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女性融彬さん

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ミナハの天啓とは…

月夜先生が、是非読んで欲しいと仰っていた電子特典の書き下ろし『天啓』
こちらがどうしても読みたくて、紙は勿論電子でも本をお迎えいたしました。
“満月”という言葉に特別な意味を持たせた作品です。先の二冊では、エルンストとガンチェの満月を淡々と、でも情感豊かに描かれました。今回の一冊はティスとタージェスの満月が描かれました。環境も寿命さえ違う二人の思いの積み重ねと、相手を思う姿の可愛らしさに心を打たれました。そのタージェスの満月を補完、いえ完璧に描くために書き下ろされたのが『天啓』のお話です。
月夜先生の描く“満月”は、死だけではない、人生全てをどう生きたかを描いたものだと思うのです。
だからこそ、感動して涙が止まらなくなる、そんな物語なのです。
そこにミナハが連なる、『天啓』は大切な、素晴らしいお話でした。

壮大な叙事詩

数多ある、いにしえの神々の神話に連なる物語です。
ファンタジーと一括りにしては勿体ないと思うのです。神の思考は時に残酷であり無慈悲でもある。
神々の意思に翻弄されながらも、懸命に生きる主人公にエールを送りたいのです。

リアルへの追求

異世界転移の物語です。
ラノベにありがちな御都合主義の設定ではありません。無理やり連れて来られた世界で恐怖と絶望と憤りを感じる心がリアルに描かれています。
一人の人間の当たり前の感情・慟哭が描かれていて、主人公に感情移入してしまいます。
少しずつ周りの状況が見えてきて、この異世界で自分のできる事や生きる意味を見つけ出そうと足掻く、真摯な主人公を応援したくなります♡
そして、こちらの作者様は重厚な物語を描くことを得意とされています。緻密に練られた物語の背景を存分に楽しめること請け合いです。

二人で幸せになってほしい

まず絵が素敵ですよね〜♡絵のバランスと申しますか、エチチのシーンをロマンティックに読むためには、体位・体格・体勢がきちんと描かれていないと、のめり込めないので。また、勿論ですが表情もとても素敵です。更に後ろ姿でもその心情を想起させる表現力は素晴らしいと思います。虎+虎虎虎のシーンは見事としか言いようがありません!
はじまりは最悪、とお互いに思っていた二人ですが、そこから少しずつ楽しさや信頼を積み上げて行って、遂にここまで来た!という第三巻です♡♡

どちらも、おちゃめ

江戸川乱歩先生のパスティーシュです。とても愛に溢れています。
沙槻先生の代表作の一つ、溺れる闇と艶めく光にも出てくる明智先生の若い頃のお話、ではなく。
また違う明智先生のお顔を見ることが出来ます♡
小林少年をそばに置き、溌剌とした行動力の明智先生と、その明智先生の実力に一目おきながらも、何故か別の意味で気になってしまう怪人との攻防戦が、可愛いのです。今後がとても楽しみです(_ _)

下巻は一本の物語に

小林くんの体や周りに起こる一連の謎が解明されます。同時に速水さん自身にも不可解な現象が…汗
二人に対して最大の危機が訪れます。二人の間の絆を試すかのような、重要な事象が……。
お互いがお互いのためにと心も体も傷ついて、なお相手を気遣い、離れられない存在だと再確認する姿に涙が溢れます。
科学考証もしっかりなされていて、この時代において不思議のない設定です。いつの世でも軍事に利用出来そうな発見は争いのもと。
けれど、その発見がキッカケで二人が出会ったのも事実。運命とは本当に気まぐれなものだと思います。そして例え過酷な運命だとしても、出会った奇跡に感謝しかないのです。

主人公の人気ぶりにニヤニヤします

艶めく闇と溺れる光、続編です。電書も購入していましたが、紙本が切実に欲しかった作品♡
美しくまた官能的なエチシーンと、何より科学的な要素が大好き!謎を解明していくミステリーとのコラボは極上です。
個人的には同窓会のお話が好きで、小林くんの愛され度の半端なさに狂喜乱舞してしまいました。
彼を溺愛する速水さんの大人の魅力も、なのにちょっと嫉妬もしてしまう余裕のないところも楽しく読んでしまいます。
是非ともさらなる続編を望む物語です。

この恋のもたらすもの

因果は巡る。男はそれほどの罪を犯したのか?
愛する人に、ただ愛を捧げることを全身全霊で体現して来た男の人生。その人生をすら、自分で自身を責める、嗜虐することを良しとしてしまう。
その哀しさを癒やすために、そのことだけに腐心する主人公のヨセフ。人を愛することに慣れておらず、拙い言葉でしか想いを紡げない無垢なヨセフが愛した相手は、そんな男だった…。
そして、ヨセフに一夜の強烈な思い出と、報われない愛を抱えている男もいる。
ヨセフが愛する男とヨセフを愛する男。この二人の男の間にも浅からぬ因縁がある。
単純な三角関係では語れない。
それぞれの想いと、背負ってきた過去が、この恋によってどんな運命をもたらされるのか。
三人のリアルな人生を見届けてほしい。