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マスターレビューアー ソムリエ合格

女性まりあげはさん

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シリーズの攻め様のなかでは、一番溺愛率高めな年下寡黙攻め♡

リブレスポーツシリーズ三作目です!!

同期、幼なじみときて、今回は大学時代のバレー部の後輩×先輩です♡!
もう、信頼関係の基盤が学生時代のバレーのポジションからできてる尊さよ!!


そんなお話は、スポーツメーカー営業部の先輩である水谷が、ひと月前に彼女にふられ、同棲生活が解消された。
別れたことで無力感を覚え、体調不良でふらついた水谷を、後輩の九条が介抱する。
その際、九条がカレーを作ってくれたが、そのカレーがまさに水谷が学生時代大好物だった寮の「常勝カツカレー」そのものの味で、、、

卒業後も忘れられなかったその味のレシピを聞きに、寮へ行ったが分からなかったそのカレーは、まさかの九条が作っていたものだと判明する。

同時に、九条からキスされて――

という冒頭。


タイトルに「寡黙」とつくほどなので、過去二作の攻めと比べ、本当に寡黙でした。
が、動作や視線、表情で愛を語る攻めと言いますか。
まさにタイトルの「攻略」の部分と言いますか。

無言で、Loveの圧をかけてくる秘めた執着愛攻めと言いますか、、♡


常に、視線が水谷を追ってて、めちゃ好きじゃん…♡っていうのが分かりすぎて、さすが猫野先生の攻めだ…!と、興奮しました。

そして今巻、攻めも受けもいい感じにお互いがフォローしあっている姿は、さすがチームスポーツのバレーをやってきたからでしょうか。
基本、攻めの溺愛が過ぎるのですが、受けも受けで攻めを年上の優しい包容力で仕事のときなどサポートしていて、いつになく執着攻めが柔らかく(過去二作と比べて)感じ、
猫野先生のこんな攻めもイイ♡!! という印象を受けました。


で、描き下ろしに水谷の元カノ視点でのお話が。

賛否両論ありそうですが、個人的には九条がずーーーっと水谷のことを好きで、寡黙ななかでずっと水谷へ熱視線を送っていた執着ぶりが窺えて、とてもニマニマしてしまいました。

が、女性出てくるのが苦手な方はご注意を!!


過去作のcpも登場して読み応えたっぷりで、次回作はいったい誰が主役になるの?!!
と、アレコレ読みながら勝手に妄想するのも楽しかったカレーか食べたくなる一冊でした!
(ちなみに、次回作があるかどうかは決まっておらず、勝手にまりあげはが脳内で妄想しただけですので、誤解させてしまった方、すみません!切腹)


関係をオープンにしたい受けと、じゃない攻めの行方は、、、?!!

自動車整備士をしている熊沢と、人懐っこいワンコ系配信者の晃一との同棲編です!!


もうお表紙のアングルから、熊沢の過保護ぶりが発揮されていますね。
個人的には、あの全身から放つ執着オーラと、目付きが堪らないです!(勝手な解釈失礼!!)



で、冒頭。
晃一に関しては、心配性で過保護な熊沢の弟が、まさかの中哉だったと判明した件について。
思えば、あまりいい印象ではなかったファーストインプレッションなどが似た者兄弟だと、晃一は振り返ってみたり、、


今巻では、熊沢が家に帰らなかった理由などで起こった価値観のすれ違いや、晃一ストー〇ー事件、そして熊沢兄弟久しぶりの対面など、Love面以外のドキドキ展開もありました。


とくに、晃一ストー〇ー事件の根源となった同級生女子の異常さはおかしすぎて、
これ…晃一…大丈夫なの?!! 汗
と、読み進めながらだいぶヒヤヒヤしましたが、過保護熊沢の執着レーダーが強強すぎて、勘鋭いのさすがだなあ///と、ニンマリしました。


で、過去のトラウマからゲイであることを明かしたくない熊沢。
対して、恋愛にポジティブでオープンな晃一との考え方の違い問題の結果にも、まさかの熊沢がハードルを乗越え、ストー〇ーへの宣言に拍手喝采したまりあげは。

そして、このお話であれこれと悩んで考えて出した、最終的な晃一の熊沢への想い。
動画での発表。

同棲したことにより、お互いがお互いの影響を受け、成長したこの一冊に感極まるものがありました。

終盤の、熊沢兄から弟へ年末年始のメッセージ送るあのシーンも、なんだかじーんとクるものが。

俺たちは恋人に向いていない、というタイトルでしたが、最初こそそうだったかもしれませんが、今では相乗効果で周囲(熊沢弟とか)にも良き影響を与えた、よき恋人同士となったのではないでしょうか。

そう感じた続編でした!!

