漫画から入り、先が気になって小説を買ったのですが、これがもう大当たりしました!
漫画を買って少しでも気に入った方で小説を読む方は読んだ方がいいです!
視点がグリファス(攻め)とリィト(受け)の交互で書かれているので、漫画ではかかれなかったお互いの気持ちがわかります。
最初は幼く庇護されるだけの立場だったリィトがどんどん成長していき内面から大人になっていく様子がわかりますので最終的にはショタという幼さはなくなったかな?と思います。
そして身代わりという役目の中でグリファスのために、そして自分のためにグリファスの役にたとうとします!リィトは自分ために相手に幸せになって欲しいのです。相手の幸せが自分の幸せになるから。
そんな気持ちが小説の間ずっと伝わってきます。
最初のグリファスの言葉が足りなかったり、皇子のためという気持ちからの二人のすれ違い、ほとんど終盤の場面のリィトが皇子の代わりにさらわれてしまい、後悔するグリファスと、グリファスの役に立てたと思うリィト(さらわれてる間も考えるのは役にたとうとすることとグリファスことです。)ここまでずっと切なくて、リィトがさらわれてからずっと涙が止まらずグリファスが後悔するシーンは涙が大暴走でした。
しかしここまでの切なさがあったからこそ二人が心も体も結ばれた時は本当に良かった!という気持ちが大きかったです。
これは健気が好きな方で少し受けがかわいそうな目にあっても大丈夫(輪姦があります)という方には最初にも書きましたが本当にオススメしたい、またできる小説でした。
萌えた一言(受け)
「あなたの夢を叶える礎になり、あなたの記憶に残る最期でありたい。」
どこまでも健気…!!!
私事ではありますが、今回が始めてのレビューですので、至らない点ばかりだと思います。
また萌えた一言はこれからも書いていきたいのですが、セリフまで書いてはいけないという意見がありましたら、ぜひお願いします。訂正します。