小中先生の新作!早速拝読しました!
ドシリアスなお話もコメディも書かれる先生、今回はタイトルやあらすじからして、ラブコメなんだろうな!と嬉々として読み始めました。
序盤からめちゃくちゃ笑いました。
現世ではただの狸スタート、飼い主のフトシくんと過ごすうちに化け狸となり、昭和ヒトケタから令和まで生き抜いたタヌキ様。彼の異世界転生した理由が序盤に語られるんですが、もう笑いなしに読めなかったです。そ、そんなことある!?あった!とヒーヒー笑いながら読みました。
フトシくんは完全体であるスーパーヒ…フトシくんとなり、とんでも転生しちゃったタヌキことジルくんを、時に神として、時に狸として見守ってくれます。
スーパーフトシくん…まるで、世界で不思議を発見しちゃいそうな名前ですね…笑いました…
転生前の行動で周囲に嫌われまくっていたジルくんが、有能タヌキっぷりを発揮し、政略婚した夫と周囲から愛されていく様子をたっぷり堪能しました。
笑いあり、そして涙ありの感動転生溺愛ストーリー!すっっっっごく面白かったです!!!
ラストでは家族もいっぱいで賑やかになってて、よかったねぇよかったねぇと涙出ました。よかったねえ~!
タヌキかわいいよタヌキ。狸姿に自信アリ!なジルくんかわいかったです!
読み返す度、「す、すきー!」となってます。
ミステリーと思って読むと、主人公の状況が特殊すぎて謎解き過程がずるいんですが、BLで!ミステリーですから!
主人公と、その相棒の政宗様が親しくなっていく様を楽しみつつ、あれこれの謎も解かれていくみたいな。面白いです!
主人公が明るくっていい子なんです。明るく素直なだけでなく、内心では割と突っ込んでたり反発してたりで…彼のツッコミに「わかるー!」と同意することもしばしば。主人公は事件に巻き込まれて驚きの状態になってしまいますが、そこからが見もの。政宗様との共同生活のスタート!
政宗様はさすがのスパダリ。安心感がはんぱなかったです。かっこいい…。
主人公と政宗様の共同生活はそう長いものではないですが、ふたりの絆が深まっていく様子がしっかり描かれていて。ニヤニヤしちゃいました。
そんなスパダリ政宗様が髪を乱して焦りまくり、主人公の名を呼ぶシーンは胸熱…。普段クールな大人の男性が取り乱すの、萌えますね…大好きです。
ラストのすれ違いっぷりには、ちょっと政宗様が可哀想になりましたが、笑わせていただきましたw
BLもミステリーも楽しめる作品です!おすすめ!
芹沢先生、デビューおめでとうございます!電子版で拝読しました。
ボリュームのあるお仕事BL、あっという間に読んでしまいました…すっごく、すっごく面白かったです!
主人公含め、登場人物みんな魅力的でした。メインカプのふたりの絆やお仕事への向き合い方など、すっごい好きです。新年早々、大好きなカップルができたので幸先いいな!とこころがぽかぽかしました。
サブキャラもすごく魅力的です。プロデューサーの高橋さん。かっこいい女性すぎました…好きです!
本編後のお話で登場する藤堂さんが最高に好きすぎて。仕事のできるおとなの男達が中高生のように喧嘩してる姿にめちゃくちゃ笑わせていただきました。本篇で何度も「かっこいい!」と思わせてくれたアキさんのギャップがたまらない…思っていた以上に熱い方でした。素敵ですね!
働く男(女性も!)たち、かっこいい!すっごく面白かったです!
社史編纂室シリーズ四作目!一作目で出てきた加藤くんが主役と知り、「誰だっけ!」と一作目からシリーズ読み返して加藤くんの人となりをがっつり理解してから(すっっっごくいいひと~!)最新作を拝読しました!
めちゃくちゃ面白かったです!!ケンカップル大好きなので最初から最後までずっと萌え震えてました⋯
好きな子をいじめちゃう美形な攻めと、内面男前すぎる加藤くんの恋物語、堪能させていただきました!加藤くんのことが好きすぎて度々涙目になる攻めがかわいいし、そんな攻めをよしよしと受け入れる加藤くんが本当に男前です!
