受けがとんでもなくデブで、その上性格が悪い。どこに惚れる要素があるのかわからない。
「こんなやつ……!」と思いつつ、受けを好きになっていく攻めの葛藤が面白かったです。
そして私も、だんだん素直になっていく受けに、なんだかんだで萌えてしまいました。この受けは、最終的には痩せます。デブ物の、お約束ですね(笑) 痩せた後の姿は必見です!
痩せた後も、お話は少し続きます。個人的には受けは痩せてくれた方がいいのですが、痩せてしまうとただのカップルのお話なんですね。この作品ならではの面白みが少しなくなるような……(笑)
でも、普通のカップルらしい?ラブラブな後日談も、良かったです。木原先生にしては、エッチが甘々でした。
「人質の受けが攻めのいいように凌辱される」というシチュエーションに期待して、購入しました。
うーん、エロは充実していて良いのですが、どうにもしっくりこない……なんというか、私はあまり萌えなかったです。犯罪者と人質という特異な関係のせいでしょうか?
犯罪者と人質に、もともと交友関係や信頼関係があったとか、そういう設定なら萌えたかもしれません。少々愛情が薄いように感じます。
中立という評価にしたからには、良いと思ったところも書かせてもらいます。
この作品の良いところは、やはりエロが充実しているところでしょう。マニアックに好き放題されても、抵抗できないというシチュエーションが素敵です!
最後に、この作品は続き物で、次作で完結します。
読んでいて、「酷い攻めだな~」と思いました。でも、そこが良いんです。
そんな攻め様が、受けの治樹を好きになっていくところが良いんです。
治樹の友人の美人(男)に近づきたいがために、攻めは治樹に近づきました。そのことを、治樹は気付いてしまいます。
好きな人に裏切られる辛い展開に、胸が痛くなりました。この胸が締め付けられる感覚が、堪らないです。
治樹に酷いことをしておいて、だんだん治樹を好きになっていく攻め。だけど、治樹は攻めに一度裏切られたこともあり、なかなか攻めを信じることができません。攻めは罪深い男ですね……
受けが好きな人に裏切られたり、傷つけられたりする展開は、個人的に大好きです。なので、この作品を神評価にしました。
まず、この作品は設定がすごいですよね。攻めが事故にあい、中身が6歳にかえってしまうという……
正直、この設定には戸惑いました。ですが、木原先生の作品なので、だまされたと思って手に取ってみました。これが、結構萌えたんですね(笑)
中身が6歳の兄(攻め)の無邪気さに、ほだされていく受け。険悪な雰囲気から一転、ラブラブな展開に萌えてしまいました。
また、記憶が戻った後の、初めて抱かれるシーンが良かったです。記憶が戻った兄に、自ら抱かれにいく選択の、背徳感がたまりませんでした。あと、兄の「脱ぎなさい」の命令口調にぞくぞくしました(笑)
短編についてですが、こちらは他の人が書かれているように、中途半端なまま終わってしまっています。
終わりが書かれていないということは、いい意味でとらえると、その先にある未来を自分で想像することができます。
ですが、私は普通に終わりまではっきりしているお話の方が好きなので、かなりモヤモヤしてしまいます。
今まで、結構BL小説を読んできたのですが、この作品は特に印象に残っています。
この作品の年下攻めが、もう最高なんです!
まず、受けが34歳の会社員、攻めが18歳の高校生という設定で萌えました。
年下攻めのお話は結構読んだのですが、ここまで年齢差が開いているものは少ないので、貴重な作品です。
また、作品全体でエッチな描写が多いので、それも良かったです。(3Pとかもあった……)
好きだった人の子供なのに、一人の男性として意識してしまう……という心理描写が、官能的でドキドキしました。
ここからは少しネタバレになります。最後の方のシーンだったと思うのですが、受けが自慰しているところを子供の攻めが覗いてしまう、というシーンがあります。この本は全体的にエッチな描写が多いのですが、特にこのシーンが一番印象に残っています。
個人的にこのシーンが一番好きです(笑) ぜひ読んでみてください。
この小説は今まで私が読んだBL小説の中で、一番好きな作品です。なぜなら、私は切ないお話が大好きだからです! この本は私のバイブル的存在です。
この本の内容を簡潔に書くと、とにかく切なくて痛いです。この本「COLD FEVER」は、COLDシリーズ(全3巻)の最終巻です。
前作までは、色々ありつつも、二人はとてもラブラブでした。そこからの、まさにどんでん返しな展開が切なくて痛いんです。
1巻から、記憶を失った透との同居生活が始まり、2巻ではとてもラブラブでした。その経緯があるから、また切ないんです。
記憶を失っていた透は藤島のことを、とても大切にしています。そして、藤島も透のことをとても大切に思っています。
けれどこの最終巻で、記憶の戻った透にあることがきっかけで、暴力を振るわれ、性欲処理の道具にされて……
愛する透にそんな風に扱われて、だんだん目が死んでいく藤島が想像できて、胸がとても痛かったです。
「切ない、痛いお話が好きだ!」という方は、ぜひ一度、1巻から読んでみてください。きっと忘れられない一冊になります。
甘い、甘すぎます! 内容が甘々です。でも、甘々な話が好きな人にはそこが良いと思います。私も結構、甘い話は好きな方なので、楽しめました。
個人的に一番萌えたシーンは、うさぎさんが、美咲を後ろから抱きすくめているシーンです。(挿絵あり) 二人の体格差にきゅんきゅんしてしまいました。
やはり、この小説は原作ありきで楽しめるものだと思います。この小説はあくまでも、純情ロマンチカの攻めである、うさぎさんの妄想小説ですからね\(^o^)/
私は「アニメ→小説→原作コミック」の順番で購入しました。やはり、原作かアニメを見ていると「あ、このシーンは本編のあのシーンの妄想かな?」という楽しみ方ができて、楽しいです。