦だわ、と思うのでありました。
そしてラストのだらけきった顔つきの二人がなんか好き、なんですよね~。
最近、本を積んで満足してしまう私でありますが、こちらのペーパーをちらっとみたら相当笑えてしまって、勢いで本編も一気読み!
あまりに自分好みすぎて、腰が抜けそうになりました(笑)
シリーズも買い揃えましたが、あえてそちらは読まずにレビューさせていただきます。
ひとりに限定した恋愛をしてこなかった元遊び人の清人と、ひとつの場所にいれない現遊び人の尚。
遊び人同士の本気の恋愛という題材も、彼等のキャラも私好みでした。
清人の色気あるルックス、いいですよね~。爬虫類系顔で、普段はとろんとしてるのに本気になると、とって食われそうな視線にくらり。
さらに尚の眼鏡有り無しで印象が変わるところなど私のツボですよ。眼鏡かけるとどことなくインテリ風味が出て、眼鏡を外すとエロエロしいチャラ男。そのギャップ、好きです!さらに酒がはいるとSになるのね~。
お話はさらさらっとライト気味に進んでいくのですが、なかなかにディープな内容もはらんでいたりします。親子関係のことがあったり、監禁しちゃったり。
重たさは感じさせず、人物の多面性は感じさせる描き方に、ベテラン作家さんとしての旨みを感じました。
清人の寂しさと尚の怖さ、似た引きの構図で互いの心情描写をリフレインさせいるところなど、唸ってしまいます。
それにしても、今まで沢山恋愛してきたのに本気の恋に戸惑い、必死になって引いたり押したりドタドタやらかす彼等の可愛いこと!
最後にはバカップルぶりも堪能です。
そしてこの作品において忘れちゃいけないのが、照美さんの存在。
ストップ・ザ・出家!www
そんな照美さんも幸せになり、大変よろしゅうございました。
カバー裏もお忘れなく。
くすっと笑えて、きゅんとして、隅から隅まで楽しめます!
先に謝らせていただきます。
すみません!戦国バサラ、プレイしたことなくアニメも見てません…!
でもお薦めくださった友人が仰ってたとおり、全然大丈夫でした。
そもそも大元の二人は有名ですからね。どんな関係性か想像はつく、というのが更によかったのかも。
千葉リョウコさんにとって、こちらが初めてのバサラ本になるようです。
政宗が誘ってもなかなか手を出してこない小十郎。
業を煮やした政宗は、酒の席をも受けて更に誘いをかけるのですが、
このがんがんに攻める政宗が大好きです!
キュートなルックスだけど口は悪くて、えらい気が強い。セックスにも貪欲で、でもきっと小十郎のことが彼にとって大切な存在であることが、察せられる。
とっても気持ちが真っ直ぐな人なんですね。
そんな政宗に対して小十郎は、政宗のことが大事に思いすぎて、酒が入らないと手を出せない。
結局らぶらぶなんですよね!
そしてどんな政宗も受け止めてくれそうな小十郎の包容力の高さがいい。
結構笑えるところが多くて、エッチの最中も痴話喧嘩やってますw
千葉リョウコさんは、同人誌だと最中の会話描写が多い気がします。
強気受けが多いからでしょうか。
逆に商業誌だとあまり見られない気がするのですが、どうでしょう?
ぜひ商業誌でも、とことん喧嘩っぷるや誘い受けを見てみたいものです!
その路線のほうが、本当はお好きなんだと思いますし。
戦国バサラ好きの友人に聞いたら、小政は俺様受けでラブラブが多いいそう。
まさにどんぴしゃ私の好み♪
そんな小政のよさの一端を堪能させていただきました。