タイトルの「BLUE」は、受けの主人公が大ファンのバンド名でもあるこちらの作品は、ゲイのギタリスト×ライブハウスで働くガタイのいい? DT(メガネ属性)のお話です。
とにかく、受けの雄っぱいがすごい!!
ので、攻めも思わず触ってみたくてウズウズしている良質雄っぱいが見どころの1つです。
ざっくりあらすじは、、、
受けの勤務先のライブハウスに、神様として崇めていたバンドがゲリラライブを開催。
終演後、推しのギタリストがボーカルと致しているところに遭遇してしまう。
すると受けが言葉足らずで、攻めにただ「好きです」と告白してしまい、ボーカルと満足ゆくまで出来なかった続きを求められ、身体の関係を持ってしまった、、、
という冒頭。
身体から始まったせいで、お互いがお互いの気持ちに対してずっと誤解して、すれ違い続けている流れがとてもよかったです。
そして、攻めが無自覚執着しているのも、とても良かったです。
個人的に、芸能BLの攻めは、仕事だとハイスペだけど、プライベートでの恋愛関係はクソで。
でも、受けに恋すると、囲い込みくらいの執着を見せるほど優しく愛でてほしいと思う腐の民なので、まさにどストライクな作品でした///!!
攻めが、本当に受けを大切にしまくってて、歌詞にまで感情が反映されていて周囲のほうが、受けに対しての感情気付いているのに、自らは恋に対してバブちゃんすぎて、無自覚なのも良きでした!
「俺のものにならないなら、いっそのこと(次から大きな赤字フォント)殺してやる」
と、帯に黒×赤×白抜きで描かれた煽り文字。
攻めの様子がおかしい作品大好きマンとしては、絶対に課題図書と思って、即購入しました。
で、、、
想像以上に共依存で、攻めの様子がおかしかったです。(褒め言葉)
その理由は……
①気絶した受けの指で、携帯の指紋認証を登録する
②なんとしてでも同棲生活に持ち込みたくて、幼い頃から飼っていたヘビを受けの部屋に放つ
③そして、そのヘビを受けの元カレがストー○ーだから放ったんだと嘯き、自ら殺す(翌日、業者が殺したことにする。ついでに家の中のものも全て業者に破棄させる)
④せっかく友達ができた受けなのに、LINEを無理やり削除し、孤立させる
⑤最後のページの攻めの表情が、とにかく怖い!
(というか、攻めによって殺されそうになっていた受け)
取り急ぎ、ざっくり5点挙げてみたのですが、どの項目も濃すぎる程の攻めの様子おかしさでした。
最初から最後まで攻めが狂気すぎて、とにかく様子がおかしいです。(まりあげは比)
けれど、そんな攻めにいつの間にか共依存していた受けもまた、どこか様子おかしいので(攻めほどではないけれど)、実はお似合いcpだと判明した結末でした。
ヤンデレな闇系な攻めがお好きな方は、絶対好きな作品と思いました!
すッッッ(溜めて)ごく糖度高めな3巻でした!!
先輩にデロデロに甘やかされて、愛され心くんは一つ成長していくわけで、、、
けれど、先輩には心くんには言えない秘密…というか、心配事がありました。
本気出すと性欲が強強すぎて、心くんを傷付けてしまいそうだという懸念です。
ううッッッ!!
1巻から読んでる読者としては、めちゃ贅沢な悩み、、、というか、そこは悩まなくて大丈夫じゃない??
と、中山と同様に思うわけで、、、
で、心くんも愛を覚えてめっっちゃ先輩のことを愛を持って考えるようになったし、えちの悩みでモダモダしてるのがとても可愛いすぎました。
あと、なんと言っても先輩の嫉妬強強問題も最高だったわけで!!
みんなの目に心くんのカワイイ変装姿を見せたくないとか、本当にギュン! としました。
ちなみに、トルソー浮気を先輩に目撃された件は、吹きました。
鉢野先生の発想、最高です!!
4巻も早く読みたいです!!(もっと甘くなるのかな??)
先輩のことが好きだけど、これ以上遊ばれたくなくて、わざと告白した上巻から先輩はどんな対応を仕掛けてくるのだろう、、、
と思っていたら。
なんと、姉に連絡先を聞き出していたのですね!!
