相手を不快にしたらどうしようとか、好きだからこそ考え込んでしまってうまく言葉にできなかったり、選ぶ言葉を間違えてしまってすれ違いもあった不器用な二人の続編!
今作では、遥が無事に独立してお店がオープンしているところからスタートします。おめでたい!しかし、やはりオープン直後なのでまだまだ順調とはいかず、晃成との時間がなかなかなくて‥‥けれども前作よりも成長した二人は言葉選びが下手なりにフォローしあって乗り切っていきます。
ところが、遙の元カノが登場し、動揺が走る晃成!
ネタバレしてしまうと何も心配することがないんですが、やはり成長しているものの口下手な二人は健在で危なっかしいところがありました(笑)
二人の関係を隠しているせいもあってしどろもどろになってしまうことも多々あったので、友人や同僚には正直に言えてよかったのかなと思います。
ラストシーンはタイトル通り、ついに晃成が花束をもらいます。
ちゃんとした花束ではないけれど、すごくうれしそうでほっこりしました。
そして前作で晃成がまだ一度も花束を貰えてないことがすごく気がかりだったので回収できてよかったです!
溺愛サキュレントのスピンオフですが未読でも問題なく読めます。
溺愛〜で登場したカフェでバイトする大学生の理人が不用品回収で拾った多肉植物が実はウミウシで生き延びるために多肉を使ったウミウシが多肉+ウミウシになってしまうというところからはじまります。
もえ先生の人外はやっぱり面白いし、多肉植物とウミウシの雑学が増えていって学びにもなります!
ウミウシのお名前は後半に登場するのでここでは伏せますがイケメンなのにニート希望の御曹司という設定が先生の作品では珍しく怠惰(?)なキャラで面白かったです。
一度やったらもう固定!とかエクスカリバーでフェンシング(笑)などなどツボにハマってしまってお腹が捩れました!
20年前の作品ですが某電子書籍サイトのキャンペーンで拝読。
同性婚が海外で認められたばかりの時代…ということで時代背景も懐かしいなと感じました。先輩が弟が同性と恋愛しているせいもあり、同性愛に対して偏見の塊のようになっているのですが、その先輩を一途に5年も思っていた森永くん。
友人から媚薬を無理やり押し付けられ、たまたま酒と間違って飲んでしまった先輩の処理を…と片思いが急に進展するところもテンポが良くて面白かったです。
毎年約1冊ずつ刊行されているので時代とともに作画も先生らしさとその時々の流行に合わせて工夫されているのがわかって読み進めていくのが楽しいです。
3巻も最高にえっちで可愛くてかっこいい二人でした。
この二人を見ていると語彙力崩壊してしまう…♡
2巻の終わりで出てきた新キャラの詳細が判明する3巻、そして同時併行で芸術祭(文化祭)の準備も始まるので賑やかなタカラとガク達周辺。
新キャラはタカラと離れ、海外にいた頃に出会ったピアニストの卵レオで、ガク父の教え子であり、ガクの元カレでもある(容姿、雰囲気がタカラに似ていると1巻から出てましたね)。
タカラとバチバチになるも、似ている部分もあるので相容れないと言いつつも相手を認めるところもあってタカラもレオもしっかりしているところは似てる!
高校生という未熟ながらも大人へと成長しているこの年代だからこその発展途上がすごいしっかり描かれていてさすが先生〜!!
タカラがガクを巡って不安や心配になるところもあるのですが、ガク自身も男前!恋人の地位は揺るがないところがかっこよくて素敵でした。
4thも楽しみです!!!!!
特典はとらさんの同人誌が最高でしたので必見です。
連載誌のバージョンにより毎回追えていなかったのですが圧倒的に美しくリアリティのある作画はとても魅力的で、単行本の発売を楽しみにしていました!
