何度読み返しても、その度に涙がこぼれます。
妖になりかかって社にいた狛の
「あいつのものをなにかひとつでも貰えばよかった」という言葉に泣かされました。
300年も一人でさみしく過ごしてきたのに最後かと覚悟した時に、たった一人のたったひとつの物しか望まないなんて、って。
その後の二人の時間が数コマだったけど、その中で幸せに過ごしたんだと、思いを馳せることが出来るのでよかったと思います。
ラストは狛と伊月がどこかで幸せに暮らしていますように、と祈る気持ちで、号泣です……。
今年1番心に残る作品でした。
こちら、読まないと人生損してますよ、くらいおすすめしたいです。