待ってました!!!シリーズ3冊目ですね!!!!
今回は新キャラのお2人。
受けの後輩くんは、Ωだけどノンケ。男性に抱かれるなんてことは考えてない。
それに対して攻めの先輩は、受けくんのフェロモンを嗅いで、絶対番になりたいと思って頑張る、一途なスパダリです。
攻めのアプローチもあって、受けは少しずつ攻めのことが人として好きになっていく…これがいいんですよね。αとしてでなく、まず人としてってところが。
だからこそ、誰か分からないαに襲われるよりも、人として安心できる攻めと番になることを考えるんですね。
最後は攻めのゴリ押し勝ちって感じだけど、でも2人ともちゃんと好きで選んだって感じがして最高だった。受けちゃん可愛すぎる…最後の方のデレ全開やばい可愛いこれは攻めノックアウトですわ溺愛待った無しやん続きも読みたい同棲編ください。
そして、受けの後輩たちに、これまでのシリーズで出てきた亮たちが出てきます。まだ道くんと番じゃない、発情期が来てないころの亮は、やっぱり道くんと番になりたくて頑張ってるようです。あー、また道くんと亮の話も読みたいよー!!!
あと!!!!ついに!!!!この本で、亮の同級生の瀬ノ尾くんとイガちゃんのフラグが完璧にたった!!!!ヒャッホウ!!!!!
4冊目期待してます!!
このシリーズがずっと続いてくれるといいなぁ。
グラビテから久しぶりに読ませてもらいました。
りくとくん、大きくなって…っ(感無量
このテンションの高いラブコメ(コメディ要素の方が圧倒的)を読むのは、なかなかエネルギーがいりますね。
それでも、そんな中でチラチラ見えるラブ部分を摂取することに価値があると思います。このチラ見せ感がたまらないんですよね、グラビテからそうですけど。本質的な部分は揺らがない、だからこそ読者側が登場人物の絆に想いを馳せる方が楽しめるんだと思います。
本編はりくとくんの視点で学校や家庭のドタバタ話。グラビテらしいテンションで進んでいきます。学校の担任や、部活の先輩との日常は楽しそうでいいなー。
そうそう、幼馴染のマイク!!!Kの息子だなーと思うボディーガードっぷり、そしてKと女優である母親から受け継いだようなテンション、嫌いじゃない…。りくととマイク、それぞれお互いに大切だというのが、ちゃんとわかるんですよね、それを伝える事をきちんとしている男子高校生たち尊い。りくとが家庭環境で揶揄われるたびにマイクは味方だったんです。マイクがりくとの幼馴染で良かった…この2人の関係にもキュンとします。この先ラブになることはあるのかな…ならなくてもいいけど、なっても美味しい。
で、ここからですよ。
個人的に、グラビテファンには是非とも読んでいただきたい!!!!理由!!!!!!
りくとの両親!!!!いつまでも童顔でハイテンションアホな愁一や、由貴の化け物のように美しい御尊顔を見れるだけでも満足なんですけど!!!!!
何より!!!!書き下ろしですよ!!!!!りくとの両親、グラビテの由貴と愁一のイチャラブが見れます!!!グラビテ以上にイチャラブしてる(グラビテはそういう描写があまりないから当社比だけど)!!!!!
同人誌の方ではめちゃくちゃ濃いエロが堪能できるんですが、本編ではなかなかエロがない2人が、この数ページでイチャついてるんですよね!!エロではなくイチャつき!!!!!息子に見られたくない愁一と、息子に見られても平気な由貴…由貴ってば、愁一にスキンシップを拒まられることについて、理由である息子に相談するんかーい。愁一とイチャつきたい由貴が可愛い…。
そしてりくとと由貴の関係がたまらん…過去の確執のある人の息子を育ててきた由貴、りくとのことをとても大切に思ってるんだなって、それを素直に出せない不器用な由貴…わかるよ愛情表現ド下手だもんね知ってる…。
イチャつく両親に対して困ってるりくとに、由貴が「愛情のある家庭」の方がいいと言う…感慨深くて涙が出る…愁一が一生懸命に由貴に愛情を教えたことが、ここでちゃんと届いてたんだなってわかって、泣ける…。
この本は、グラビテを読んでから読んでいただきたい。グラビテ読まないとわかりにくいというのもある。
そしてそして、グラビテを読んだ方は、もう是非とも読んでほしい。書き下ろし最高!!!!