わたしはシリーズ一作目のカップルが大好きですので、大町くんが登場するたび「大町く~ん!」と心のペンライトをふりまくってました。脇役でしたが、美味しい役回りでしたね!加藤くんから攻めとの関係を聞いてるので、攻めに冷ややかなの笑いましたし、加藤くんに「営業の土下座は信用するな」みたいなことを教えたという、転職した上司はあの方なんだろうなとニヤニヤさせていただきました!
シリーズ、大好きなので続いてほしいです~!今作で出てきた、イケボな法務部の方がとても気になりますね~!
エナリユウ先生の作品は初読みです。お、おもしろかったー!
借金持ち勇者と保険会社の御曹司さんの恋物語。借金持ち攻め!新しい!ファンタジーな世界観なのに受けが保険勧誘!新しい!
とても楽しく拝読しました。面白かったです!
寡黙勇者の、主人公への一途な求愛行動、そして主人公の仕事熱心で誠実なお人柄。読んでて何度もきゅんきゅんしました。ふたりともかわいいです!
2人旅ですが、途中で幼獣一匹増えます。またこのこが可愛い!主人公に懐いて甘えては勇者に放り投げられてたのに笑ってしまいました。幼獣が主人公に懐く理由も萌え要素です。ニヤニヤしました!
同時収録されてた短編は攻めの勇者視点で描かれてます。本編でも主人公への愛はダダ漏れでしたが、こんなに主人公のこと想ってらっしゃったの!?結ばれてよかったね!!!と、しみじみ思いました。
かっこよくってかわいいふたりの物語、堪能しました!満足です!
面白かったです!
幼馴染で親友な、漫才コンビの相方に突然解散宣言された主人公、彼の視点で物語が語られます。一人称ですけどひっかかることなくすらすら拝読しました。漫才をやっていただけあり、主人公の発言や地の文が面白くってくすりと笑わせていただいた!
相方から突然解散宣言された主人公は、元相方以外とコンビを組むことなくお笑いから離れサラリーマンへ転職。幼馴染で親友だった相方との関係も途切れ、会社員として淡々と日々を過ごしていました。
元相方は解散後、新しい相手とコンビを組み、整った外見も相まって人気もあり。
そんなある日、主人公は高校時代の夢を見る。夢の中で過去と違う行動をとれば周囲の反応も変化したが、夢から覚めた現実世界にも影響があるようで。夢ではなく、タイムリープしているのでは⋯?と、主人公は思うように。
タイムリープ先で自分が過去と違う行動をすると、いつもいっしょにいる親友の行動にも変化があり、噛みつかれたりキスされたりと、迫られるようにー。
元相方とコンビ解散したくない!過去を変えて、ふたりでお笑いしたい!と、奮闘する主人公ですが、なかなか未来は変わらず、現実に戻るたび、「元」相方と疎遠の事実に落胆する⋯。
過去回帰のたび、いい感じへと変化してるようなのに未来は変わらない。なぜ?どうして?それは後半にどどーんと回収されていきます。なるほどなー!と、読み終わったあともう一度頭から読み返したくなる構成でした。
主人公と「元」相方、幼馴染で親友かつふたりで漫才をしていただけあり、掛け合いが面白いです!寒い中アイス買いにいこうと言う相方に「しんじらんない。いいよ」と返しちゃう場面がものすごく好き。笑ってしまいました。
主人公の、相方を思う気持ちはじんわり切なくて。胸に響きます。
相方の、主人公への気持ちはわかりやすい。わかりやすく嫉妬するしでわんこかわいいんですが、大好きな主人公となぜコンビ解消するのか。離れてしまうのか。この理由が明かされた時は思わず膝を打ちました。な、なるほどなー!
わたしの読解力が乏しいせいか、個人的にひっかかるところ全てがすっきり明かされるわけではなかったのですが、一人称の物語ですし主人公がわからないんだからわからないんだよなぁ。
主人公の性格があっさりしているせいか、終盤なかなかなことを学友にされているんですが軽く語られてたりします。そんなさらっと流しちゃうんだwと笑っちゃいました。好きですw
ハッピーエンドでよかった!おもしろかったです!!
「なにこれ!な、なにこれ!!」と震えました。短いお話ばかりなのに、萌えがこれでもか!というほど詰め込まれており⋯!
