樋口さんの作品では珍しい年下敬語攻めがめっちゃかっこいいです。
根暗無口な受け子に強引に迫ってるのがツボりましたw
しかし、樋口さんのエロはねちっこすぎて苦手だ;
お話はいつも切なくて、巧みな心理描写で泣きそうになるのに、エロシーンに入った途端作者変わったんか??って思うほどはっちゃけるから涙吹き飛ぶんですよね^^;
攻め様の言葉責めと受け子の「らめ~」的な喘ぎがギャグっぽくて、内容のシリアスさとちぐはぐなんだよなあ…。特に攻め様…完全にキャラが変わっている…。
後半は受け子のネガティブぐるぐる展開がかなりしつこくて、流石に読んでてイライラしたんだけど、最後に明かされた攻め様の胸の内が予想外の人格者ぶりで、見事に受け子を諭したことで全体の印象がガラッと変わりました。受け子は最初から最後まで攻め様の腕に守られた状態でぐるぐるしてたのねん。この攻め様、ただもんじゃねえ。
樋口作品でこんなに人間の出来た攻めは初めて見た。
今までの作品は、駄目な攻め様を健気な受け子が更生させる展開が多かったけど、今回は逆でしたか~。
そんな攻め様があえて年下というのが、萌えたぎってしかたありませんw