原作も大好きで、河西さんがエルヴァ様と知り購入しました。輝く闇のような声と称される河西さんですが、戦巫子として世間から隔離され畏怖される孤独とプライド、アルトにだけ見せる愛情深さなど本当にエルヴァ様にぴったりだと思います。2作目では行方不明になったアルトを思う気持ちの表現が素晴らしくて、「好きだぞ」の言葉がこんなに切なく響いてくるとは思いませんでした。内田さんもアルトの万人に好かれる人当たりの良さと、エルヴァ様にだけ甘え信頼し愛しているからこそ真面目に悩む対比が良かったです。漫画原作に体温と感情を乗せてこちらに届けてくれています。
特典の二人のアルトの話はチビアルトのかわいさを堪能しつつ、エルヴァ様とアルトの育んできた年月と関係が感じられるので是非限定セットを聞いてほしいです。
もしかしたらBL としては物足りない方もいらっしゃるのかもしれませんが、アルト10才から始まる長く深い愛情物語にこれからもつきあっていこうと思います。