ファンタジーミステリー
「獣×餌」というとエロい響きしかないような気がしますが、この作品は別。
いや、もちろんエロさはありますが、夜光先生の持ち前の「静かな怖さ」というか、じわじわと日常が別の世界に侵されてゆく感じがよく伝わってきます。
「獣人」とは言っても「餌」をとても大切にしていて、これからの展開にとっても期待大。
ただ、受けの親友の不憫さと、物語の簡潔さでひっかかりが。。
「要するに、獣人の餌になって、周りからも狙われて、受けがモテモテ」
と、いう結論が中盤あたりで出てしまいます。
主人公達意外のキャラクターも魅力的なので、2冊目以降に期待。