――もうこれ、先輩ってば弟のこと大好きじゃない?!!
と、思ったまりあげは。
で、校門で待機している先輩で、はい! 確定ですね///!となったのですが、過去の先輩の態度が結局弟を不安にさせているわけで、、、
この辺りの理由もまた、暴かれていくわけでして、、、
そして、完全無欠な女王様な姉もまた、弟くんには過保護でした。
この理由が読者にだけ明かされる、そのさりげなさが良かったですし、先輩と付き合うようになった弟くんの成長も良かったし、先輩の弟くんへの囲い込みと実は初めて人と付き合うという、まさかの事実発覚もとても良かったです。
いや~攻めざまぁwwwwとかなく、普通に追って追われての恋模様と、ある意味登場人物すべてが救済されたお話、良きでした!!
タイトル通りのお話です。
なんでも優秀な姉と、比べられる弟。
ここに、最初は鉄壁な姉のほうを落とそうとアレコレ画策する、キングと呼ばれるイケメン先輩が、やがて弟のほうを落としにかかるが、最終的には自分のほうが落ちてしまった??(…という認識でおkですよね?!!)という上巻。
ちなみに、先輩は落とす過程を楽しむだけで、自分の手中に落ちてくると、途端に釣った魚に餌をあげず、飽きてしまうタイプ。
また弟は、いつも姉に美味しいところを持っていかれ、嫌な思いをしてきたので、今度こそ先輩とのことは傷つきたくないと。
先輩への恋に落ちたはずだったのに、これ以上遊ばれたくなくて、わざと先輩へ気持ちを伝えて逃げ出す弟くんが切なかったです。
ちなみに、姉の恋人は女性。
弟くんの恋愛対象は、男性。
そして2人の父親は幼い頃に蒸発し、母親は早く孫がみたいと言っている。
生まれ育った環境にも振り回され、一体この弟くんが先輩とどうなっていくのかが、とても楽しみすぎる展開でした。
先輩もざまぁwwww展開になるのかな??
とりあえず下巻読んできます!!嬉々
最近、新刊が怒涛の勢いで発売されているイズミハルカ先生。
どの作品も腐の民の琴線に触れる、センシティブBLに萌えまくっていましたが、その最新刊はなんと三角関係でした。
しかも、主人公の怜は1カ月前に酔っ払って屋上から転落した結果、記憶喪失となったモデルのレイスでした。
1ヵ月ぶりに家へ戻ると、見知らぬ青年が家に入って来て、恋人だと怜に言います。
この青年、年下の大学生で黒田と言い、出逢いは黒田のバイト先の前で、偶然怜が雨宿りしたことだったそう。
一方で、別の男も登場します。
怜の写真集を撮影したこともあるカメラマンの堂島です。
こちらも怜と恋人だと伝えてきて、、、?!!
記憶喪失前の怜は、噂で聞くとトンデモなく傲慢っぽいのですが、それでもモデルとしては一流。
記憶が戻らず新たにモデル活動を再開することとなった不安な怜。
帯の煽り文字だと、2人のどちらかがウソをついてる…とありましたが、なんとなくウソじゃないような気もするまりあげは。
タイトルの通り、記憶を失くす前の怜自身がなにやら闇を抱えていそうな感じがしました。
しかも恋人と名乗り出た2人とも、タイプが違うのもなにやら理由がありそうで、、、
その理由など、続きが早く読みたくなるミステリアス展開でした。
そして、怜の記憶が戻るのかも気になるところです!
国民的アイドルグループの理玖が、ファンで自分のことを推してくれているリーマンの瑞希が自分と恋人になってくれるよう、まずはアレコレ画策して義兄弟となったお話の第2巻です。
恋人となり、2人だけで住むことになったところから今回はスタートします。
で、久しぶりに客席でツアーファイナルを観に行った瑞希。
その後、楽屋へ来てほしいと理玖からメッセージが届き、向かうとそこにはメンバー全員が。
ほとんどウェルカムムードでしたが、1人だけあまり対応がよろしくないメンバーが、、、
理玖とグループ内ツートップと呼ばれている、ケイトで。
けれどこのケイト、最初は理玖の相手が平凡な瑞希と知って反対しますが、次第に瑞希のことを、、、♡
1巻同様、先が分かってしまう流れなのですが、それでも攻めの執着や、受けが攻めの芸能人としてスキャンダルに巻き込まれる流れに心穏やかになれず、モヤモヤする流れに、とてもキュンキュンさせられました///!!