本編は電子版で入手したため、特典はゲットできず。配信ありがとうございます⋯!本編が大好きな方は是非読むべきかと!
ホストパロは「で、ですよね!」とこちらの期待を裏切らない展開で。褐色スパダリ包容力MAX受けがかっこいいのなんの⋯。かっこよくてえろいお兄さん全開でした。萌えました。ありがとうございます。
1ページ漫画は2つ。1ページだというのにこの満足感!すごいです!!めちゃくちゃ萌えました!特に大トリの1ページ漫画。スパダリがスパダリすぎて⋯こんなこと言いながらよしよしされたらそりゃ泣いてしまいます。攻めもかわいくなっちゃって。最高です。
お似合いの2人なんだよなぁ⋯と萌え転がりながらしみじみ思いました。本編とこちらの小冊子を何度も読み返してしまいます。面白すぎる!
「レジェンド・オブ・ソードクエスト」シリーズ2作目です!今作のみでも楽しめますが、シリーズ1作目「初代様には仲間が居ない!」を読破済ですと小ネタでクスリと笑えちゃう!
WEB版で本編拝読済で、大好きな作品です。(WEBで番外編がたくさん投稿されてることにいまさら気づきました。読ませて頂かなきゃ!)
書籍化おめでとうございます!電子版を配信日DLし、早速拝読いたしました。
現実世界で事故にあった後、召喚された先で「勇者」と呼ばれた青年。ここは自分がプレイしたことのある王道RPGの世界。勇者が魔王を倒すストーリー。青年は魔王討伐に赴き、魔王と対峙して気づきます。「己は勇者ではない」と。
自分と相手のステータスが見えるというチート能力持ちの青年には見えました。魔王のステータスが。
魔王!レベル!100!
そして自分!レベル30(MAX)!職業!剣士!
魔王から逃げ出した青年は本物の勇者を見つけることにします。だってこの世界は王道RPG。勇者が魔王を倒さねばならないのですから。
わりとあっさり勇者を見つけ、孤児たちと暮らす幼き勇者の「師匠」となり、共に生活することになります。
もーーーーうここから最高です。いえ最初っから心は鷲掴みされていたんですけども。
孤児たちは最年長の勇者(14歳)含め12人、末っ子は3歳。12人のこどもたちの面倒見るって大変ですよ。それをやっちゃうわけです師匠は。「あいあい」と。包容力レベルカンストです。風邪ひいたこどもが吐いても怒らない。優しく背中を撫でてくれる。やさしい。
孤児たちにとって、父親で、師匠で、甘えられる相手で。
それはもちろん勇者にとってもそうで。
WEB版で勇者→師匠の気持ちはよーーーーーくわからせさせられていたのですが笑、師匠→勇者への気持ちがめちゃくちゃ加筆されていてですね…!!
最高です…。ほんと、最高です…。
師匠がめちゃくちゃかわいくって。またそういう場面で、高山先生のイラストがコンニチハ!で…!
師匠…!とても…!かわいいです…!
書籍版での追加エピソードがとても多く、師匠と勇者が積み重ねてきた絆を何度も噛み締めました。噛めば噛むほど旨味が出てきて…!うまい、うまいです…
師匠の生前の名前とか!いやほんと!納得でしかなかった…すごくいいお名前で…。
追加エピソードはくすりと笑えたり、泣いたり、どれも素晴らしかったです。
初代様~も、唯一無二のふたり(初代様と犬)でしたが、今作も本当に唯一無二のふたりです。しあわせになってください…。
濡れ場はたいへんえろうございました…師匠かわいいよ師匠。
個人的に伝書鳩的存在だった鷹がとても好きだったので、追加エピソードが増えててすごく嬉しかったです!かっこいい!まさかの!まさかになってて!
はいじ先生ありがとう…と、天を仰ぎました。ありがとうございます…ありがとうございます…
初代様の血筋である今作の勇者、しっかりその血を受け継いでらっしゃいます。
初代様のようなツンデレではなく(師匠の前では)素直可愛いんですが、ドドド執着っぷりと闇堕ちしやすさとか。継いでらっしゃいますね!
