野原先生の死に戻りファンタジー!めっっっっちゃくちゃおもしろかったです!!電子版を拝読しました!
ニアの愛する妹ダイアナが、聖女を傷つけた罪で家族全員処刑という衝撃な場面からスタート。家族を、妹を思いながら斬首された長男ニア。確かに処刑されたはずなのに、夢であるはずがないのに。なぜか時が戻っているー。
今度こそ家族を守る!心優しき兄、ニアは運命を変えるべく奮闘。
もう本当にニアが優しくって強くって素敵なお兄様で。運命を変えるため、心を鬼にして妹に厳しく接していくのですが、妹への深い愛がどんどこ溢れてて!!溢れ出してて!!彼を応援せずにはいられませんでした。
前の生でニアの家族を処刑した第一王子はダイアナの婚約者。ダイアナが一目惚れして成された婚約。ニアはダイアナが第一王子に一目惚れしないよう頑張り、なんとかその目的は達成したけれど、なぜか自分が第一王子に気にいられてしまいー。
心優しき青年ニア。前の生と今生の第一王子は違う!とわかっていても、己の首を落とす指示を出した彼に恐怖心を抱く場面がちらほら。ここが人情味あってすごくよかった。トラウマ級の相手ですから、そんな簡単に気持ちの切り替えなんてできないよね!と好感度爆上がりです。ニアお兄様、推せる!
いたるところでシスコンっぷりも爆発させるし、ダイアナちゃんはブラコンだしで、この兄妹セットでめちゃくちゃ推せます。ふたりの会話、どれもかわいすぎる…。
大ボリュームのこのお話、面白すぎてページをめくる指がとまらなかったです。
前生で処刑された年齢になる前に、ニアと第一王子の思いが通じて読者のわたしにっこにこ!だったのですが、やはり出てきちゃうんですよ、聖女。知ってた。
聖女の登場で、ラブラブな第一王子フィル様とニアくんはどうなっちゃうのー!?とハラハラドキドキ。もう最初から最後までずっと面白かったです!
外堀どころか内堀も埋めちゃう、ニアびっぐらぶなフィル様と、いろいろあって臆病なところがたまにキズ☆フィル様だいすき!な脳筋ニアくんの主従カプ。誰も文句の言えないハッピーエンドが待っていました!エピローグ、ラストの一文に震えました。かっこよすぎる…
番外編はハッピーたっぷりで。読後感最高すぎます…はぁ、面白かったぁ…!
Dom/Subは設定がややこしそうかつ、受けの子がひどい目にあうのでは…?痛かったり、するのでは…?と、めちゃくちゃ慎重になってしまうのですが、今作!受けであるSubくんが!!とても!!男前すぎて!!!そして、攻めのDomさんがお世話好きってのもあって!!
個人的ドドドドドストライクな性格のおふたりでしたので、それはもう楽しく拝読いたしました。
20代後半になるまで、ずっと第二の性に縛られず、「普通」に生きてきた主人公が、Subになってしまうところから物語は始まります。突然変化してしまった己の性に戸惑い悩み、体調を崩しまくったところ医師のすすめで訪れたバーで、運命の出会いー。
第一印象「チャラ男」が、主人公と身も心もしっかりがっつり結ばれて、唯一無二のパートナーになるまで…めちゃくちゃ楽しませていただきました…!!!
攻め視点もあるため、二度美味しい!実はド重同士だったふたりは相性抜群すぎて、ずっとニヤニヤニヤニヤ。読後感も最高に、イイ…!
主人公が注文したとある荷物関連の流れが大変好みでした。キレ散らかす主人公を必死に宥める攻め…たいへんおいしかったですありがとうございます!
終盤に登場した、既視感ありまくりなふたりのやりとりにも笑み崩れてしまいました。たまんないなー!
コマンドが横文字じゃないから理解しやすくって読みやすかったです。いやーおもしろかった!
続きが拝読できるなんて!ありがとうございます!!大好きなシリーズです。毎度笑ったりしんみりしたり笑ったりと楽しませていただいているのですが、今作もめちゃくちゃ楽しませていただきました…!
巻数が増えると新キャラも増えていく。メインCPのふたりだけでなく、護衛の高崎氏を筆頭に、サブキャラも好きなので今作も賑やかでわちゃわちゃ楽しかったです。
比呂くんのとんでもない勘違いから始まるドタバタラブコメ。柏木さん視点も多くて、ふたりのすれ違いっぷりに笑いました。響子さんも柏木パパも幸せそうで微笑ましたかったです。新キャラの弟くんもかわいかった!