はあ!やっぱり芸能BLは良きですね(◜ᴗ◝ )♡
ペアリングネタや、誕生日ネタもとても良きでした!
なかなか難しかった下巻です。
そして、蛍“A”と蛍“B”の時間軸でハラハラさせられた展開でもありました。
未来が視える晶は、血塗れで倒れていた蛍が無事であったことを知り、まだタヒんではいないのだと察します。
一方で、掴まってしまって消息不明の晶もまだ生きていると確信した蛍。
2人はまさにニコイチなんだなあ、、、と実感するとともに、これは上巻から間髪入れずに読んだほうがスムーズに読めた作品だったわ、、、
と、気付くまりあげはでした。
(蛍のA、B問題の復習が必要だった汗)
というか、蛍がどういう状況で刺されてあの家へ戻り、しかもそもそもどうしてあの家に住んでいたのかという一連の流れが、すべて伏線回収された瞬間の衝撃たるや!!
そして特殊能力持ってると、2人が致すタイミングまで視えちゃって気恥しかったですね!!笑
アノマリーとは、「変な」とか、「異質な」なんて意味があるそうです。
たしかに上巻の左上のイラストを見ると、なんだか不穏な様子が窺えてしまいます。
実際、10年ぶりに再会した主人公の幼なじみが血塗れで倒れているなど、ショッキングな冒頭だったりします。
ちなみに、主人公の晶には幼き頃から「未来を見る力」があり、またその従兄弟である蛍には「過去を見る力」が備わっていた。
異質な力を持つ2人は、当然苦労してきたわけで、、、
けれど、お互いがいればその苦労も乗り越えられてきたはずだったが、あるとき、未来を見ることができる晶が、蛍とのキスを見てしまい、戸惑いから避けるようになってしまい、、、
その間に一体、蛍になにが起きたのか。
実体のない、けれどまだ亡くなっていない「A」とする蛍。
実体のある、けれど連絡の繋がらない「B」の蛍。
オチがどこにあるのか。
周囲をも巻き込んで謎解きのようなハラハラドキドキ展開が、とても面白いです。
しかも、晶は命狙われてる?!!
上巻だけでは全く予想のつかない壮大なる? アノマリーストーリーに、読み手が面白さに震えること間違いなしの1冊でした!!
αの花嫁番外編のSSと同日発売の「キス泥棒」は、サブタイトルに「共鳴シリーズ」とあって、弟たち2人のお話が全部で4編収録されていました。
どちらも短いお話のため、もっとそのお話!!読みたいよーー泣
という現象に陥るくらいぎっしりと旨味が詰まったSSでした。
◆「キス泥棒 共鳴発情」…本浄のお初を2つもいただいた煌騎。うっかり寝ていた本浄の唇を見て抗えず、キス…してしまったが、、、
◆「瀬尾涼の刑事一係日誌 共鳴発情」…瀬尾視点で描かれる、本浄と煌騎のお話。
◆「αとΩとオムライス 共鳴発情」…非番の本浄の家にご飯を作りに来た(道具持参)煌騎のお話。
◆「サマーデイズ 共鳴熱情」…隠れオメガとなって以来実家へ帰省する一紗。きっかけは、ゼロがご挨拶へ行くからで、、、というドキドキ緊張ストーリー。
どのお話も短編なのですが、ときに濃密えちもあり、ときに甘Love展開もありつつで、たっぷりゼロと煌騎たちのcpが楽しめます。
個人的にとくに好きと思った作品は、表題作とサマーデイズでしょうか。
いや、オムライスの上に煌騎が書いた2人のアルファベットエピソードも捨て難いですね!!(グチャグチャにされたところまで愛おしい✧*。)
瀬尾視点のお話も!!
とりあえず、共鳴発情と共鳴熱情ファンは課題図書と思う1冊でした。
岩本先生、、
1月4日に首藤兄弟のファンを熱狂させた罪な作家様です。
ですので、心から全力でありがとうございました!!!!(と、最敬礼するまりあげは)
続き、またお願いいたします!!(図々しい)