一昔前はこれくらいエロ特化のBL本が普通にあったから、
そんなに驚かなかった。特別エロいという印象はないかな。
■やまねあやの先生には神を!!
ビニール製のハードカバーを取ると、秋仁のあれがv
もうこの表紙だけで本代も送料も惜しくないよ!!
やまね先生はトリでした。最後の楽しみに取っておくと
いいと思います。我慢できなくて先に読んじゃったけど。
分厚いこの本の大量のエロに食傷気味になった所に、
秋仁がさわやかに登場!!清涼剤!!
麻見・ミハイル・飛龍の三人を部下にしてるコネ入社の
部長という美味しいオフィスシーンからスタートして、
そこから麻見の緊縛プレイというレアで神萌えな展開に!!
最後は一気にラブラブソフトSM。自分からチューする
秋仁、自分からフェラする秋仁、自分から乗っかる
秋仁、もうなんですかこれ、幸せ過ぎて息が苦しい!!
■中村明日美子先生にも神を!!
キャラクター三人がC君、A先輩、B先輩って書いて
あって、なんだか思わせぶりだと思ったけど最後に
わかったような気がした。C君はB先輩が好きだから、
迫ってくるA先輩は顔も描かれずに、特に魅力的には
描かれてないんだけど、読み返してみると凄く誠実で
いい先輩だったのがわかる。やる時はやるし、本当に
いい男だった。最後に顔が出たけどハンサムだったし。
見るべき所をちゃんと見てなかったC君の甘い幻想が
壊れて、C君が目の前の素晴らしいA先輩とちゃんと
向かい合って、二人が名前のある恋人同士になって、
これから物語が始まるって感じが神。ほんと神!!
■池玲文先生
美しい世界観と絵にうっとりしたー!!凄く良かった!!
中村明日美子先生の「コペルニクスの呼吸」に通じる
所が少しある気がしたけど、玲文先生の作品に
ちゃんとなっているし、良い意味で理解し易くて両方
読んでる自分にはとても良かった。ラストも良かった!!
■緒川千世先生
欝展開に結構やられました。こういうドロドロした
作品が入っている事を覚悟してなかったので。この雑誌の
表紙がセクシーキュートな秋仁だったせいかも。
攻めは弟。見た目はカッコイイしモテるのに、きゃしゃで
クールでドSな黒髪兄に異常執着してる姿は、絵柄のせいも
あるのかなんとなく「ダブルミンツ」を思いだした。最後に
攻めの顔に一生消えない傷が残る(一応自分から傷つけてる)
あたりもちょっと似てるかな。この作品のなんとも後味の悪い
胸糞悪さが最近のBLでは感じないものだったので印象に残った。
気持ち悪いんだけど、でもパンチがきいてて好きだな。