眼福すぎる!! ナニが! とは言わないですが♡!!

続編お知らせの報を知ってから、ずっとこの日を待っていました!!

season2では香さんの娘、海香が海外留学へ行くことが決まり、そして司之介くんが前巻で脚本を担当したドラマの特別編の制作が始まり、新たな若手監督を迎えることなり、、、
と、今回も冒頭から波乱万丈な予感が!!

でも!
でも!!
相も変わらず、香さんのドフェロモンが最の高すぎて、、
というか、episode15の見開きお表紙からさっそくフェロモン全開すぎて、クラッとキたまりあげは!! お父さん、衰えるどころかパワーアップしすぎですが!!真顔

もちろんお仕事要素も強く、前巻のドラマで賞をもらった香さん。
そして、ノミネートはされたけれど結局なにも獲ることができなかった司之介。

そして、まだ若手なのに監督として申し分ない能力を発揮しまくる坂場に影響され、もがきあがき奮闘するが、かえってそれが香さんを心配させて、、、


髪切った司之介がめちゃ可愛いのと、一生懸命頑張る健気な姿も可愛くて、もっと香さんがキミに夢中なのに気付いてぇぇええ!!
と、絶叫したくなったまりあげは。

でもって、あの手作り指輪に彫られた言葉がネ申すぎて、爆笑した次第。

天才すぎやしません?!!
何度大笑いしたことか!!(超絶褒め言葉です)


池先生のコメディセンスと汁だくえちの絶妙具合よ!!

お父さんな面の、香さんも哀愁漂わせてて、ただえちとギャグだけにふりきった作品に、今巻も大変読み応えのありましたステキな作品でした!!


あのとき、恋をしていたんだと気付いた攻めは、、、?!!

高校時代、キス止まりの曖昧な関係だった攻めの隼人と受けの律。

卒業以来、疎遠になっていたふたりが、偶然仕事で再会し、受けを好きだと自覚していた攻めが、受けと接点がほしくてアオハルの再来を提案するが、、、?!!
という、キラキラしたお話が始まりそうな冒頭。


このお話、とにかく最初から最後まで尊いんです!!

再会してすぐに、昔と同じで受けにキスしちゃう攻めなのですが、これは昔と違って「好き」という自覚あってのことで、想いをさりげなくぶつける尊さ。

また、そんな攻めを部屋に寄せた受けも、攻めのことを大好きすぎて誰とも致してないし、むしろ高校生当時、攻めからもらったモノはどれも大切にして、いまでも家に飾ってたり、引き出しのなかにしまってるくらい想い続けている一途さが、大変良き良きでした。


でも、両片想いでもそう簡単にはふたりは結ばれなくて、、、


告白するぞ!
って攻めが決めた途端、アオハル終了のお知らせを受けに告げられ、これで最後になるの嫌だ!
と、先手打つ展開が、まさにアオハルだァァァ!!
と、両手で顔を覆ったまりあげはさん。

ふたりの身長差もいいし、受け視点で語られた、攻めの気遣いが実は受けを苦しめていたという切ない暴露にも、ギュッと胸が締め付けられ、アオハル…だァ…と、呟きたくなったり、、、

お表紙の背景の青空もまた、ふたりの笑顔を際立たせ、よりアオハル感を演出してますし、
すべてが良!!


はたして、そんな大人のやり直し青春の結末はどうなったかというと、、、♡?!!


宮田先生って、さりげなく読み手をキュンとさせるアオハル描写が小出しにあって、良い意味で心臓に悪いんですよねえ!(超絶褒め言葉)
ですので、未読の方がもしいらっしゃったら、このキュンを体感していただきたいです。

めちゃ尊…✧
ってなること間違いなしですよ!!




