☆ごめんね、僕を愛して
小学生の時、東京から引っ越してきた猛。無口で人付き合いが苦手な子。
そんな猛を気にかけちょっかいだして友達になって、家にお泊まりするほど仲良くなる。
子供の二人のやり取りは微笑ましく、と~ても可愛く胸キュン♪(*^_^*)
特に、初めて猛が宗介の家に泊まりに来た夜、布団にもぐり体育座りして寝ようとしない猛が
宗介に”こっちの夜はまっくらでこわい””両親がいないのが・・いちばんこわい”と告白する。
そんな猛に宗介が”とーちゃん・かーちゃんならおれのをかしてやる。しかももれなく俺と妹もついてくる。おとくだろ”と、
子供ながらに
猛を元気付けるこのエピはもうホント可愛くって愛おしくってちょっとウルウルしました。
猛にとって宗介は”本当に本当に”大切な存在になった瞬間だったと思う。
そんな2人の関係が、成長するにつれ少しずつ変化していきます。
猛を恋愛対象として意識するようになった宗介の葛藤。
子供の頃から家族を欲しがってた(憧れてた)猛にとって自分(の感情)は邪魔だと段々距離をとり始めます。
猛は、この時どう思ってたのかな?
宗介とのギクシャクした感じにどうしていいかわからずも、女の子と付き合ってたけど。
そして・・・2人の衝突がおき激情のまま猛は宗介を抱いてしまいます。
それから
宗介は都会に就職し3年帰省しないのですが、家族にあーだこ-だ言われ渋々帰省し猛と再会する。
猛には家族を作って”普通の人生”を送って欲しいゆえ、のらりくらり猛をかわし続けますが、宗介が帰る前日
猛は、逃げる宗介を捕まえ真正面から向かっていきやっとお互いのわだかまりを思いを告白しあうシーンは涙ものです。
そして、二人は2度目の体を重ね一緒に生きていく事を誓い合う。
と、
短編(作家さんには初めての長編)ゆえ仕方ないですがここでEND。
2回体を重ねた2人ですが、どちらの時も色々な思いを抱えての切ない感じだったので、
相思相愛になった二人のラブリーなエチとその後の幸せそうな日常を覗きたいと切に思いました。
タイトル名 ”ごめんね、僕を愛して”は、
宗介の言葉とも猛の言葉ともとれると思いました。
宗佑の言葉なら
俺には家族(子供)を作ってやれないけど、自分の気持ちに嘘をつき通せなかった・・・”ごめんね、僕を愛して”
猛の言葉なら
子供の頃の言動で宗介を色々苦しませて悩ませた。けど昔も今もこれからも宗介が一番大事で愛してる。だから”ごめんね、僕を愛して”
という感じかな?と勝手に納得しました。
その他5編のお話がありますが・・
可愛らしい、もどかしい、胸きゅん等々
ほっこりするお話ばかりでした(´ε` ●)
短編集なので、”その後”が気になるのは仕方ないですね。妄想して楽しみます(笑)
★ためらいといたずら 246P 岳:小学生12歳 朝陽:26歳
父親にネグレクトされ、一人暮らしてるような生活に自分を心配してくれ、一緒にご飯食べてくれたり、遊びに連れてってくれたりと生活の一部に嵌りこんでく中で、岳が朝陽を段々好きになっていくのはまだ理解できるが、
朝陽が岳に惹かれていった理由がまったく共感できず・・・。
岳は、確かに人目を惹くぐらい容姿端麗で170センチ超の長身(12歳の割りに)ですが、しゃべれば幼く、電車に乗ったらはしゃぎ、水族館に行けばはしゃぐ子供らしい(12歳らしい)中身。
朝陽が岳を
可愛い、愛おしいと思っても14歳も年上の男が、本気で小学生を恋愛対象として好きになっていくのは全く理解できませんでした。(まだ、岳が中身も相当大人びてたなら理解できるかもだけど・・・。)
百歩譲って、好きになったとしても12歳の岳と(精通したばかり、しかもやり方教えたのは朝陽)最後の一線を越えてしまうのは大人として・・・。
それに性知識も乏しい岳が攻で、雑誌で勉強したからって最後まで出来るなんて・・朝陽が積極的にリードしたわけでもない。
年齢差恋愛否定派ではありませんが・・・ぎりぎりラインととして、12歳の岳とは‘かきっこ‘までにしておいて欲しかったと思う(´`υ)
やり逃げのようにその次の日に
‘18歳になるまで会わないでいよう、6年たっても岳の気持ちが変わらずまだ、好きでいてくれたら会いに来て、逃げずに待っているから‘
と岳を説得し、別れますが(岳は祖父母の家へ)・・・・・・結局、朝陽は引越しバイトしていた店も辞めて岳から逃げます。
朝陽は苦渋の決断をした?
