一巻の9割がた読んだ感想です。間違いなく神作品ですが、これではあまりにルカがかわいそすぎて読んでいられません。途中からなかなかイオニアが前世であることを告げないレオリーノにイライラしてきます。
しかもイオニアの記憶はあるけどイオニアではないというのは生まれ変わりと言わないのでは??姿形は変わってもそのまま意識を受け継いでいる設定だと思っていたのでわたしには合わないかもしれません。
これはグラヴィスが過去の想い人(イオニア)の未練を昇華してレオリーノに新しい恋をしていく物語なので読者側からすると凄くモヤモヤする人多いのではないでしょうか?
青年になったレオリーノを見て、イオニア関係なく綺麗だとか外見を褒め倒して一目惚れしそうになっているグラヴィスより、その目にイオニアを見いだして正気ではいられなくなっているルカの方が恋慕も大きいように思えてやはりルカに感情移入してしまいます。
思ってた生まれ変わりと違ったのでご注意を。