シリーズを重ねるたび、比呂くんの柏木さんへの気持ちが大きくなってるなーとは思っていましたが、今作でははっきりでっっっかい愛に育ってましたね…相思相愛ラッブラブなおふたりなので、わたしも比呂くんと同じく柏木さんが浮気するとか考えられません。
ようやく比呂くんが報連相の大切さを学んでくださったので(笑)これからは今まで以上にラッブラブになり、相変わらず斜め上思考と無駄に高い行動力で、柏木さんを振り回していくんだろうなぁとにこにこです。微笑ましい…!
青いアルバムのお話は胸に沁みます…。余白のページ、これから笑顔のお写真が増えていくんですね…。ふたりでアルバムを見るたび、笑って思い出話をしたりするんだろうなぁ。愛ですね…愛…
シリーズ続いてくれますように…!
もふ狂いの王子様が獣人の国に嫁ぎ、幸せに暮らすお話でした。
最初から最後まで、ずーっとかわいいお話で!かわいいなぁ~とにこにこ読了です!
本編は中編程度の長さですのでさくっと読めます。それ以降は番外編。本編は「獣狂い」である王子視点ですが、番外編は色んな人物の視点で描かれています。個人的に、モブから見たメインキャラのお話が大好きなので、どれも楽しく読ませていただきました!
陛下は王子を溺愛ですし、王子は獣みんなを愛しているし、ふたりのこどもたちも愛らしいし、王子の侍従の忠誠心は素晴らしいし…面白かったです!
お気に入りは王子の信頼する侍従アルエードくんです!これからも王子やこどもたちに振り回されながら、賑やかな毎日を健やかに過ごしていただきたい!
タイトルからライトなお話なのかな!と思ってましたがとんでもない。めちゃくちゃ心に沁みる愛のお話でした…何度も泣いちゃったよ。電子版です。
15年間続いた戦争、そこで戦い続けた救国の英雄リシャール。本編は彼の一人称で物語が綴られています。そのお人柄通り、あたたかくのんびりお話が語られていて。15年間続いた戦争のこと、仲間達が次々と戦死していき、最後に生き残ったのが自分だから救国の英雄なんて呼ばれている、ただのおっさんだ、なんて。
ちょこちょこ「ん…?」と首をかしげちゃうところがありました。彼の主観で語られるので、そういうものなのかなと思って読んでいましたが、番外編で答え合わせできました。仲間がみんな死んでいったのは、リシャールがあまりに強いため、常に前線に送られていたからだと。
15年間、ずっと死と隣り合わせ。昨日笑いあった仲間が今日は死んでいる。
そんな経験を積んできた彼が、まともなわけないんですよね。
そんな彼を現世に繋ぎ止めた、それはもうでっかい愛と執着でがんじがらめに捕らえたウィリアムに盛大な拍手を送りたい。
彼にとって身近すぎる「死」から、彼を遠ざけたウィリアム。ウィリアムはリシャールのために生まれてきたんだとしみじみ思ってしまいました。一生しあわせでいてくれ…。
他者視点で語られる番外編では、リシャール視点の本編ではわからなかったウィリアムの姿が見られたり、リシャールの関係者が出てきたり。天国のような街に住む猫さまたちが、可愛かったり。
置き手紙には「あかーーーーん!!!」って盛大につっこんでしまいました。リシャールさん!それ、一番だめなやつですよ!と。
それに対するウィリアムの行動がまたすごかった…
泣いて笑って、また泣いて。心あたたまるお話でした。いいひとたちばかり…!
これからのリシャールは、老衰で亡くなるまで、ずっとしあわせなんだと信じられるお話でした。
すごく、すごく面白かった…!
下半身ゆるゆるな王ザイと、心優しき真面目な青年ユンのお話。とっても面白かったです!!
タイトルに放蕩とある通り、新王ザイは学生時代から下半身ゆるゆる。受け以外の男との絡み描写が軽くありますので、苦手な方はご注意。
両視点ですので、それぞれの視点で互いへの気持ちがよくわかります。何か裏があるのでは、と思いながらも据え膳はぺろりといただくザイが、ユンへの気持ちを自覚し、時期を見計らってではありつつも、愛人通いをやめたのは彼の本気度を見ましたね。
ふたりの再会愛だけでなく、家族愛や先代王の死の謎を追うミステリー要素もあり!最後まで楽しく拝読しました。面白かったです!
巻末に、ユンとザイの設定イラストとそこに添えられた後日談、ご褒美感あって嬉しかったです!
推しはウェイ氏。すごく、すごく素敵な方で…!彼も幸せになってくれますように!!!と祈らずにいられませんでした。
救国の勇者は強くて優しい!しかしてその実体は…?
めっっっちゃくちゃ面白かったです!
少しだけ読むつもりが、一気に読み終えてしまいました。スワイプする指が止まらない!電子版です。
勇者を目指していたのに、オメガだったために好色ジジイ王のハーレムに入れられてしまったリヒトと、魔王を倒し世界を救った勇者ヴィクトールとの恋物語。すっごく面白かった!しんみり切なかったり、コミカルで笑えたり。主要キャラだけでなくサブキャラも個性豊かで物語を賑やかに彩ってました。体はこども、中身は結構歳をとってる!な、見た目5歳児の執事がめちゃくちゃ好きです!
