大好きな作品のドラマCD化ということで発売前からずっと楽しみにしていました。
2枚組で原作上下巻の壮大なストーリーが見事に再現されていて、圧巻!!!
ハーリド、ハーリド幼少期、イリヤ(イリヤ幼少期も!)のキャスティングはもちろん、脇を固めるスゥヤのお声が本当にピッタリでスゥヤが話すたびに背筋が伸びる思いで聞き惚れました!
チェンは策士感が適度にあり(爽やかだったのでもう少し曲者感があってもよかったかも)ザインは声を聞いてるだけで「兄、ムカつくーーーー!」と思うほどの好演をされていて、とても楽しかったです。
1回聞いて満足になりがちなのですが、こちらはこれからも何度も聞くと思います!
ちょっとだけの出演だったキリル王(アミルの声もされている)やソーンのお声ももっと聞きたいので、続編「雪花の章」もCD化希望です!
恥ずかしくて普段はなかなか聴けないドラマCDなのですが、塗れ場が2枚目の終盤までほぼなしで進んでいくのでドラマCD初心者の私でも集中して聴けました。
元々、前後編読切だった作品で、強烈な面白さに続編を熱烈にそれぞれが希望し、ファンの皆様のおかげで「おかわり」が始まって単行本になった1冊!
すでにレビューも同じようなことを書かれている方が多数で恐縮ですが、レビュータイトル通り、初読みの方は絶対に前情報なしで読むことをお勧めします。
もちろん二度目三度目も読めば読むほどスルメのように美味しい素敵な作品なのですが、できることならば記憶を消してイチから何度も読みたいすごい作品です!
主人公の太郎くんが本当に可愛くて、中学の時に仲良くなった潤くんが高校デビューしてしまって一軍男子入りし、(潤くんは変わらず仲良くしようとするのですが)太郎は寂しくなって疎遠にしようとするんですよね。でも寂しくて潤くんが一人でいる時は嬉しそうに話してるし、めちゃ可愛い太郎!
共通の好きなキャラ「ウルフマン」も後々の伏線につながります。
「アイ」の意味を初見でスルーした私はアホです。
本当に度肝を抜かれた素敵な素敵な作品です!
大好きなパース先生の義兄弟もの。
恋人になる前に家族になってしまった二人のお話です。
吉田タツヤと清水マサキ。
タツヤが高校で編入してきて出会い仲良くなっていきました。少しずつ周りの友達よりも距離が近くなっていってお互いにお互いが好きだとわかるくらいの時に家庭の都合で親同士が再婚、友人以上恋人未満の状態で義兄弟になってしまいました。
母を闘病のすえ亡くしたマサキは母の遺した言葉に囚われ、「家族」を大切にし、家族であることを重視し自分の気持ちから目を逸らすようになり、
タツヤへ冷たい態度をとるようになり、タツヤは大学を中退して家を出ていってしまうんですよね(涙)
でも、マサキは家でもタツヤに対してなかなか吉田呼びから変えられないんですよ。
やっばりほんとは好きなのに、家族にならなきゃという気持ちが強いのかなと。
でも社会人になった頃、ある日フラッとタツヤが帰ってきて、マサキの一人暮らしの家に転がり込んできます。
6年もの間、離れていたけれど、タツヤが帰国した理由も、やはり最期の時を考えたらそうなるよなぁとジーンとしました。
マサキは頑なだったけれど、決してタツヤが嫌いなわけではないものタツヤはわかっていたから、諦めずにアプローチし続けてくれたのだと思うと万感の想いです!
6年分の想いを込めたエチは眼福でした!
そしてヒリヒリするような義兄弟の拗れた関係をマサキの妹ヨリコちゃんの存在で明るく、面白くしてくれてるのがとても良いです!ヨリコかわいい!
普段は実兄よりタツヤ贔屓なところも笑えて好きです(笑)
今年の雑誌連載を追っていたのですが連載では恋人編ではじまっており、付き合うまでのお話はなんと5年前!なので、単行本で0話が拝読できて本当に嬉しいです!
0話の出会いandお付き合いするまでを読んで、改めて1話から通して読むと、るねさんとさくらさんがずっと「さん」づけで名前を呼び合ってることにホッコリしつつ、丁寧に話すことを意識してるだけでなく、さくらさんがどこかるねさんに対して一線ひいてるように感じられた理由もわかります。
別れたときのことを考えてしまう、、というピュアすぎるさくらさんにキュンでした。
描き下ろしのるねさんの一緒に暮らそうの言葉もジーンとしました。
とにかく0話を拝読できて幸せでした!