ド執着攻めがさらにパワーアップした完結巻!!(寂し涙)

分離不安症になってしまった狼谷。

その想いが強すぎて人見自身も獣化症となってしまってからの今巻冒頭。


激しく交合うわけですが、狼谷は謝罪の念しかなく、これからなにを人見へ返せるか、ひたすら考えていくわけで、、、


受診した帰り、狼谷が人見へ謝罪しつつも想いを告げます。

「俺以外は全部…諦めてくれない?」と。

この瞬間、全まりあげはが、ド執着攻めキタァァァ!!!
と、大興奮。
できないバク転を五回キメたくなったくらい、それでこそ執着溺愛攻めの覚悟よ!!
そして、それに応える受けの相思相愛ぶりよ!!
最ッッ高ッッすぎるッッーーー!!!!


しかもその後も、受けから出ているフェロモンが気になりすぎて、発狂しそうになる攻め。

心配症すぎる狼谷に、思わず某男性二人組グループのあの名曲「〇のかたまり」の歌詞を思い出してしまった(おい!)まりあげはでした。


四日間の出張に、匂いしみついた人見の肌着を持っていくとか、もうそんなことはデフォの執着条件にしか見えないほど、狼谷の執着ぶりが最高の三巻にして、完結巻でした。

これで終わってしまうの、、、寂しすぎる、、、

くぅぅ!
2025年、ド執着攻め部門上位入賞間違いなしだというのに!!
もっと狼谷の行き過ぎた執着ぶりを拝みたかった、、、(2025年の心残り←早い)


ちなみに、紙コミックスの〇頭球はうっすらトーンで輪郭ありなので、えちえちですね///と、ニンマリいたしました♡爆



で、立場違いの恋の覚悟は決まったのか、、、?!!

人気俳優と地味メンリーマンの再会Loveです。

攻めが芸能人設定大好きマンなので、単話配信が三話以降配信になったときは、二話で終わりかと思っていたので大興奮していました。

そんなお話が一冊にまとまったわけですが、電子配信四話+描き下ろし収録。


しがないリーマンのたいらーが、高校時代に後の人気俳優となる瀬良千秋と同じ演劇部で仲良くなり、やがて恋人同士となります。
DDだったたいらーは、俳優として活動する千秋と同棲していたが、ある日、千秋が撮影で遠征している間、千秋の事務所の人たちから千秋の恋人が男だと知られるのはマイナスだから、、、
と、手切れ金を渡され、別れを促されます。


そんなことも露知らずの千秋。

帰宅したらもぬけの殻状態にびっくり。

その前から連絡が取れなかったのは、このせいだったのかとテーブルに置かれていた大金から、事務所の人たちがたいらーに別れを勧めたことを察してしまう。


それから数年後。

しがないリーマンとなったたいらーは、同僚の女性に誘われ、千秋の舞台挨拶に行き、まさかの最前列に。
当然、千秋はたいらーの存在に気付き、、、
という冒頭。


平凡リーマンが、キラキラ俳優に愛される。

この設定が大好きすぎるので、正直もっと長尺で読みたかったなあ!
と思うくらいには、大好きな作品でした。


この先は、大いなる結末ネタバレとなってしまいますが、、、(自衛などご注意を!)


ふたりともそれなりに社会に揉まれ、大人になったことで、以前は別れるしか選択肢のなかった関係が、千秋がたいらーとの関係を続けるために、独り身でいる演技をすると宣言。

その覚悟から、たいらーも断ろうとしていた復縁を了承どころか、告白します。(このコマというか、場面はハイライトと思います!)


時が経ったからこそ、今度はお互い大切に関係を持続させられる努力ができる。
そんなふたりの恋の成就を喜びつつ、もっと恋人編が読みたい!
と、切に願ってしまった今作でした。


ちなみに、コミコミさんの小冊子も甘々で良かったなあ♡







叶わぬ騎士の夢 電子 コミック

Sujin Kim 

攻めである皇帝のド執着が最高すぎる!!