⚠️ネタバレになりますので以下注意↓
上巻で前世、悲恋に終わった隼人と透真が転生し再会したのが叶糸と結真だとわかり、
なぜ叶糸が約束を反故にし、見合い相手と結婚してしまったのかがわかると、もう切なくて切なくて。
だから叶糸は、今生では憑依されてようがなんだろうが結真を守ろうとするんですよね。
前世では透真は隼人の気持ちや想いを知らないまま自○してしまったのでしょう。
隼人が女中に託した手紙とお守りも渡されず、、
その手紙とお守りについても伏線回収が素晴らしかった!
最後、結真が家を出るとき、祖母が住んでいた家が処分されることが決まって成仏できないその家に憑いている幽霊に語りかけることで幽霊の正体がわかるのですが、、、
ここで涙腺が緩くなりました。
ああ、そうか、彼女もまた無念であったのだなと。
最初は人型に戻る前のバケモノのときは、
祖母の幽霊か?と思ったのですが着物の柄と髪型ですぐにピンときました。
なんど転生しても透真自身に邪魔されてきた二人がようやく今生で結ばれたのは
叶糸と結真という縁にまつわる名前にも関係あるのかなとしみじみ感じています。
バレー部の後輩×先輩
バレー部顧問に憧れに近い恋心を抱いていた高校2年の榛名は顧問が結婚し告白もしないまま失恋してしまいます。
泣いているところを部室で後輩の松永に見られ、部活を続けるために松永の追試の勉強を見てあげたりする中でお試しで付き合うことに。
初めて同性と付き合う榛名がちょっとしたことで照れたり動揺して松永を避けてしまったりするところがピュアで本当に可愛いし、松永はとにかくまっすぐ素直に自分の想いを伝えてくる人なのが素敵で!お試しのはずが、榛名が松永をどんどん好きになっていってるのがとてもキラキラしてました。
途中、ちょっとした波乱もありますが、安心してください。ハピエンです!
榛名の涙が何度か出てきますが、それがすごく印象的で美しくて、先生の絵の魅力的なところだなぁと思いました。
ピュアピュアなのでえっちなシーンはありませんが心が洗われるような、若いころを思い出すような素敵な作品でした!
連載も追っている大好きな木下先生の作品の続巻!
2巻でも望田くんがすごく健気で可愛くて応援したくなります!
足立くんという新キャラで恋のライバルが登場し、桐生所長をめぐりマウント取ったりと、ちょっとだけバチバチになるんですがこの子も憎めない子で、兄を通して所長とは10年以上の付き合いとなるとポッと出の望田くんが目の上のたんこぶに思うのも仕方ない(笑)
でも、望田くんは何を言われても所長が好きで、諦めない芯の強さが推せる!
所長とのツーショが多い2巻、帰り道でついに望田くんが告白します。
ある日突然死んだら後悔すると言うようなことを言っておいてあっさり告白を断る所長も若干エグいのですが(笑)所長も三浦さんとの会話でわかる通り、これまでの恋愛経験から考えるものがあって…。
でも望田くんの「目が綺麗だ」という言葉がよく所長から出てくるんですよ。
目が綺麗だと思う心理について調べてみると、「恋愛感情」「信頼の証」「興味、好意、親近感」の現れらしく!そして描き下ろしを拝読しましたら明らかに所長の感情に進捗がありました。これは…!3巻がますます楽しみです(連載も追います)!
続編も連載を追っていましたので単行本楽しみにしていました〜!
攻めの吉野さんが人気声優ゆえ、付き合っているかとを公にしづらい中、大学生の飛鳥くんの将来を自分が奪ってしまっていいのか、、と殊勝に悩む吉野さんにハラハラしましたが、可愛い飛鳥くんを手放せるわけもなく!ホッとしました。
推し活仲間の大地くんやバイト先の後輩くんなど、飛鳥くんの人柄で仲良くなっていく友達たちに吉野さんがほんのり嫉妬するところもよかった!
個人的にはテレセも眼福でした。
あと、終盤、飛鳥くんの姉の夜宵さんにバレてしまうのですがオタクの姉弟らしく推しに会えた反応が同じで面白かったです。交際報告もできてよかった。まだまだ続きが読みたい作品です。