ここ最近聴いたBLCDの中で一番好きな作品となったので、初めてレビューします!!
ストーリーとしては、受の徹が芸能人である攻めの泉輝のファンという設定と、攻めの泉輝がSM嗜好で徹が好みのタイプだったこともあり、付き合うまでは一瞬です。
でも、そこから泉輝のSM嗜好を健気に受け入れようとする徹と、虐めたいけど徹を慈しみたいとも思う泉輝、人に理解されないモノを抱えた2人が、SMプレイを通してお互いの秘密を受け入れ、慈しみ、ありのままでいれる関係になる過程が独特のタッチで描かれてます。
自分らしさと愛がテーマなのかなと思わされる作品で、単にSMを謳っている作品ともエロを目的とした作品とも一線を画します。
で、本題のCDですが、期待以上に萌えました!キャスティングがピッタリすぎます!!
まず、受けの白井さんですが、徹くんの、身体付きが良いのに、顔と性格が可愛くて、どこか虐めたくなるような、それでいて庇護欲をそそられる感じが白井さんのお声と演技から伝わってきて、ともかく可愛くて仕方がなかったです!
特に、えっちの時の怯えながらも感じちゃってる、耐えてる震え声や揺らぎのある声にS心を刺激されまくり。
白井さんの受けは、女の子みたいな声になる訳じゃなく、男の子としての可愛さを感じるところも個人的に好きです。
泉輝と話すときは普段より可愛さ2割増って感じや、コメディタッチの演技も好きです。
斉藤さんの攻め、初めて聴きましたが凄くハマってました!
泉輝が受けより華奢で綺麗系攻めなので、斉藤さんのクレバーで凛とした声にピッタリ!
普段の丁寧で優しくて可愛さのある話し方と、モノローグやSモードの時の話し方のギャップが素晴らしかったです。
ブチギレ低音ボイスも、慈しむような声も楽しめて一度で二度美味しい感じです!
えっちシーンで喘ぎが控えめなのも良かったです。
ストーリーがしっかりしてるので、えっちシーンはそんなに多くないですが、萌が凝縮されてますし、キスシーンだけでも萌えました。
キャストさん2人のハマり具合、息の合った演技やテンポ、脚本やSE含め、全体的に完成度高く、個人的には大満足の一枚です!
ちなみに、同時発売されたコミックス2巻では、より2人の特殊な設定が活きて、最後、とても感動しました。
汀先生の独特なタッチで描かれているコミックも是非読んで欲しいです。2巻こそドラマCDで聴きたくなります。