表紙を見て衝動的に購入してからかなり機関が開いての読了…。
完結的に言うと「攻めの脳内思考ち〇こでいっぱいなうえ馬鹿な子」が好きな方は良き一冊だと思ったんですよね…。
所謂物語の大筋的なものは、王道系。
ヤリチンの攻めがオンラインでセフレ作りまくって食う話。
ただ受けの従兄弟が出てきたりとするので、受け攻めだけのエロシーンを見たい人にはあまりうけないのかな?と感じたところはあるが、僕は問題なく大好きだったので手を叩いて喜びました。
多分これは普通に従兄弟の見た目が単純にドストライクだったのもあるのだが。
話は戻り、タイトルである”ハメられたほうが悪い”なのだが、
前半と後半どちらとも違う意味で、ちゃんとタイトル回収をしている…あ~いいね!みたいな語彙のない感想になるのですがそういうことです(???)
攻めが受けをハメていたと思っていたのが、実は受けにハメられていたって話です。
簡単に攻めは穴にハメて、受けは攻めを策略にはめるって感じなんですけど。
ただ受けの策略の元は従兄弟であるうえに、こちらの作品受けの心情が描かれている描写はかなり少なく、基本的に攻めの心情を軸に物語が展開していきます。
そのため従兄弟が策略を考えて攻めをはめたのはいいんだが、受けのしっかりとした気持ちってこれでいいのかな?って感じですこしもやってする人はいるかも。
(まぁ、開発済み処女って時点でエロければいいやって感じならあんま気にならないかも。)
また、攻めと受けの関係が体だけでつながっている表現方法のまま付き合ったのか…?いや形的にはそんなんだろうが…まぁ、刹那的関係に感じることがある描写ではあります。好き好きラブラブお前のこと一生愛してる系が好きな方はもやっとする終わり方です、簡単に言えば。俺は好きですけど。
余談なんですが、終盤の終盤で3Pのような話展開があります。
この攻めは一回掘られてる方がいいのではないだろうか。僕はそう思う。
だって表紙見た時「あ、コイツ受けの顔じゃん……(帯を見る)あ、攻めだな」だったので(圧倒的自論)。
なにはともあれ、僕はかなり好きな一冊でありました。
エロシーン求めて購入してる方で、絵柄に好き嫌いなければおすすめはできるかな~とは思いながら(受けの表情など個人的にはとてもエッティで好き)、物語重視で読まれる方にはちょっと全面的に超おすすめ!って感じでないかもしれない。勿論面白いと思うのですが、万人受けって感じではないので地雷ないけどエロ目的で見たい~って感じであれば僕はわりとおすすめできるかも。
僕は内容も割と好きだったので!!!アホな攻め好き!!えっちな受け好き!!!あとなんかめっちゃようわからんけど従兄弟の顔が好き。
(てか、わかる人にはあらすじ読んだだけで話の展開は簡単に読めてしまう一冊なのではないだろうか?と感じたところはある。)