四年前、イアンはカリヤンを皇帝の座につかせた。

それまで、カリヤンの性○処理係を務めていたイアン。
皇帝となったことで皇妃を娶ったカリヤンの前から、役目は終わったと姿を消してしまう。

が、三年後。
イアンの兄が処刑されると聞き、慌ててカリヤンの前に姿を現したイアンだったが、寝たフリをしていたカリヤンに迫られて、、、
という冒頭。


タイトルの「叶わぬ騎士」とは、もちろんイアンのことなのですが、イアンの夢とはひとり田舎を静かに旅することなので、絶対に叶いません。

というか、カリヤンがイアンに執着していて、皇帝になった途端に消えたイアンを探すため、ありとあらゆる手を尽くしましたが、まったく見つからず、、
という、受けであるイアンのことを、大好きすぎるエピソードが、執着攻め好きとしては最強に大好きすぎる展開でした。


そもそも、カリヤンの皇妃は、イアンの兄の元婚約者。
三年後に戻ってきたときには、お子もいて(イアンにそっくりの皇子)、でもイアンしか見えてないし、イアンが傍を離れようとするのを怒るし、自分に不利なことをしようとするとすぐにイアン兄のクビはないと脅したり、、、

そこまでして執着してるのかーーい!
と、歓喜の悲鳴を上げ、気付けば全九話を完走していたまりあげはさんでした。


ちなみに、皇妃が出てきますが、元々はイアンの兄の婚約者です。
ふたりの間のお子がいますが、この子はカリヤンと皇妃のお子ではなく、、、
というのは、BL展開的にお約束ですよね?!!


受けが、他の男との前では攻めになっていたりしますが、受けとして溺愛されまくるのはカリヤンの前でだけなので、ぜひそういった設定が苦手じゃない方は、トンデモないくらいイアンに執着するカリヤンのBIGLOVEを最後まで見届けていただきたいです!


ちなみに、本編終了後の番外編のカリヤンの、イアンへのベッタリぶりは最高に良き良きなので、そこだけでもぜひ読んでいただきたいです♡


全ページフルカラーで、画がきれいです!

タイトル末尾の「0」とは、、、?!!

てっきり続編かと思っていたら、今回は「0」ということで、ふたりの出逢いなどを描く前日譚的な意味合いの「0」でした。

密里視点から描かれた、両親を亡くしてからフォークの葵と出逢い、葛藤の末、仲を深めていくエピソードに、
密里はあのときこんな風に感じていたのか、など、本編からでは今ひとつ把握しきれなかった細かな心理描写が描かれており、なんだか個人的には意外性を感じたお話でした。


そして、葵視点から見た密里Loveな番外編。

「シュガーケージ」という、先輩の密里を好きすぎるが故に、幼い頃、密里を舐めたという犬にまでバース性がありフォークで、すでにその頃からケーキとして密里は覚醒していたんじゃないか、、
など、疑心暗鬼になっていた葵の執着ぶりが微笑ましく、これぞいつものかわきずだなあ…///!
と、頷きながら読ませていただきました。

また、巻末にはCDの収録エピソードもあり、読んだことで音声作品の解析度の上がるレポートだったのではないでしょうか。


早く続編も読みたいですが、たまにはこうやって過去のエピソードを別視点から掘り下げて、
あのときあのキャラクターは、こう思ってたんだねえ! と思えるストーリーも良きと思った「0」エピソードでした。


ちなみに紙コミックスでの修正は、白短冊でした。





身分差BLかと思いきや、、、?!!

TLに流れてきて試し読みし、身分差好きだし、面白そう♡
と思って即ポチっとしてみました。


お話としては、
誰に対しても分け隔てなく接する御曹司の亜蘭が、大学の構内でボールにぶつかり倒れてしまう。
すると、そこへその原因を作った男、昴がやって来て謝罪する。
瞬間、亜蘭の身体に衝撃が走り、そこから昴と少しでも接点がほしく、周囲をうろつき始めますが、すげなくされて、、、
という冒頭。


亜蘭が悪ぎなく、昴と仲良くなりたいがために、昴のことを想ってプレゼント攻撃を仕掛けるのですが、家庭環境が複雑で自活し、生活苦しい昴にとってその亜蘭の好意はお節介でしかないのですが、
途中、まさかの亜蘭の親の会社が倒産。

一夜にして金持ちから貧乏へと転落し、住む場所も変わり、なんと偶然昴の住むアパートの隣へ引っ越してくるという、
まさに起承転結だったら、「転」すぎる展開に。


果たして、お隣同士となったふたり。

昴のバイト先であるラーメン屋で、バイトが欲しいから誰かいないかと尋ねるあのくだりに、
もしや、亜蘭が一緒にバイトを始めるのかなあ、、
と、薄々勘繰っていましたが、
まさかの御曹司から貧乏人になってしまったが故に、収入が必要でという展開で始めるとは、
さすがに予想していませんでした。