この世界の王様はクズさに磨きをかけたものを継いでらっしゃいましたw本当にクズでした王様。
師匠のチート能力で見た、初代様のステータスの弱点項目にめちゃくちゃ笑わせていただきました。ですよねー笑
前作「良き隣人のための怪異指南」がすっっっっごく好きで、続編を知った時はやったー!と両手を上げました。口に出して言いたいタイトル「良き隣人のための怪異指南」!続編!おめでとうございます!
電子書籍配信日をいまかいまかと待ち、続編を読むのだから⋯。と前作を読み返し、友春くんと御影さんに改めてときめき、どきわくしながら今作を拝読しました。
お、おもしろかったですー!!!!!
あとがきで海野先生が前作よりも怖さをマイルドに⋯みたいなことを書かれてましたが、マ、マイルドでしたか!?わたし前作よりもぞわぞわ怖かったんですけども!
なんでだろう⋯と考えたんですが、前作は怪異を寄せ付けちゃう御影さんに巻き込まれる友春くん、みたいな形だったのでそこまで怖くなかったんです。命の危機も御影さんだったので。わたしは夢子も大好きで(かわいいですよね!)前作の後編ラストはめちゃくちゃ和みました。
しかして今作。友春くん自身が怪異に狙われる。友春くんが抱く違和感、読者であるわたしも同じ違和感を抱くんですよ。「おかしい、おかしいよ!」とぞわぞわするも、なにがどうおかしいのかはっきりわからない⋯なんせ友春くんは怪異の知識があまりないし、読者のわたしも妖怪とかさっぱりです(「牛の首」とか!勉強になります!)(前作のきさらぎ駅は軽く知っていたので「知ってるお話!」と大興奮しました)
そういった怖さをじっくり堪能させていただきました⋯。そして御影さんの頼もしさにときめき、彼の不器用さにもときめきました。
後編のお話は日常に潜む怪異とでも申しましょうか。とんでもねえ怪異でした。はたから見たら地味かもしれませんが、当事者になるとたまったもんじゃないですよ。人間不信まったなし⋯。
友春くんと御影さん、出会ってまだ数ヶ月だというのに、命の危機を共に乗り越えたからか絆の強さがはんぱないですし(お互いまだ遠慮はありますが)友春くんが内面しっかりしてる男ですので、なんと友春くんが!怪異を解決して⋯!
怪異に震え怯えてた友春くんの成長に涙しました。立派になって⋯!
この2人は、これからもこうやって怪異に襲われても互いの手を取り合って退けたり解決して過ごしていくんだろうなってしみじみ思えるいいエンディングでした⋯。続編読めませんかね⋯お願いします先生⋯出版社様⋯!
個人的に、夢子は無敵じゃないことがわかって嬉しかったのですが見せ場があまりなかったのでちょっぴり残念でした。つよつよ夢子、見たかったです!
が、御影さんの残念ネーミングセンスにめちゃくちゃ笑ったので、読後感も大満足!です!!!
おっさん?おじさまと、呼ばせてください...!
42歳のおじさまが聖女。なるほどおもしろそうな予感しかしない...!とわくわくしながら拝読しました。面白かったです!
辺境の田舎で日々を過ごしていたからか、ステータス高めの村人のおじさま。40も過ぎてから聖女となり、3人の騎士を連れ、自国の穢れを祓う旅に出るー。
おじさまの側に侍るのは、彼を発見した美形騎士(おじさまの加護を得て、勇者様となる)
冒険あり、戦闘あり、魔王あり!
面白かったです...!!
おじさま聖女様がとても魅力的な方で。主におじさまの一人称なので、ことあるごとにご自身のことを「さえないおっさん」と言われているのですが、とんでもねぇです。
このおじさま聖女様、めちゃくちゃ働くし先を見越して動いてらっしゃる。そして、優しすぎる。
そんなおじさま聖女様と、自己犠牲がすぎるおじさまを、支え、護り、パートナーとなる騎士様との物語、とても楽しませていただきました...!
ラストの流れも大好きです。こう、ふたりの背中でエンドカード、みたいな!俺たちの冒険はまだまだ続くぜ!みたいな!
ふたり支え合って、世界を平和にしていくんだろうなとしみじみ思いました。最強聖女様と最強勇者様のバディは無敵!
面白かったです!