聖女様も笑。そっちの「せい」女様でもありましたか…。イイ悪役してらっしゃいました笑。
リヒトの頑張りが実を結ぶ場面は胸にグッときました…。よかったねぇ、よかったねぇと彼の頭をなでくりまわしたい衝動が、こう…むらむらと!
後日談や電子おまけSSもすごく面白かった。一角兎もお気に入りキャラだったので、彼視点の短編、めちゃくちゃ嬉しかったです!
製作に関わっていたBLゲームの悪役に転生しちゃった美貌の悪役教主様が、主人公の恋愛フラグを折りまくり、死亡を回避すべくゲームのノーマルルートを目指すお話……すっっっっごく面白かったです!!
教主様の恋のお相手となる団長はめちゃくちゃ格好良くって!ちょこちょこ挟まれる団長視点では、彼が教主様に惹かれていく様子が描かれています。にやにや止まらない。
彼は教主様を嫌っているのです。ですが!
嫌われからの溺愛って、いいですよね…。(噛み締め)
堪能いたしました!!!!!
教主様のひととなりが素敵です。誤解されていても、それを利用するしたたかさあり。それゆえ団長から嫌われていたのですが。
教主様と団長、ちらっと描かれるふたりの過去の回想場面が好きです。教主様視点では切ないですが、団長視点では……。あなたそんなことを思ってらっしゃって…?とにやにやしました!
両視点の醍醐味!ありがとうございます!
教主様が騎士団長にどのように囚われるのか…。ぜひぜひご自身の目でお確かめ下さい。めちゃくちゃ萌えました!
面白かったです!
病気で早世して乙女ゲ世界へ「仮」転生!「真」転生するためには卒業証書をゲットしなければならない。しかし転生先は悪役令息。嫌われ者の彼はゲームの展開によって退学になったり追放されたりするキャラ。そんなエリオットに仮転生しちゃった、世羅くんの奮闘物語が始まる…!
おもしろかったです!プロローグ部分、病気で苦しみながらも、推しルートのEDを見るため頑張る世羅くんに涙腺が緩みました。でも推しルートは最難関。いけそう!と思ったゲーム最終日、推しはヒロインの名を呼び、「ここまでだな」と爽やかに去っていく。「しろよ、卒業!」世羅くんのツッコミに頷きまくりました。そこで世羅くんの世界は終わり、仮転生先である、乙女ゲーの世界へ。
卒業するため、入れ替わりが周りに気づかれないよう悪役令息を演じる世羅エリオットくん。必死な姿がとにかくかわいい。ツッコミも軽快かつコミカル。テンポよく物語を読ませてくれます。
推しのダニエル様と出会い、ゲームとはちょっぴり印象の違う彼と距離を縮めたり。ゲームのヒロインがまさかのまさかな姿だったり。ゲームで攻略対象である文武両道なイケメンがドMだったり、ちょっぴりミステリーな部分もあったりと、盛りだくさんでおもしろかったです!!
ゲームでは陽キャなのに、転生先のダニエル様はなんというか曇天。その謎はゆっくり明かされていきます。なにか知ってるぞこのおにいさんー!と最初から思ってましたが、そうなるエピソードがとてもよかったなぁ。切ないんですが、それからああなってこうなって今がある!と思うと、ほんわかします。
番外編はサブキャラのお話。こうなるのかー!と心があたたかくなりました。本編ラストのこどもたちはきっと、彼と彼女のおこさん!文句なしのハッピーエンド…!(ドMの彼もきっと新しいご主人様を見つけてるはず…!)
おもしろかったです!メインカプもサブキャラも好きですが、メロウ・リリーが一番のお気に入りになりました。かわいい!かわいいです!
せ、青春だー!!!
domsubはあまり詳しくないのですが、すごくわかりやすいお話でした!subがdomからのコマンドでどれだけ満たされるのか、subを満たすことでdomも満たされている…というのがよく伝わってきて、domsubの関係を丁寧に描いてるなぁと。
高校生同士のお話ですが、肉体関係先行!ガツガツ肉食!な感じではなく、心の繋がりといいましょうか…。お互いが信頼していく様子がしっかり描かれてますので、もうなんかずっと可愛かったです。
威圧的でなくひたすら優しいdomと、まっすぐ素直なsub。告白シーンや贈り物をするシーンが最高にかわいい。subにかわいいかわいい言いまくるdomもかわいいです。何度もかわいいいいいいと悶えながら拝読しました。
攻めであるdom視点の短編もすごくよかった。スポーツに嫉妬しちゃう攻めかわいいです!
はーおもしろかった!!かーわいかったです!