生活力のない亜蘭に、昴はバ先でも家でも亜蘭を放っておけなくて、、、
また、マイナスのイメージだった亜蘭が、本当はイイヤツだと気付き始め、、、

知らず知らずのうちに、亜蘭の人柄に惹かれていった昴。



で、
亜蘭が御曹司でなくなったことで、それまで周囲にいたセレブの友達たちは、肩書きだけをみていただけの付き合いで、離れていってしまいました。

が、
かつて亜蘭に危機を救ってもらい、恩があるという人物が金塊や、亜蘭が友達だと思っていた人たちに贈っていたプレゼントなどを回収し、持ってくるという救いのスカッとジャ○ン(古いネタですみません!)的展開も。

それから、幼い頃に亜蘭へ求婚し、今回亜蘭の危機を聞き付けやって来た、超金持ちである石油王の孫の理陽斗。
プロポーズされ、昴のことが好きな亜蘭は断ります。

ですが直後、昴の高校時代からの友達たっつんから、昴のことを好きだから離れて欲しいとお願いされてしまいます。


併せて、理陽斗から御曹司時代にずっとお世話役を務めてくれていた爺やが、身よりなく孤独に田舎で暮らしていることを知り、自分が理陽斗と結婚すれば、なにもかもがうまくいくのでは、、、?!!
という思いが過ぎり、、


そんなとき、就職が決まった昴。
遠方へ行くこととなり、亜蘭にも着いてきてほしいと告白しますが、、、




とにかく、タイトルの御曹司にとらわれすぎて、身分差BLめっちゃ好き♡
などと、軽い気持ちで読むと(それは、まりあげはだけ!)まさかのスト重で、後半はその急展開と亜蘭の人柄の良さに、切なさで胸がギュッと押し潰されそうになります。


良い意味で、冒頭と結末で裏切られるBL。


お表紙の攻めが持つ花束も、結末まで読むと、本当にすごくお話が練られていて、そこで今度はそっちが花束出してきたァァァ?!!
と、ひとり興奮したまりあげはでした。



少しでも興味を持たれた方は、読んでみては如何でしょうか。

リューカの焦り顔が、ふたりのすれ違いぶりを物語っている?!!

同性同士の恋愛や結婚が認められてい国を舞台にした、王族の遠戚にあたるラエド家の子息ジャルダークが、友達兼付き人のアマルに片恋しているジレジレ距離のお話です。

というのも、アマルはジャルダークの言うことは、すべて「いいよ」で、受け入れてしまうからだ。


はたから見ると、付き合っていると思われているふたりだが、それはジャルダークが周囲にそのような素振りを見せ、牽制しているからで、、


「いいよ」じゃなく、
「ジャルダークが好きだから」と、アマルに言わせたいジャルダーク。
帯にもある通り、
とにかくアマルを好きすぎるが故に、
攻めて! 攻めて! 攻めまくります!!

が、えちな展開になっても、その後はいつも切り替えが早く、甘い展開にはならずで、、、


一方、アマルは、、、
というと。

ジャルダークのことを好きになっていましたが、身分差故に、恋人などありえないと自分に言い聞かせ、距離を置いたり、自制していて、、、

という、完全なるすれ違い片想いが、焦れっ焦れで最ッツ高ッツデス!!(鼻息荒い)


そして、ジャルダークとの距離感に焦ったアマルの両親が送り込んだ? 親戚のリューカ。
当て馬ポジション…かと思いきや、なんだかんだふたりが両想いであることに気付き、
けれど、たいそうふたりが関係を拗らせていることにも気付き、ふたりの後ろでタジタジになっているリューカが、個人的には好きでした。


で、最終的には、アマルを襲った命の危機によって両片想いが、両想いとなるのですが、、、♡!


グイグイくる攻めの好意に、なかなか気付かないどころか、自制しちゃう受けちゃんが、めちゃカワイかったですし、攻め報われろーーー! と吠えたくなる身分差BLでした!


身分差、すれ違い拗らせ両片想い、褐色肌、当て馬がタジタジしちゃうお話がお好きな方には、オススメです♪