前作でハッピーエンドを迎えた二人♡
秘密の恋人同士として学校生活を送る日常から2巻はスタートします。
まず、付き合いたての初々しさをこれでもかと堪能させてくれる展開に心から感謝を!
『うれしい!たのしい!大好き!』がダダ漏れてる喬くん(例えが古い)に、
表に出さないけれど恋人の距離感にまだソワソワふわふわした感じの西央くん…!
こういうの好きじゃない人なんている!?
人類初のαとΩ!オメガバース創世記!なんて壮大なドラマチックストーリーなのに、
こんなむずきゅんDKラブまで堪能させてもらえるなんて、一口で何度おいしいんですか?
そして、春休みになり合宿がスタート。
二人の嫉妬爆弾の導火線の長さの違いに注目、と作者様が連載中コメントされてましたが。
喬くんの導火線の短いことといったら!さすがα!
対して、嫉妬しても決して表には出さない西央くん。
感情を飲み込んで笑顔を作ってしまう子なんですよね…でも本当はすごい気にしてるの。切ない…
さらに嫉妬回からの〜お風呂回!(嫉妬回2)
お風呂でも喬くん、ちょっとウザいくらいの束縛ムーブかましてくれます。
ですが、喬くんがモテ始めてることに不安を抱える西央くんにとっては、
その束縛がかえって安心させてくれるみたいで。よかったねええ
楽しそーにお湯かけ合ってキャッキャウフフする二人、もうたまりません。
さて一方、合宿に入ってから再登場の、峯岸一郎くん。
下巻で喬くんがサッカーボールをキャッチした際に横にいた子ですが、
あれ以来、喬くんのことが気になって気になって仕方ない様子。
どう見ても、恋しちゃってますね…喬くんに。
新たなΩ疑惑もある峯岸くんですが(読者目線)、
気になるのが、彼が喬くんの『匂い』に言及したこと。
「雨上がりの土みたいないい匂い」と峯岸くんは表現してますが、
取材班が入手した情報によれば、西央くんも、喬くんから匂いがすると証言しているのです。
「いー匂い。木とか土っぽい。ワイン?みたいな」(ビーボーイオメガバースフェア特典リーフレット1P漫画より)
喬くんのαフェロモンは土を思わせるアーシーな匂い、なのかもしれません。
そしてとうとう西央くんに二度目のヒートが…。
瞬時に察知し立ち回る喬くん。西央くんを守るため必死の表情がかっこいいよ…
αの能力もパワーアップしてますます人間離れが加速してます。
それから、あまりネタバレするのもな…と思いつつ、
皆さんもう喬くんパパ素敵って言ってるからいいよね?
上巻にちょろっと登場した際、ただならぬ包容力を感じさせつつ
ちょっとお間抜けなとこもチャーミングだった、喬くんのパパ再登場〜。
医師という責任ある立場でありながら、
大して話を聞きもせず息子の嘘の片棒を担いでくれちゃうのは、
織人くんのことを根本的に信じているからこそ、なんだろうな。
そんな懐の深さと、織人くんのルーツここかあ〜と思える天然キャラのギャップがまた良き!
で、これからどうなるのー!? …と引き込まれたところで以下次巻!
これ、全体の話の流れ的には、ほとんど進んでないと言っていいくらいでは?
なのに内容濃くて1冊の満足感すごいの!!どうなってるの!?
きっと喬家は、今後の展開で二人の秘密に深く関わっていくのでしょうね?
お父さんは医師、お母さんは元看護師ということなので(ドラマCDブックレット情報)、
体の変化について考える上で医学的知識のある相談相手として、
そして何より織人くんを育てた理解のある大人として。
さて、本編が終わったところで気になるのが、
前作上下巻は【エロ度:エロエロ】だったというのに、今回は…?という点。
話の流れ上まさかの【なし】!? と思いきや、、
書き下ろしで夢オチえっち収録♡(オチっつか最初から夢なのバラしてるから夢ネタ?)
こちら、勝手ながらmyベスト・オブ・対MEN the位に認定させていただきました…!
攻めの頭を抱えながら合体、尊さで即死death。。。。
次巻、想いが通じ合ってから初めてのヒートえっち(夢じゃない)に期待が高まります!
コミックス出るまでとても待てないので連載読みます。
修正は紙、シーモアともに白抜き。
あと蛇足ですが、上下巻のあとに2巻って件。
1巻が上下に分かれてるという、ラノベによくあるやつと解釈すればよろしいでしょうか。
電子書籍サイトで下巻が2巻、2巻が3巻扱いになってるのが地味にややこしいですが…
これ、全部で何巻になるか分からないからこうなったんだろうと期待しちゃいます。
描かれていないエピソードはまだいくらでもありそうですし、
何巻までかかろうが、余すところなく描ききって欲しいです。
何年でもついていきます。二人のことずっと見てたい!!