しちみ先生のニコラスくんが大好きで追いかけています。
今回のニコくんはいつもより扱いがマシというか、身体的にも負担が少なくて(?)
どちらかというと魔性が際立ってて相手役のフィンリーを翻弄してる感じで新鮮でした!
お話は、
同級生で名門の家系のリックの家に夏期休暇中に遊びにきたフィンリー。
リックの腹違いの弟、ニコラスに魅了されニコラスを守らなければ!と
ナイトよろしくニコラスに執着しはじめ、様子がおかしくなっていくフィンリー。
ニコラスはやたら兄と父に叱られることが多く、父の書斎に呼び出されたりするので、庇ってあげたくなるんですよね。
とはいえ、幼少期に起こったある事件からフィンリーは異常性癖を持っているのか、(ただの足フェチかもしれないけど‥)ニコラスの足に異常に執着を示す。その事件以降、フィンリーは睡眠薬で眠る毎日で、夢見も悪いことも多く‥、どこまでが夢で、妄想で、現実なのか本人も混乱しているところがあります。
ニコラスの足や際どい太ももあたりにある痕から、父に性的虐待を受けているのでは、それをニコラスは「『お化け』が出るんだ」と言っていて、フィンリーが助けたくなるように持っていく‥まさに魔性のニコくん!
異常な癖を持つフィンリーを利用して父や兄から自由になりたかったのか、たまたまが重なっただけなのか‥睡眠薬は‥後妻の死と交通事故は?と疑問でしたが、描き下ろし、特典、pixivで公開されたショートなどを鑑みると、やはりそうだったか‥と。
そこで描き下ろしの「僕たちは同じことを考えたんだ」に繋がるのか!と。
本編最後のニコくんの笑顔が印象的でした。
今回もしちみ先生ワールドにどっぷりハマりました!
ソノオ先生の作品、雰囲気が大好きで追いかけています。
月に一度、出張というテイで温泉デートする木村と石田。この関係を続けて20年。
大人の秘密の恋。美味しいものを食べて、何度も温泉に入り、エチをする‥それを繰り返すんですが、歳を重ねてくるとそれなりの地位についている社会人オジたちなので、たまにリスケもある。アプリでお互いの都合をすり合わせて約束する。どちらかに万が一のことがあった場合は、連絡が行くように手を打っている‥と抜かりがないところ。そこもなんかリアルでいいんですよね。
学生時代にお互い一目惚れだったのもピュアで可愛いし、石田の二人の関係を隠したいという気持ちを木村が尊重していて続けられているのも良い。
ナンバリングがついているので続きがあるのかな。楽しみです!
コミックスにまとまるのを楽しみにしていました!
出来損ないのΩだと自分を卑下しつつも芯がある強くてかっこいい神戸さんと、まさかの先祖がえりで人型から柴犬になってしまうセレブ社長でαの北斗のお話。
ヒートが来たことがない神戸さんがマチアプで出会ったのがまさかのシバ犬(笑)
キリッとした表情でぐいぐい迫りつつもモフモフアピールで神戸を懐柔しようとする(?)北斗がほんと可愛くてモフリたくなります!
お互いにしか反応しないフェロモンの理由も、昔一度会っていたからなのね‥と北斗の一途さにキュンとし、お金と権力の使いどころに笑わせていただきました。
ヒートがなかったせいでバース性に疎い神戸と一緒に勉強して、ライフプランを二人で考えるくだりも素敵でした。
神戸さんの同僚の岡本くん(β)は神戸さんをほんのり好きだったのかなぁと思ったりしましたが、最後まで良い奴でした!
連載をずっと追っていたのでコミックスにまとまってとても嬉しいです。
あらすじは先の方がしっかり紹介してくださっているので割愛して感想だけ失礼します。
とにかく、先生の芸人好きがひしひしと伝わる作中のお笑い要素のクオリティの高さ!ちょっとしたコマまで抜かりのないボケとツッコミ!細胞に渡るまでお腹を抱えて笑わせていただきました。
奏斗と紡が出会い、もちろん最初はすぐにコンビを組むわけではなく、
紡のトラウマがあったり、奏斗も前の相方とのことがあったりで拗れたりシリアスな場面もあるのですが、西澤くんに関してはほんとホッとしましたし、紡のお人好しなところが作用してうまく回ってよかったなぁ!と大団円でした!
漫才の相方でもあり、生涯のパートナーにもなった二人。
続編も決まったとのことで楽しみです!
レーベルさんの方針でエチはなしですが、コミコミ特典の大人の公式同人誌では見られます。