いやいや、本当に岳の事を思ったらやはり最後の一戦越えちゃいけないよ!
朝陽には、結局自分可愛さの身勝手なズルイ大人という印象しかない。
★春といたずら 11P 岳:高校生1年生 朝陽:30歳
岳が、約束破って4年で朝陽を探し会いに来るお話。
朝陽の居場所は、当て馬の塚本(朝陽の事が好きだった)情報。
救いは、岳が擦れてなかった事ぐらい。
岳に金だけ与えほったらかしてたのに、自分は別にしっかり家族(妻子)を作ってたクソ親父だったから。
あの当時、朝陽と出会えたことは岳にとって救いとなり恋したのだと思う。そこは理解で来るんだけどな・・・。
高校生の岳となら一線越えてもいいのに!
余談ですが
冒頭12Pぐらいまで、文書が読みづらくイライラしちょっと挫折しそうになりました。
っていうぐらい久しぶりに市川先生読みましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
めっちゃ可愛かった♪久しぶりに高校生もの読んで萌えたぁぁ♪♪
泰誠の突進型おバカっぷりも可愛いし
皇城(スメちゃん)の嫌よ嫌やよもいつの間にか好き♪な感じも可愛かったし
なんと言っても
泰誠のダチ、3バカ幼馴染トリオ(衣笠・安仁屋・藤波)も二人をからかいながらも泰誠の事を分かって欲しいとか色々スメちゃんに言ったりして中々いい味出してて良かった。
最後の最後に藤波は彼女もちだって判明したけど、衣笠&安仁屋はもしかしてかなぁ♪
でも総ホモ化は趣味じゃないのでちょっとだけの妄想で留めておきます(笑)
ストーリーも良くって
どのキャラも憎めない可愛い奴らばかりでとても良かったよ♪
このタイトルに左京先生のイラスト!もう間違いなくエロでしょ!!
と思い購入しましたが・・・・・肩すかしくらいました(=_=)
芳秋が郁波に
初対面で(客として会った)突然キスされたからって気になって、惹かれていくのがよくわからない・・ノンケ設定だよね?芳秋って・・なのにあっさり郁波の事好きになりすぎだよー。という感じで、導入から躓いて???だったのでうまく気持ちが追い付いていかなかった。
最大のキーポイント
”ボディ・シェアリング”という、名前からしてもう、怪しい臭ぷんぷんする業者なのに郁波と芳秋が出会うきっかけのみであまりうまく生かされてないかなぁと思いました。
芳秋が借金抱え失業して切羽詰まり、怪しいなと思いながらも割の良いバイトだから働いてみるというのはまだ理解できるけど、こんないかにも怪しく料金も高い業者を利用する”良い人たち”の気持ちがよく理解できませんでした。←私なら絶対頼まない(笑)
そんな怪しそうな”ボディ・シェアリング”の
依頼はもうホント平凡なので(草むしり・駅から家までの送迎(ボディガード的な)等々)普通の便利屋で良いじゃん的な内容。良い人材確保する為、給料良いから利用料金を高くしている的な設定になってたけど、もっとこう如何わしい事してるのを期待してたんでね・・・・・・
タイトルからもね(ーεー )。
郁波の”エロ雑誌編集者”設定も生かされてなくそこも何か残念。
プチ波はあっても大波はないので、郁波が芳秋をベタベタに可愛がる
終始、ふぅーーーーん、へぇーーー的な感じでさらっ~と読めちゃうお話でございました。
左京先生のイラストはホント
エロ麗しく良かったのでかろうじて萌♪
ほっこりまったり幸せ気分になり
そして・・・ちょっとアテラレテ胸やけ気味に(笑)
「先生、あのね!」にちらっと出ていた怜に ←この時嫌な奴だった(=_=)
こんな可愛いお相手がいたなんて!!
