ホラー人外BLというジャンルがとても新しいな思い、読んでみましたが、本当に心に刺さる素晴らしい作品です。
個人的にはBLを超越した2人の絆や愛を感じました。死んでしまった光はもういなくて、よしきの目の前にいるのは見た目も声も光そのものだけれども、中身はやっぱり違うナニカであるにも関わらず、大好きな親友とずっと一緒にいたいという気持ちが強く、ナニカと分かっていても今まで通り生きていく。中身は違うと分かっていても、好きだから一緒にいたいという気持ちは変わらないよなと、すごくよしきの気持ちに共感します。
集落での出来事だったり、モクモクれん先生の圧倒的な画力と効果音の表現力などが相まって作品の世界観の不気味さをより引き立たせていて素晴らしいです。
出てくる同じクラスメイトの友人たちも個性豊かで、作品の魅力を引き出しています。
読まないと人生損してると思うくらい、私はものすごく好きな作品です。普段BLを読まない方にもおすすめしたい作品だなと思います!