怜に喜んでもらおうと色々デートプラン考えてからまわったり ←このデートプランがまた遊園地に映画等々ベタベタ過ぎてめっちゃ笑えます(可愛いです)♪
でも
まこちゃん先生の最大の可愛さは、怜に追いつめられると
ドストレートに恥ずかしいこともあけすけに言葉にしちゃうところでしょうかねぇ~♪ 何度も怜が恥ずかしくて撃沈する気持ちよくわかりましたぁ~怒っててもあんなことやこんな事、言われたらまぁしたかねぇ~なって何でも許したくなっちゃうレベルの可愛さ♪
特典ペーパーもとても良かった♪
次は、いよいよ1軒家購入かな(笑)
あっ忘れずに
「先生、あのね!(新装版)」との連動の全サに申込んで
描き下ろし小冊子ゲットしなきゃ♪♪
追記
むしょーーーーーに、まこちゃん先生の髪型見てたら
”きの○の山”を食べたくなりましたぁ ←夏水先生のように妄想しちゃう(笑)
発売が待ち遠しかったぁぁぁぁぁぁ ←ただでさえ、私の住んでいる地域は2日遅れの発売(┳Д┳)
さてさて、詳しい内容は皆さん書かれてるので割愛します。
【おすすめの読了方法】
一読め:ざっーーーーーーと読み全体内容把握
二読め:心情把握しながら読む
三読め:事細かい“手書き”台詞をじっくり読む ←よく目を凝らして(笑)
四読め:気に入ったシーンを行ったりきたりしながら読む ←※ここで中毒症状発症。
五読め以降~:ひたすら針生のようにニマニマしながら読む
◎針生×眞御がやっぱり一番好きかな♪
針生に同調しちゃうぐらい
眞御ちゃんの健気可愛さにメロンメロン~(*´ε`*)♪
表紙の目元赤く染めてる眞御ちゃん麗しい♪
◎武笠×深津も今後が気になる・・・・。
深津が武笠の馬並み○○○を受け入れる日が
今から超っー楽しみなんですけど(>艸<*)
◎岩倉×奥名 授乳プレイに利き母乳なんて素敵なワードが盛り沢山♪
岩倉の早漏疑惑は晴れたのかぁ~? 回数カバーでチャラ?(爆)
◎カバー下
腹黒 土門 VS 円ちゃん溺愛 志山父もめちゃ笑わしてもらいました。
仁義なき戦い継続中・・・。
果たし状1枚めだし、何枚までいくのやら~すこぶる楽しみ♪♪
その後の土門×円ちゃんも読みたいな♪ ←想像はつくんですけど、土門にいいように攻められちゃう円ちゃん拝みたい(笑)
どのCPのイチャイチャも
ずっとずっーーーと、ガン見しながら見ていたいと思う~♪
はぁぁぁぁぁぁぁ幸せ気分満喫゚.+:。(〃ω〃)゚.+:。
官僚シリーズはまだ続くということで
柳×先森や小林×佐合 等など気になるCPが盛り盛り沢山で
今後どのCPがメインになるのかもまた楽しみ・:*:・(●´Д`●)・:*:・
最後に
丹下道先生、“あとがき”の時間を描き下ろしに費やしていただきまして、最後までとても楽しめました♪
沢山の萌えをありがとうございます゚.+:。(〃ω〃)゚.+:。